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てらこや日誌

プライドのありか

このところ、中学生、高校生を見ていると
息苦しい・・・

変なプライドはあるのに、肝心なところで諦めが早い。

そして、自分ができないとかバカだとか決め付けていたり
自分ができないのは、社会や他の人、他のもののせいだという。

そして、自分には甘いのに、他人には厳しい。

昨日は、担当する高校生に、私が彼に足らないと思うプライドはどんなプライドで
そのプライドをもてるようになったら、彼の実力はぐんぐんついていくと思うと伝えた。

彼は、それに頷きながら・・・

「難しいですね」

と笑顔で応えてくれていた。今後に期待したいと思える笑顔にホッとした。

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この話をしようと思ったのには、話の流れ以外にいろいろな伏線があった・・・

中学生、高校生の言い訳や負け惜しみに辟易していた上に
今週・・・
私は、高校野球三重県大会での津西高校の活躍について、
かつて野球をしていた子たちや、現役野球部の高校生の意見を聞いていた。

そして、みんなが挙って、彼らが勝てたのは

「くじ運」だと言った。

本当にがっかりした。かっこわるいと思った。

私たち、素人に説明したってわからないから
簡単に答えただけなのか???

けれど・・・

1回戦、2回戦くらいまでは、運もあったとしても、

決勝戦まで残るということが、どんなに大変か知っているはずの
野球部員でさえ、自分たちの負けを棚にあげて

「くじ運」だと言い切ってしまう

という姿勢が私には理解できない。

もちろん、くじ運はあったと思う。

津の学校へ通う現役野球部員にとっては、
おそらく、普段から練習試合をする相手で、
そのときは自分たちが勝っていたという自信もあるのだろうけれど

津西高校の選手に対してだけではなくて
津西高校に負けたチームにも失礼だと私は思う。

そして、

「くじ運」が良くて、彼らが勝っていったのだとすれば、
自分たちも「くじ運」で負けたとでも言いたいのか?

とも思ってしまう。

それなら、なぜ毎日、周囲から見たら不思議なくらい
真っ黒になりながら、練習するのか?

単なる「負け惜しみ」なのだけれど、
そこにあるプライドが…私にはスポーツマンのものとは思えないし
そこに、彼らが勝てない原因が見えるように思える。

深くは考えての発言ではないのだろうけれど・・・

多くの点において、現代っ子たち、そしてその現代っ子たちを
育てる大人たちが、同じようなメンタリティーを持っているなと
いう気がして・・・このところ息苦しいと感じている私には、
どうにも納得がいかなかった。

先週の日曜日の書き込みとつながるものがある。

同じ土俵に上がるとき、同じ立場にいるのに、上から目線
評論家気分で参加したら、自分たちが勝つことや自分たちが学ぶことは
絶対にないと私は思う。

その点では、勉強もスポーツも同じだろう。

私は、学校の勉強もスポーツも自分の気持ち次第だと思う。
そして、どちらも、自分の人生を通してずっと同じ形で続けていくことではない。
ただ、人生の勉強は、ずっと続けていくことになる。
野球の勝ち負けも、学校の勉強も人生へと生かしていくべき、経験だと思う。
経験を人生に生かすためには、自分の心の持ち方次第で、
学べるものが大きく変わっていくことを忘れてはいけないと思う。

また、私は、観客席にいるときには、評論家ではなく、1人のファンとして、スポーツを観戦したい。
なぜなら、私には絶対できないことが目の前で行われているのだから・・・。

全ての試合を見ていたわけではないけれど、
私が見ているとき、津西高校は3点ビハインドの状態だった。
華奢で可愛らしい選手たちが多かったようだけれど
ビハインドでも、1試合、1試合を楽しみながら、大切に戦っているように見えた。
それが清々しかった。やっぱり高校野球っていい!と私は思った。
そんな津西高校の生徒たち、甲子園は惜しくも逃したけれど、
この経験を生かして、これからも頑張ってほしいと思う。

