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Sideline (てらこや新聞129号 かめいのコーナーより)

*「てらこや新聞」129号は、2015年12月15日に発行されました。

“Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not stop questioning.”
「過去から学び、今日を生き、未来に希望を持つ。重要なことは疑問を持つことを辞めないこと。」


アルバート・アインシュタインの言葉です。2015年8月号「てらこや新聞」125号のまえがきに使いました。

今年は・・・
1月号 118号に Laugh and be fat. (笑う門に福来る)

2月号 119 号に Art is long, life is short. (少年老い易く 学成り難し)

3月・4月合併号 120-121号に Boys, be ambitious! (少年よ、大志を抱け)

5月号 122号に Every cloud has a silver lining. (待てば海路の日和あり)

6月号 123号に Despair makes cowards courageous. (窮鼠猫を噛む)

7月号 124号に When one door shuts, another opens. (捨てる神あれば拾う神あり)

9月号 126号に It is no use crying over spilt milk. (覆水盆に返らず)

10月号 127号に Where there is a will, there is a way. (為せば成る)

11月号 128号に We understand things through experience. (馬には乗ってみよ 人には添うてみよ)

12月号 129号に Love the life you live. Live the life you love. (自分の生きる人生を愛し、自分の愛する人生を生きろ)

を使いました。

全て、その月、その月に考えたことから、思いついた言葉や、その月に出会った言葉たちです。

8月号のまえがきにとりあげたアインシュタインの言葉は、高校1年生の教科書に出てきます。

昨日から学ぶこと
今日を生きること
そして、明日に希望を持つこと
そして、疑問をもつことをやめないこと。

セットで、学びにつながっていくはず。「今を楽しく生きること」は大切なことだけれど、今を楽しく生きることをずっと続けるためには、「過去から学ぶこと」「未来への希望」のために今努力すること―そして、疑問を持ちながら生活することが必要だということ―

最近、私たち大人たちが忘れていませんか。

今年の反省を新しい年につなげていきたいと思います(^_^)v

(Y.K)
by terakoya21 | 2016-01-09 09:56 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞96号 かめいのコーナーより)

“What can you do to promote world peace?  Go home and love your family.”
― Mother Teresa


「あなたが世界平和を推進するためにできることですか?家に帰って、家族に愛を注ぎなさい」
―マザー・テレサ (訳亀井好絵)

中学生の英語の教科書にも登場するマザー・テレサは、キリスト教の修道女で、1997年に87才で亡くなるまでインドで貧しい人々を助ける活動をされていました。マザー・テレサが来日されたときに、おっしゃったという言葉―英語のものがわからないのですが―が私の人生には大きな影響を与えています。

それは…

マザー・テレサのお話に感動した学生たちが、カルカッタにボランティアとしていきたいと申し出たときのマザーの返事です。

「わざわざカルカッタまで来なくても、あなたがたの『周囲のカルカッタ』で働く人になってください」

(「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」 マザー・テレサ 渡辺和子訳より)

私は、この言葉と、私が高校留学時に学んだことから、私は、日本にいて、松阪にいて、初めて「世界平和のためにできることがある」と信じています。

今、日本では、地に足がついていない夢を―いつまでも目標にかえられない夢を持ち続け、現実を見つめ、自分が今いる場所で、自分のできることから始めていくことができず、途方にくれている若者に出くわします。

そんな若者に、言いたい…

目の前の現実を見つめ、そこから始めよう…足元から歩を進めよう。

周囲のカルカッタ…皆さんの周りにもあるのですから。遠くを見ていても、最初の一歩が踏み出せないのなら、それは、方向が違っているのだと私は思います。足元、身近な周囲から一歩を踏み出してみてください。
そして、「世界平和のためにできること」は、まず「家族に愛を注ぐこと」から…また…

「真の愛は痛みを生む原因となります。
イエスは、ご自分の愛のあかしとして十字架上で死なれました。
母親も、一人の子供を産むためには、苦しまなければなりません。
もしあなた方が本当に多大に愛し合っているなら、犠牲を厭うことはできないはずです。」


