人気ブログランキング |

<   2011年 10月 ( 33 )   > この月の画像一覧

てらこや日誌&休日日誌

頭を使わない・・・

というのは、私には結構難しい課題のようです。
でも、昨日ほとんど何もせずにすごせたので
今日はここ10日ほどで一番頭痛が楽でした。

なぜ今日の書き込みに「てらこや日誌」とつけたかというと
土曜日の授業のとき高校生が

私が、水曜日の彼の授業から続けて頭痛で薬を飲んでいることを知り・・・

「頭痛が続く人って、職場の人間関係に悩んでいる人が多いらしいです」

と堂々と、他人事のように言い放ち・・・爆笑するしかなかったことを思い出したからです。

職場の人間関係って言うのは・・・
私の場合・・・職員との関係だけではなく
生徒との関係もあるはずで・・・

その説で行くと・・・

君たちのことで悩んでいるかもしれないよぉ~???

って思うのですが・・・彼には微塵もそんな考えがなかったようで・・・
その上、谷先生に聞こえるような声で言っていたので・・・

爆笑・・・というわけです。

確かに、ストレスが溜まると長い間頭痛が続く私ですが・・・
意外と人間関係に悩むことは少ないのです。

人間関係は悩んでも仕方が無いと思うからです。

自分に出来ないことはできないし・・・
人を変えるためには自分を変えることから始めなければならないけれど
自分には変えられないものもある。

ということは、悩んでも仕方がないのです・・・
が悩むものなのですが・・・

もう40歳近くになると、人に嫌われることでも
しなければならないと思えばするし、
人に好かれたいと思ってもできないことはできないということが
多くあります。

私の場合、生徒や卒業生や保護者の方々の悩みを聞いたり
現状を見聞きして・・・私にできることはなにかを
考え続けるのが仕事のようなものなので・・・

時々、自分ができることが尽きたと感じるときや
まだ山ほどあると感じるときに
ストレスが溜まりすぎるようです。

人間関係と言えば人間関係・・・
だけれど、この人と上手くやれなくて
というのは、あまりありません。

上手くやれないなら、上手くやれないなりに
最善を尽くす・・・

多分、若いときからそんな風に思ってきたと思います。
だから、結構過激な発言をしたり、
生徒たちには、うるさがられることの多い私ですが
・・・友人が多いほうだといわれます。

だから・・・先週半ばに聞いた大学生の

「後がわずらわしいから、あまり人と関わりたくない」という発言

なんだか寂しいなと思いました。

そして、その言葉に、今の子特有の「自分中心」の考え方
(いわゆる自己中とは違います)が見え隠れし・・・
私はそれが気がかりになるのです。

「あとがわずらわしい」って

まだ出会ってもいない人の関係を自分の定規で測り・・・
わずらわしいと思う・・・

私は旅先でも気軽に人に声をかけ
知り合いになってしまうほうです。

声をかける前に「話しかけてほしくないかな、この人」なんて考えない
けれど、その声をかけたときに「わずらわしそう」な顔をされたら、
それ以上話かけない。

その後・・・むこうがわずらわしいほど話かけてきたら
こちらも上手いこと言って逃げる。

そうして出会った人が今までにも何人かいます。

逆に声をかけられて・・・ずっと続いている友情もあります。

自分の定規で測りすぎていると
今の若者を見ていて思います。

大人もかもしれませんが・・・

少しずつでもいいから、外に向けて
若者が羽ばたいていってくれるように・・・
今週も始まった1週間、張り切っていきたいと思います。

やっぱり、頭使っているし・・・
その割にはまとまりの無い文章だと読み返して思いますが・・・
これからエッセーを仕上げようとと思っているので
今日は、この辺で・・・

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-31 20:34 | 日記

休日日誌

頭を使わない休日

を心がけていますが・・・しなければならないことも山盛りです。

夜までほとんど何もせず、頭痛をひどくしないために
ゆっくりと過ごしたので、
今から少しだけ今週の準備をしたいと思っていますが

それが済んだら、今日は早めに寝ようと思っています。

11月には、冬期講習と1月からの体験講座の計画を立てなければならないので
今週からは、おそらく寝込んでいる暇はないので・・・
体調をしっかり整える休日を心がけたいと思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-30 19:57 | 日記

てらこや日誌

頭痛の多い1週間でしたが

今、無事に授業を終えました。

いろいろと書きたいことも沢山あり・・・
いろいろと考えたことも沢山ある
1週間でした。

休日、しっかり休んで・・・来週はいっぱい書き込めれば・・・と思います。

新聞の原稿の締切も目前・・・
ブログに載せる予定の写真も後回しにしているので・・・

考えをしっかりまとめる週末にし、来週に備えたいと思っています。

皆さん、よい週末を!!!