私は、その清々しさを語り合おうと思って、ふった話題に
見事にふられてしまったわけなのだけれど・・・。

もちろん、我生徒たち、次は秋季大会がもう明日抽選で8月半ば過ぎには
始まるのだという・・・いつ勉強するんだろう、この子たちは・・・
中学生や高校生の本分は何なんだ?と疑問に思うときも多くあるけれど

何事においても、自分のできる限りの努力をして悔いの残らないよう頑張ってほしいと思う。

したいことを精一杯するのだから、するべきことも精一杯しっかりすること!
も忘れないでほしいと釘をさしておきたいとも思う。・・・

幸運の女神には前髪しかないという。
その運をものにすることができるのは・・・
その瞬間に準備が出来ている人だけだ。

運も実力のうち・・・
運をものにした人には必ず実力が伴っていく

運のせいにしているうちは・・・
実力はついていかない。

勉強でも、運動でも同じことが言えると思う。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-31 12:53 | 日記

映画館で、2人きりで映画を見たことが・・・

映画館にひとりも観客が来なかったら上映するの?映画館に聞いてみたネットコラム - エキサイトニュース

「コンフィデンス」という私の大好きなエドワード・バーンズが
出ている映画を地元の映画館に見に行ったとき・・・

上映時間より早く着いたのですが・・・

「どうせ、あんたらしか来ないだろうから・・・」

と言って、2人きりで、上映時間になる前に映画を見せてもらったことがあります。

なかなかの体験でしたが・・・

その後、その映画館は、しばらくしてポルノ映画館だけになっちゃいました・・・

映画の後で行ったレストランも、ほとんど貸切のように、
他のお客さんいませんでした・・・

もう、何年も前の話ですが、結構想い出に残っているデートです。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-30 15:47 | 意見

中国案内 (てらこや新聞76号 吉田さんのコーナーより

湿気の多い日本の夏、毎年暑い暑いといいながら何とか切り抜けてきました。

そして、いつも夏が来る前に運動をして体力をつけて・・・と考えるのですが、今年は早くも夏バテ気味です。特にじめじめしたすっきりしない暑い日は食欲があまり沸きません。そんな時は、辛い料理が食べたくなります。寒い季節に辛い料理も身体が温まっていいのですが、暑い季節の辛い料理も活力が沸いてくる気がします。

中国で辛い料理といえば、四川料理ですが、北京も雨が多く夏が暑いせいか、辛い料理は少なくありませんでした。その中でも私の一番のお気に入りは 麻(má)辣(là)烫(tàng)(マーラータン) という料理です。最近日本でも麻辣烫の専門店があり、カップ麺なんかでも麻辣烫を見かけます。もともと麻辣烫は四川省から伝わってきた料理の様ですが、北京の街にも麻辣烫のお店は沢山ありました。

北京のお店では、食材を自分で選びそれをお店の人に調理をしてもらいます。

食材は串刺しにされたうずらの卵、豆腐、各種野菜、お肉などなど約20-30種類はあります。
出来上がりは真っ赤なスープで辛さがきいているのですが、ゴマだれをいれて食べるとまろやかになりとっても美味しいです。

機会があれば是非食べて欲しい中国料理です。

(M.Y)
by terakoya21 | 2011-07-30 14:26 | 中国案内

スポーツのススメ(てらこや新聞76号 荒木先生のコーナーより)

「レッツ!筋トレ その3: 加圧トレーニングとスロートレーニング」

筋肉トレーニングというと、重いダンベルやバーベルを持ち上げるマッチョな男性をイメージされる方も多いはず。確かにひと昔前の「筋トレ」とは、ボディビルダーやアスリートが行う、「筋肉を太くする」目的で行うトレーニングでした。

しかし近年、重い負荷や反動を必要とする筋トレは危険であると云われています。「身体を健康にしたい」「ダイエットをしたい」、そういった健康志向や価値観が高まる中で、体育会系のように重負荷トレーニングをしたとしても、継続できなければ意味がありません。