(「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」 マザー・テレサ 渡辺和子訳より)

周囲を見回してみてください。

(Y.K)
by terakoya21 | 2013-03-30 14:30 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞89-90合併特大号 かめいのコーナーより)

~ あれから11年 ~

また9月がやってきました。9月は、いろいろな意味で大切な月ですが、11年前の9月は、私の人生観を大きく変えました。

9・11-今年の11年目の記念日…日本の報道のあまりの小ささに愕然としながらも、生徒たちに「今日は何の日?」と聞くと…高校3年生諸君は、一応…「アメリカ同時多発テロのあった日」と答えてくれました(ただ、ツインタワーに2機飛行機が突っ込んだだけで、『同時多発』だと思っていたらしいけれど…)。

そこで、その前から9・11について何かを書く気でいたので、報道の小ささに思いたち、発売当時に購入し、つらくて、全部見られなかったDVDを見きり、紹介することにしました。

「11’09”01 SEPTEMBER 11」

監督:ショーン・ペン(アメリカ)・ケン・ローチ(イギリス)・今村昌平(日本)・ダニス・タノヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(メキシコ)・クロード・ルルーシュ(フランス)・アモス・ギダイ(イスラエル)・サミラ・マフマルバフ(イラン)・ミラ・ナイール(インド)・ユーセフ・シャヒーン(エジプト)・イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ)(2002年 フランス)

11ヶ国、11人の映画監督が製作した9月11日の事件に対する自分たちのメッセージを込めた【11分9秒1フレーム】の映画集です。

どの短編映画も考えさせられるもので、必ず、その中のセリフや映像が心に残ります。

最初のイラン人監督サミラ・マフマルバフの作品では、無邪気な子どもたちの表情と子どもたちが見上げる煙突から出る煙、※ブルキナファソ人監督の作品の中の子どもたちの表情…

ショーン・ペンによる作品の老人の住む暗い家が、WTC(ワールド・トレード・センター)ビルの崩壊により明るくなるシーン…花が咲くことを喜ぶ老人も、その光により妻の死をようやく実感する…。

インド人監督ミラ・ナイールの作品では、アメリカ在住のイスラム教徒のパキスタン人で、たまたまそこにいたから、救助に駆けつけ犠牲になったのに、WTCにいる予定ではなかった人で、イスラム教徒だというだけで、テロリストの仲間ではないかと実名で報じられ、その後、救助に駆け付け、亡くなったことがわかるとヒーローとして扱われた青年の実話をもとに、葬儀で母親が語ったスピーチを取り上げています。

「もし、当たり前のように人を助ける優しい子に育てなければ、この子はまだ生きていたかもしれない」―私の育て方が間違っていたのか…。

―テロリスト扱いされたと思ったら、次はヒーロー扱いという世の中のあり方に疑問を呈し、また、それでも、愛する人を失った人々は―特に親は―自分に何の非がなくても、自分を責めていく―親の心を思い知る場面です。

そして、メキシコ人監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは、真っ黒な映像の合間に、ビルから落ちる人々の映像を入れ…最後に光の映像とともに、私たちに問いかけます。

― Does God’s light guide us or blind us?―
― 「神の光は私たちを導くのか、それとも目をくらませるのか。」―

今年の9月11日は、同時多発テロの11年目の記念日(2001/9/11)であるとともに、多くの犠牲者を出した、チリのクーデター(1973/9/11)から39年目の記念日でした。そして、東日本大震災(2011/3/11)から1年半、またボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニツァの虐殺(1995/7/11)から17年と2か月です。

「物事」にはいろいろな視点があり、世界中の国々にいろいろな事情がある―世界的に唯一無二の善悪の基準や正誤の判断があるわけではなく―それでも、人の命が、失われ、愛する者たちが苦しむということには、皆心を痛め、そこから何かを学ぼうとしている―という共通点がある。…また、この事件は、世界を大きく変えてしまったということは間違いない。