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-29 21:28 | 日記

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞79号 木下さんのコーナーより)

ブラジル人はよくお肉を食べます。比較的安いからだと思いますが、そんなに食べていると健康を害するのではないかと思うくらい、毎日食べています。

以前、サッカー日本代表のジーコ監督にお会いしたときに、「日本代表と韓国代表の違いは?」とお伺いしたところ、「韓国は、ブラジルと同じで、よくお肉を食べるので、攻撃的。エネルギーもある。だから、個人プレーとなる。日本は攻撃性もエネルギーもないので、チームプレー。」との返事がありました。あと、韓国はキムチも食べているから、攻撃的になるとも言っていたかな(!?)2002年のワールドカップの後だったので、妙に納得しました。

ブラジルも、個人プレーが多いので、時に、チーム力がなく、小さな個人のミスが全体の雰囲気を悪くし、試合がめちゃくちゃになることもあります。仲間同士でけんかしていることもありますし。韓国も、ブラジルほどではないとしても、個人色が強いような気がします。その点、日本は、チーム内の調和を大切にしていますよね。これは、スポーツだけでなく、国民性なのだと思います。個人的には、スポーツの場合は、攻撃性があるほうがいいのかなと思いますが・・。

食べ物(肉食)だけが国民性に影響しているとは思いませんが、食べ物も多少影響していることは確かだと思います。子供のころから食べている食事というのは人の成長とか人の気性とか性格形成に重要なのだなと実感したエピソードでした。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-28 16:53 | 世界の街角から

BROADアイ(てらこや新聞79号 小野さんのコーナーより)

ポルシェは、ポルシェだろう・・・けれど

こんなニュース原稿。「コンビニに2人組の男が押し入り、従業員の手足をガムテープで縛った上、レジから現金を奪って逃走しました」「被災地で使ってもらおうと、宅急便で衣類を送る人が増えています」

じつはいずれも原稿上ミスがありこのままでは放送できない。なぜだかわかる?

問題は、「ガムテープ」「宅急便」。いずれの言葉も特定の商品名なのだ。実際に使われたのがその商品だとわからない以上、正しくは「粘着テープ」「宅配便」と言い換えなければならない。『魔女の宅急便』という名作映画があるが、そもそもの原作者がそのことを知らずに使っていたところ、「宅急便はヤマト運輸の登録商標だ」とケチがついたぐらいだ。

初期に世に出た商品に圧倒的な存在感があったために、その商品名が普通名詞として定着する例はたくさんある。ウォシュレット、セロテープ、ラジコン、エレクトーン、オセロゲーム、ジェットスキー、ローラーブレード…すべて登録商標だ。僕らもそのたびに「無線操縦」とか「電子オルガン」などと言い換える。

民放は、あまりに浸透しているものは柔軟に伝えているが、NHKは厳格だ。かつて「たまごっち」というゲーム機が一世を風靡した時でも「卵型ゲーム機」と言い換えていたし、その昔、歌番組で山口百恵さんが出演した際、歌詞の「真っ赤なポルシェ♪」を「真っ赤なクルマ♪」に換えさせられたという伝説もある。

「iPhone」が世に出たときは衝撃的だった。この種の携帯端末の呼び名はすべて「アイフォン」として浸透  してもおかしくなかった。それを必死になって食い止めたのが日本の携帯メーカー。「スマートフォン」「スマホ」という一般名詞で定着させた。ウラでは広告代理店を含めた大掛かりな宣伝戦略が展開されたに違いない。おかげで僕らテレビ局も、気を使わずにすむ。

(T.O)
by terakoya21 | 2011-10-27 17:14 | Broadアイ

てらこや日誌

子どもたちの学び

「学力低下」という言葉が使われるようになって久しく
しょっちゅう指導要綱が変わり・・・どうなっているんだろう
と感じることが多いけれど

昨日は、どれだけ指導要綱が変わっても
私たち、親、子ども、先生、周囲の大人皆が変わらないと
何も変わらなくなり、学力は低下する一方だな・・・
と感じることがいろいろとありました。

「学校で学ぶことは役に立たない」と
よく言う人がいるけれど・・・

「役に立てていない」の間違いだと私は思います。

大人が役に立たないと思っていると
子どもたちも役に立たないと思い込み、
「役に立てない」・・・悪循環です。

たとえば・・・昨日問題となった
時間と距離と速さの問題。

小学校のうちから、「きはじ」「はじき」「みはじ」などと言い
変な公式(図?)を覚えさせる先生がいらっしゃるとか

だいたい日常生活にこれだけ車を使っていれば
時速60キロで走る車が2時間走れば120キロ進むということなど
日常生活で学ぶはず・・・

そして時速60キロということは1時間(60分)で60キロ走るのだから
1分に1キロ・・・だいたい20キロある目的地までの距離は約20分で行ける
など、日常生活で、復習できること・・・