無理なく続けられて、しかも身体に負担の少ないトレーニング方法が、主流と なってきています。それが、加圧トレーニングと、スロートレーニングです。

加圧トレーニングとは、腕と脚の付根にベルトを締め、個人に合った適正な圧力を加え、血流量を制限してトレーニングを行う方法です。

軽く血流を遮断すると、筋肉には酸素が十分に行き渡りません。その状態でごく軽い負荷をかけることがポイントです。専用のベルトを使用し、加圧インストラクターの指導のもと適正圧でベルトを締め、「低負荷」、「短時間」、「短期間」の運動を行います。

加圧ベルトを締めることで、運動している部位に大量の疲労物質(乳酸)が溜まってきます。そして乳酸が溜まってくると、回復させようとする反応が高まり、成長ホルモンが大量に分泌されるのです。この成長ホルモンには、

①骨や筋肉をつくる
②アンチエイジング(美肌・若返り効果)
③脂肪の代謝促進という効果があります。

同時に血行が改善される為、肩こりや腰痛などの辛い症状も改善されるのです。

筋肉のトレーニングをしながら、ダイエットや美肌効果などが得られるとのことで、今大変人気なトレーニング法となっています。

また、スロートレーニングも同様に、ジム通いや特別な講習を必要としなくてもできる無理のない筋トレ法として大変注目されています。

普通の筋トレなどのメニューを、ただゆっくりとした動作で行います。そのポイントさえ覚えておけば、筋肥大のみならず、太りにくい体質を手にするのにも効果的だと云われています。

具体的なスロートレーニングのメニューは、腹筋や腕立て、スクワットなどのポピュラーな筋トレメニューを、通常よりもゆっくりと行うだけ。1つの動作に全て3~5秒位かけることを目安にして行っていきましょう。注意したいのは、けっして呼吸を止めないことです。ゆっくり深呼吸をしながら、行います。通常の筋トレに比べて、効果が表れるまでには時間がかかりますが、たとえ高齢者の方でも低負担で実践できるという利点があります。

みなさん、健康のために筋肉貯金をしていますか?

(K.A)
by terakoya21 | 2011-07-29 14:26 | スポーツのススメ

上越だより (てらこや新聞76号 下西さんのコーナーより)

ブロンズプロムナード
上越市と松阪市との共通点の一つは、城下町であり、城跡が公園になっている点です。
高田城と松阪城を比べてみると、おもしろいことに気づきました。

松阪城は、蒲生(がもう)氏(うじ)郷(さと)によって1588年築城されました。梯(てい)郭式(かくしき)平山(ひらやま)城(しろ)という形式で、石垣の美しい、立体的に美しい印象です(百名城の一つに選ばれている)。滝廉太郎の「荒城の月」を聞くたびに、私は松阪城の城跡を思い浮かべます。

高田城は、徳川家康の六男(2代将軍秀忠の弟)である松平忠輝によって、1614年築城されました。形式は輪郭式(りんかくしき)平城(ひらじろ)です。両城の築城時期は、わずか26年の差ですが、安土桃山時代と江戸時代の違いが、城の形にはっきりと表れています。

高田公園に、ブロンズプロムナードができたのは、昭和57年から平成5年にかけてのことです。西堀に沿った遊歩道、約550メートルの間に、16基のブロンズ像が設置されています。上越市市役所でその趣旨を聞いたところ、次のようなものでした。
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「働くだけの生産都市」ではなく「文化的雰囲気を加えること」によって「住む人」も「訪れる人々」にとっても「魅力ある都市になる」ことをめざしている。また、「市民」が「いつでも文化的施設に接することができる」ことを考えて「高田公園の野外」に「ブロンズプロムナード」という形になった。「上越市ゆかりのある」、また「趣旨に賛同」した芸術家による。

上越出身の作家と作品名
滝川毘堂(たきかわびどう){旭光}・
岡本銕二(おかもとてつじ){なぎさ}・
岩野勇三(いわのゆうぞう){BALANCE}

上越ゆかりの作家と作品名
戸張(とばり)幸男(ゆきお){明}・
小池(こいけ)藤(ふじ)雄(お){蒼い空}・
千野(ちの)茂(しげる){フォーム}・
峯田(みねた)敏郎(としろう){西風の防波堤}