「毎日、人は何かを喪失し、それには哀しみが伴う。どのように今日という一日を平和に過ごすのか、どうすればよりよい明日が訪れると信じることができるのか、それが常に問題なのである。」(ショーン・ペン)

起こったことやこれから起こることを憂い、哀しみながらも、そんな希望と勇気が持てる一枚です。よろしければ、皆さんもご覧下さい。

最後に―イギリスのケン・ローチ監督による作品の中に、あった言葉を紹介します。

―“Hope has two beautiful daughters. Their names are anger and courage; anger at the way things are, and courage to see that they do not remain the way they are.” (by St. Augustine)

―希望には、2人の美しい娘がいる。彼女らの名前は「怒り」と「勇気」:現状に対する怒りと、その現状がいつまでもそのままはないと気が付く勇気 (聖アウグスティヌス)(訳:亀井 好絵)

私は、その美しい娘たちをいつも心に持っていたいと思っています。

(Y.K)
※ ブルキナファソ:西アフリカにある共和国

注:てらこや新聞89-90合併特大号は…2012年9月15日に発行されたものです。
by terakoya21 | 2012-10-11 07:00 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞86号 かめいのコーナーより)

“Watch your thoughts, for they become words.
Watch your words, for they become actions.
Watch your actions, for they become habits.
Watch your habits, for they become character.
Watch your character, for it become your destiny.
What we think, we become.”


「自分の考えに気をつけなさい、なぜなら、それは言葉になるから。
自分の言葉に気をつけなさい、なぜなら、それは行動になるから。
自分の行動に気をつけなさい、なぜなら、それは癖になるから。
自分の癖に気をつけなさい、なぜなら、それは、人柄になるから。
自分の人柄に気をつけなさい、なぜなら、それは、あなたの運命になるから。
私たちの考えが、私たちを作るのです。」

(映画 The Iron Lady ~鉄の女の涙~より 訳:亀井好絵)

鉄の女と呼ばれ、私の幼い頃の憧れの人-マーガレット・サッチャーを採り上げた映画「The Iron Lady ~鉄の女の涙~」を4月に見に行きました。DVDが出たら手に入れたいと思うとても良い映画でした。マーガレット・サッチャーは、1979年から1990年・・・私が小学生の頃から高校3年生まで・・・の間、イギリスの首相を務められた女性です。女性初のイギリス首相です。物心ついてからずっとイギリスの首相だったという感じで、私にとっては、本当に印象深い人物です。

彼女は、現在87歳、認知症を患っていることを2008年に娘さんが回顧録で公表しています。そして、映画も認知症を患い、既に他界している夫と朝食をとりながら「牛乳の値段」について語り合うシーンから始まります。なかなか夫の遺品を片付けることができず、幻想を抱いている彼女に、娘さんが定期健診まで待たずに、医者に見てもらうように薦め、予約をとります。

そして、診察室のシーンで・・・お医者様が第一声に

“How’s your feeling?” (気分はいかがですか) と尋ねると彼女は・・・最近は、みんな「気持ち」を聞きすぎる・・・「感情」で行動をしすぎる・・・とぼやき始め・・・先生に発する言葉が上のものです。そして、「私には、「考え」を聞いてほしい」と続けます。

いや、病院の先生はまず「気分」を聞くだろう…と、思わず、噴出してしまったのですが・・・それでも、やっぱり素晴らしい含蓄のある言葉だと感心しました。私も、全面的に同意できる言葉だと思います。

世界的風潮なのかもしれないけれど、特に、「考える」ことをないがしろにしすぎていると感じる現代の日本社会で、「考える」ことの大切さ・・・これからも伝えていかなければならないと思いを強くしました。

そして、映画のパンフレットの冒頭にある言葉に、私が幼い頃、この女性に憧れていたのはただ単に「鉄の女」と言われる「強い意志を持つ」女性だったからではないのだなぁ~と感じました。

“All I wanted was a nice house and some pretty shoes.”
“All I wanted was to make a difference in the world.”