もしくは学校の学習が復習になり定着していくこと
感覚が備わり、目的地にどれくらいでつけるかなどの予測をしたり・・・
どれくらいの速さで行くかなどを考えていけるようになる・・・

はずなのに・・・

大人たちが、点数や効率の良さばかり求めながら
子どもたちに考えなさいなんていったところで、
子どもたちは学んでいかない。

勉強なんて無駄って思うのかもしれないけれど
その無駄と思えることの中から学んでいける人が
成功する人だと思う。

そして、多くを学んだ人は、その多くの無駄に見える努力を
「無駄」だったとは決して言わない。

自分たちの努力が足らないのに、
その意見、子どもたちに押し付けないで!!!!

って今日は叫びたい気分です。

子どもたちの可能性をもっと信じようよ!!!!

とも叫びたい。
(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-26 16:21 | 日記

休日日誌

バタバタだったけれど・・・

今週末はよい休日・・・(月曜日は半休日です・・・)だったように思います。
日曜日は、父の82歳の誕生日だったので、
岐阜にいる姉と、姉の娘2人、両親と私の6人で
お祝いランチに翠松閣に行きました。

そして、その後、姪っ子たちが
「お誕生日のお祝い」と聞いて思い出すものが
「ケーキ」だったので、両親は家に残し・・・
桑名まで送っていくついでに
ずっと行きたかったのに、行けないでいた
鈴鹿の「milk」というお店でケーキを食べました。

鈴鹿にある教材屋さんのおススメのお店だったのですが
なかなか行けなかったお店で行けただけで満足なのに・・・
ここのケーキ、評判どおりとってもおいしかったので、大満足でした。

桑名までも桑名から帰る道もときどき渋滞がありましたが
もともと運転するのは好きな私にはよい気分転換になりました。

月曜日・・・毎月恒例の飯南へのドライブ・・・
「深緑茶房」に行ってきました。

お茶っぱおはぎを久々にいただき・・・
帰ってきました。

そして、夕方からの英会話・・・
後半のクラスに新しい方が見学に見え
次回から一緒に勉強することになりました。

この英会話クラスは・・・和気藹々と
日本語でのお話も交え・・・
進んでいます。

一般的な「英会話」というイメージだと物足りないのかもしれませんが・・・
私のお気に入りの授業の1つです。

新しい方も楽しんでいただけたらと思っています。

そして、気分よく授業を終え、帰宅してから
パソコンの電源を入れると・・・
トルコ人の友人からメールが届いていました。

トルコでの大地震のニュースを聞き、
彼と彼の家族が無事かを問い合わせてあったのです。

久々のメール・・・というかここ数年トルコや日本で何かがあるたびに
「大丈夫?」というメールとその返事が往来するだけという関係が続いていますが・・・
数年ぶりでも、必ず連絡がとれるこの関係が私のお気に入りです。

でも、今回は彼も彼の家族も無事だという以外に、珍しく、長めの返事・・・
出会ったとき25歳だった私が、この12月には40歳に
31歳だった彼も、12月には46歳になるということを考えると

私が高校時代、世界史を学びながら持った
トルコの「スルタン」のイメージをそのまま描いたようなタイプの彼は
ずっと「独身貴族」というような生き方を続け・・・弱音をはかないタイプ
30代半ばで国会議員になり、現在は大学の先生・・・
着々と夢を実現させていくような人ですが・・・
それでも、ちょっと人恋しくなったりすることもあるのかな~と思うような文面でした。

一方の私は・・・

25歳から見た31歳は、大人で素敵に見え、
私の憧れの人だったけれど・・・
もう45歳かぁ、おっさんだなぁ~と思いつつ
(自分の39歳を棚に上げ・・・)

ずっと計画倒れになり
13年前から無期延期になっている
トルコ巡りの旅…実現のチャンスは今?