趣旨に賛同した作家と作品名
佐藤(さとう)忠(ちゅう)良(りょう){演技生}・
船越(ふなこし)保(やす)武(たけ){LOLA}・
柳(やなぎ)原義(はらよし)達(たつ){道標 鴉(からす)}・
峯(みね)孝(たかし){出}・
堀内(ほりうち)正和(まさかず){はてなの萼(うてな)}・
建(たて)畠(はた)覚造(かくぞう){DISK}・
向井(むかい)良(りょう)吉(きち){流木の渚のジャコメッティ}・
土谷(つちや)武(たけし){蝉}・
澄川(すみかわ)喜一(きいち){そりのあるかたち“84”}

16名のラインナップを見て、「えー、あの人!知ってる!」と驚かれる方は、よほどの美術通でしょう。みなさんが、美術にほどほどの(私が持っている程度の)知識があることを前提に、作家並びに作品を紹介したいと思います。

今年3月、大御所・佐藤忠良さんが98歳で亡くなりました。長い作家生活で、彫刻はもちろん本の挿絵などの仕事もされていました。福音館書店発行の童話『おおきなかぶ』・杉みき子さんの『小さな雪の町の物語』の挿絵は、佐藤さんの手になります。作品「演技生」は、娘さんである女優・佐藤オリエさんをモデルにしているそうです。船越さんとは、同い年で終生のライバルでもあり、また、岩野さんは、高校を卒業後すぐに佐藤さんの指導を受けるようになりました。この「ブロンズプロムナード」に、ライバル同士、そして師弟の作品が並び立っているわけです。

上越市の人なら誰でも知っている銅像といえば、一つは春日山城跡の登り口にある「上杉謙信像」です。これを作ったのは、「旭光」の作者・滝川毘堂さんです。もう一つ、スキー発祥の地の象徴的像である「レルヒ像」は、「明」の作者・戸張幸男さんの作です。(「謙信像」「レルヒ像」とも、観光パンフレットに必ず使われます。)

16基のブロンズ像の中には、女性像が9基、抽象的な像が5基あります。その抽象的な像の中でも、向井さんの「流木の渚のジャコメッティ」や堀内さんの「はてなの萼(うてな)」などは、作品名を手がかりに謎解きをするおもしろさがあります。そして、鴉の像が1基、これは柳原さんの作品です。上越は、カラスが多数生息しており、そのカラスたちの代表として、雄々しい姿を「ブロンズ」にしてもらって、カラスも喜んでいる?
丸山(まるやま)薫(かおる)の詩に「鴉」があります。
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山には黒装束の者がいて / いつも寒い風を呼んでいた /
山には振り向かない頬の者がおり / いつも夕焼に涙を垂らしていた

上越教育大学名誉教授の峯田さんの少女の像は、老若男女問わず人気のある作品です。かたい金属製なのに「風」を感じます。峯田さんの他の作品は、大学をはじめ、公共施設に見られます(人物像・主に木彫)。峯田さんの人物像からは、立原(たちはら)道造(みちぞう)の詩「夢みたものは……」の一節が思い出されます。
夢みたものは ひとつの愛 / ねがったものは ひとつのこうふく /
それらはすべてここにあると

ブロンズプロムナードのすぐ近く、同じ公園内に「岩野勇三ブロンズコーナー」(平成3年設置)があり(岩野さんは、昭和62年56歳の若さで死去)、10基の作品群が展示されています。「おまんた(新潟の言葉で、あなた方という意味)」「吹雪」と命名された上越らしい像、「はぐれっ子」は、不安な子供の内面が伝わってきます。50メートル四方の空間に漂う雰囲気を例えるなら、ビバルディの「四季」が聞こえてきそうな空間、緊張感と安らぎとが交錯します。