「私がほしいものはただ・・・快適な家と何足かのかわいらしい靴だった」
「私はただ、世界を変えたかった」

私も、きっと同じ思いだな・・・と感じ、この映画に努力を続ける勇気と力を与えられました。皆さんも、機会があったら、どうぞご覧下さい。ただ、時代を知っていないと、少しわかりにくい映画かもしれません。(Y.K)
by terakoya21 | 2012-05-29 14:55 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞75号 亀井のコーナーより)

“Inside each and every one of us is our one true authentic swing.
Something that’s ours and ours alone.
Something that can’t be learned
Something that’s got to be remembered.”
by Bagger Vance


「私たち一人一人の中に唯一の本物のスイングがある
私たち自身のものであり、私たちだけのものが
教わることはできない、思い出さなければならないものが」
                   バガー・ヴァンス
(from the movie “The Legend of Bagger Vance” on road in 2000 in US, 2001 in Japan)

私の大好きなマット・デイモンがこれまた大好きなウィル・スミスと共演している映画「バガーヴァンスの伝説」の中のセリフです。

ゴルフをテーマにした映画の中なので「Swing(スイング)」を使っていますが、このスイングが意味する   ところは、「生まれもった何か」であり、ウィル・スミスはそれが「幸せ」や「幸せに通ずるもの」だとインタビューで言っています。そうです。「私たちの幸せは、私たちの中にあり、それに気がつき、思い出さなければならない」という意味の台詞です。

始まりは、大恐慌前夜の1928年、場所はアメリカ南部ジョージア州、サヴァンナ。天才ゴルファーで地元のヒーローだったラナルフ・ジュナは、第一次世界大戦に出征・・・その経験が元で、恋人も捨て、世捨て人のように荒れた生活を送っていた。

その中で、不況が全米に襲い掛かっていく。

恋人のアデールは、ジュナに捨てられたばかりか、大富豪だった父親は負債のために自殺・・・それでも、女性は強い!(のか、男性が弱いのか?(~_~;))父親の残してくれたものを守ろうとゴルフコースでエキシビション・マッチを企画・・・世界ゴルフ殿堂の実在のゴルファーでもある・・・ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーゲンによるマッチを考えて、2人に参加を受諾してもらう。地元の名士たちが、「地元の選手」も出場することを要望したために、ジュナに白羽の矢がたつことになっていく・・・。
と、ゴルフを再び始めたジュナが、キャディーを買って出たバガー・ヴァンスや幼いけれど熱烈なジュナのファンであるハーディーとともに、ゴルフコースを回りながら、自分を取り戻していくこのお話・・・ロバート・レッドフォード 監督らしく、映像の中の自然がとても綺麗です。そして、マット・デイモンだけでなく全ての登場男性の色っぽさと、シャーリズ・セロンの美しさも必見です。

 が、私が一番好きなのは・・・ハーディーに「大人になれ」とハッパをかけるジュナの台詞。大恐慌になっても「プライド」を重視して、多くの大人が甘んじて失業している中、恐慌の前はお店を構えて、従業員も雇っていた父親が、プライドを捨て掃除夫に成り下がっていることが恥ずかしいと 思っているハーディーの愚痴に・・・ジュナが厳しい口調で告げます。

“Your daddy is out sweeping streets because he took every last dime he had, and used it to pay up every man and woman he owed and every business who worked for him, instead of declaring bankruptcy like everyone else in town, including your best friend Wilbur Charles' dad, Raymond, which is why he's able to sit around all day long on his dignity! You're daddy stared adversity in the eye, Hardy. And he beat it back with a broom.”

「君の父親は、破産を宣言し、そのおかげで今働かないというプライドを誇示している人々とちがって、自分の店のために働いてくれていた従業員や取引先、皆に支払いをしたから、今、通りを掃いているんだ。彼は、しっかりと「苦境」を見据え、「ほうき」をもって戦っているんだよ。」と・・・。

今の日本にもこのように子どもたちに語りかけてくれるヒーローが地元に、そして、身近にいてくれたら・・・と思いながら、5回目の視聴を終えました。
          
(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-08 15:00 | Sideline

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