なんて思ったりして・・・。

けれど、今回の地震や
中東のきな臭い話の多いなか・・・
実現は難しいかぁ(~_~;)・・・

と昨日からぶつぶつ1人で考えています。

なんにしろ、遠くにいるけれど、いつも気にかけてくれる
そして、気にかけていたい友人がいるって
いいもんだと・・・週初めの今日・・・
いつになく気分よく仕事を始めています。

そしてまた、大切な人やものを失い、今なお苦しんでいる方々のために
祈りつづけいたいと思っています。

・・・久々の日誌の書き込み・・・
いっぱい書くことがありすぎて支離滅裂になりましたが・・・
そろそろ授業の準備に戻りたいと思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-25 16:25 | 日記

寺子屋の日々 Days in Terakoya (てらこや新聞79号 亀井先生のコーナーより)

~ Teaching is Learning 教えることは学ぶこと ~

9月の半ば、旧アシスタントの就職内定祝いと現アシスタントの20歳の誕生祝いに夏の慰労を兼ねて新旧のアシスタント&谷さんと9名で食事会をした。谷さんと吉田さん以外は皆、それぞれに小学生のときから知っている我が生徒だ(谷さんも卒業生だけれど、私が教えたのは高校3年生のとき・・・)。彼らの成長ぶりと心の優しさ、温かさに、心が洗われる秋の夕べだった。

今年は、年初から竹川さんの妊娠がわかり、予定を前倒しして産休をとっているということを除いてみても、例年より忙しなく9ヶ月が過ぎていった。アシスタントたちの惜しみない協力がなければ、乗り切れていたかどうか疑問なくらいだ。その点でも、アシスタントへの感謝は、ずっと持っていたのだけれど・・・この食事会と二次会の数時間に、私は、彼らの素晴らしさを今まで以上に認識した。

寺子屋で、私は「塾というより更生施設」だとか、「英語の授業料よりカウンセリング料とったほうが儲かるんじゃない?」 などと言われながら、本来の「塾」、「寺子屋」の形を試行錯誤し、探っている。

子どもたち、卒業生、保護者、友人、学校の先生・・・いろいろな人の話を聞く機会がある。そして、年々、私のできることは、話を聞き、意見を言うことだけになってきている。今までは、お弁当を作ったり、何かを貸したり、一緒に勉強したり・・・とそれなりに手助けしている実感があったのだけれど、だんだんと、自問自答を繰り返しながら、相手にできるだけ寄り添える方法を考えるだけの日々が増えている。

そして、今年、何度か聞くことになった「全否定」という言葉に、私は首を 傾げ、同時に周囲には理解できない彼女らの悩みの深さと、今の社会の息苦しさを感じた。不思議なことに、この言葉を聞いても、自分への非難のようには到底聞こえず、また10年前なら眠れないことだったのだろうけれど、床に就けば3秒で眠りに落ちる状態に変化はなかった。年とともに、図太くなったこともあるのだけれど、何年もいろいろな人の悩みや相談を受けていると・・・傾向があることに気がついていくからだと思う。

誰も、どんな人も、誰かの、どんな人の選択も人生も、否定することなどできない。ましてや全否定などありえない。相手の言うことが「全否定」に聞こえるのは、おそらく自分が 他の人の意見や考えを否定しているからだ。そして、また本当に「全否定」されたのであれば、そうした相手に、取り繕う必要も、そんな相手と今までもこれからも付き 合う必要などないのである。そのことに彼女らが気づくことができたら、どんなにか彼女らの肩の荷は軽くなることだろうと・・・彼女らの気づきを願うことしか私には出来ない。

いろいろな人の話を聞きながら、目の前で 泣き出す人を見ながら、何度か真面目にカウンセリングを勉強しようかと思ったり、友だちに話すと「そういう人たちは、きっと聞いてほしいだけ。意見を言うと疲れるよ」などと言われたり・・・自分の立ち位置に悩むこともあった。しかし、このところ、自分の立ち位置が決まってきたように思う。私は、元生徒を含め、生徒にとっては「先生」である。先に生きてきた者としての助言や自分の想いは伝え続けたいと思う。そして、保護者の方や友人には、同じ社会の大人として、子どもたちの将来に関することについては、しっかりと意見を伝えたいと思っている。私の意見は絶対ではないけれど、どんな人の意見とも同様、1つの可能性を示すことはできるはずだと思うから。


そして、先日の食事会で・・・それぞれがそれぞれの考えで、お互いを労わり、会を盛り上げてくれている若者たちを見ながら、その仲をつなげているのが「寺子屋」であることを誇りに思い、またそれぞれの子どもたちが、よい青年に育っていく過程を見るチャンスが与えられたことを本当に幸せだと感じた。多くのことをこの青年たちに教わってきた。これからも学ばせてもらおうと思う。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-10-24 17:34 | 寺子屋の日々

不思議な宣長さん(てらこや新聞79号 吉田館長のコーナーより)

第八話 いつ書き始めたの?『古事記伝』

らんこの前は、宝塚古墳の船形埴輪の話でしたね。

和歌子船形埴輪と『古事記』、宣長の山室山の奥墓には共通することがある。それが、「魂の行方」なんですね。

らん死んだらどうなるのかと言うことですね。なんで宣長さんはそんなことを考えたのですか。

和歌子宣長さんがこの究極のテーマに挑むようになった、そこに至る過程について、お話ししましょう。ところで、宣長と言えば、何ですか。

らん『古事記伝』!

和歌子かなり無理してるわね。

らん本当なら「鈴」がぱっと思い浮かんだけど、先生の気迫に負けました。

和歌子それを言うなら、『古事記伝』にかけた宣長の気迫です。35年ですよ。

らんもし書き始めたときに子供が生まれたら、35歳ですものね。

和歌子実際、『古事記伝』執筆に着手したのが35歳だとすると、その前年に長男の春庭が生まれているの。だから完成の年には、春庭さんは36歳になってました。

らん質問!いま、「執筆着手が35歳だとすると」と言われました。「だと」ということは、本当のことはわからないということですか。

和歌子実はそうなの。宣長という人は、何かを始めた日が分からないことが多いのよ。

らん意外ですね。宣長さんは記録魔だって聞いたことがあるのに。

和歌子記録魔だったことは事実だけど、たとえば『古事記伝』でも、  起筆の日は分からないのよ。

らんどうしてかな?

和歌子宣長は、大変長い助走期間があるので、どの時点を以て開始と するかが自分でも分からないのが本当のところだったみたい。 というか、余り意味がないと思っていたのかもしれません。

らんへえー・・

和歌子突然思い立って、よし『源氏物語』を講釈しようとか、『古事記』の注釈書を書こうと決意したわけではなくって、たとえば『古事記伝』執筆も、賀茂真淵との対面「松阪の一夜」がきっかけではあっても、それは最期の一押しなの。宣長さんが『古事記』を京都の古本屋さんで買ったのは27歳の7月。それを読みながら一生懸命に考えて、つまりそれが助走でしょ、その中でいろいろ調べて考えて徐々に志が固まってきたというのが真相なのよ。だから大事業ほど、始まった日がわからないのよ。

らんそうなんですか。ちょと驚きですね。

和歌子今は、校合(きょうごう)といって『古事記』の本文を決める作業が終わった35歳のお正月を以て、一応、『古事記伝』の執筆開始としていますが、原稿を書き始めた時期はもっと後かもしれないという説もあります。

らん「校合」ですか。

和歌子昔の本は、みんな人が手で書き写して伝わっているから、書き誤りや、時には自分の都合のいいように書き直したりするの。江戸時代になって、本が印刷されるようになっても、そのもとの本が写本だから、信用出来ないの。『古事記』も同じ。だから、いくつかの写本を集めてきて、一番原型に近いと思われる本を作るのよ。研究はそこから始まります。

らんすごく素朴な質問ですが、『古事記』って誰の本でしたっけ。

和歌子太安万侶(おおのやすまろ)が稗田阿礼(ひえだのあれ)の話を書き記した本で、奈良時代、712年の成立よ。

らん来年が1300年目ですね。成立して。

和歌子そうよ。

らん安万侶さんが書いた原本は残っていないんですか。

和歌子江戸時代までの古典で原本が残っている本は、先ず無いでしょうね。すっごく特殊な本だけど空海さん、弘法大師の『三教指帰』(さんごうしいき)は自筆本が残っているけど、これは例外中の例外。  まず絶対無いでしょうね。

らん紫式部の『源氏物語』とか・・

和歌子『源氏物語』の原本どころか、これが紫式部の自筆だなんていう字は一つも無いと思うわ。

らんそんなものですか。

和歌子そんなものです。
by terakoya21 | 2011-10-23 21:10 | 不思議な宣長さん

カリフォルニア旅行記 感想(てらこや新聞79号より)

アメリカかぁ~いいねぇ~。

私はまだ行ったことがないけれど、人生のうちで一回は行ってやるぞ!と企んでいる国です。Kくんのカリフォルニア旅行記ということで、野球の話が満載かなぁと想像していましたが、全身でアメリカを体験してきたことが伝わってくる内容で、自分も一緒に見て回っている気分になり、とても楽しく読ませてもらいました。大学1年生で異国の地に飛び込んで、感じ、得たものは、きっとこれからの自分の原動力になるし、一生の宝物になるのだと思います。

少年よ、大志を抱け!今度はどこの旅行記を書いてくれるんでしょうね?
みなさん、楽しみに待っていましょう!

(H.F)
by terakoya21 | 2011-10-22 14:54 | 卒業生による記事

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る