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この事業がきっかけとなり、上越市は昭和61年、自治省から「潤いのあるまちづくり」で自治大臣賞を受けたそうです。が、ブロンズたちはもはや高田公園の風景にとけ込んでいるのか、わざわざ鑑賞している人は見かけません。それでいいのですね。芸術が、特別なものではなく、なにげないところに、さりげなくあるのが「上越流」なのでしょう。

7月29日から、高田公園では「はすまつり」が開かれます。堀を埋めつくす蓮の花とブロンズたちが、たくさんの人々をお迎えすることでしょう。
by terakoya21 | 2011-07-28 13:39 | 上越だより

てらこや日誌

「素朴な疑問」について・・・

毎月15日発行のてらこや新聞、その後発送するので
今月号は、おそらく海の日の次の日辺りに
寺子屋生宅に届いたと思います。

そして、21日の木曜日の授業で高校3年生が

「てらこや新聞を読んだんですけれど・・・」

と話始めました。

「私も高校の英語の教科書は面白いと思います。
中学校のときは、クミとPaulだったか、Mingだったかが
いつも話をしているから、仲良すぎるから
2人はつきあっているの?だとか
虹色のシャツを着たクミだったかのファッションセンスの話
で盛り上がるぐらいでした。」

「さっき授業で先生が話していた話も、私も
教科書だったか、模試の問題だったかで読んだ覚えがあります。」

なんて自分の思いを語ってくれました。

心が温められた瞬間です。

私の書いたエッセーを考えながら読んでくれたことに感謝
そして、自分の意見を伝えてくれた勇気に敬意を感じます。

ありがとう!

これからも、少しずついろいろと書いたり、話したりしていきたいと
思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-27 14:42 | 日記

寺子屋の日々 Days in Terakoya (てらこや新聞76号 亀井のコーナーより)

~ 素朴な疑問 part 2 ~

竹川先生の急な休職により、私は6月の半ばから高校生の教科書クラス全クラスを担当することになった。今年度は、もともと高校生の教科書クラスの担当が多い私だけれど、全クラス担当になり、改めて思い知っている。高校の英語の教科書が情報の宝庫で、面白いということと同時に、今の学校の英語教育の土台がとてももろいものであるということを…。

そこで、私が小学生クラス初回で必ずする 質問を皆さんにも考えてほしいと思う。

「英語って何ですか。」

小学生のほとんどが保護者の方々に寺子屋には「英語」を勉強に行くように言われてやってくる。しかし、彼らはどんなものを勉強すると思ってやってくるのかが知りたい。そして、英語が「ことば」であることを一生忘れないでほしいと伝えておきたいのだ。

大概の子どもたちの口から出てくる返事に、私は満足する。「外国で話されていることば」、「アメリカ人が話すことば」-では、外国人やアメリカ人が話す「ことば」をなぜ「英語」と呼ぶのか・・・と話は続いていく。年齢に合わせて・・・英語は今どのように使われているのか…なぜ中国語ではなく、英語を必須科目として学ぶのかという話に及ぶクラスもある。

私は、将来、彼らに英語の「科目」としての勉強に行き詰るときが来るなら、その話が役に立つと信じている。英語を使ってできることは、私たちが日本語を使ってできることと同じだけの可能性を持っているのだ。

そして、今の中学校の英語教育と日本人の英語への思い入れに、疑問を持たずにはいられない。やはり、英語が「ことば」であること、そして「ことば」には文化がついてくることが忘れられている。それが、大人たちの「英語」への過剰な憧れと、異常なまでの重視を引き起こしているとも思う。

以前、「素朴な疑問」という題名で私が書いたエッセーでも指摘をしたのだけれど、現在、松阪市立中学校が使う教科書の中国人のミンが、日本人のクミと日本の中学で出会い、英語で会話をする・・・という設定にはかなり無理がある。EnglishがEnglandから来た言葉であることにも触れずに、インド人も、オーストラリア人も、アメリカ人も、中国人も、日本人も、日本の中学校で英語を話して日常を過ごす・・・そんな現実離れした条件の下、文化交流、環境問題や、人権問題を取り上げる教科書に、子どもたちはどのように興味を持つようになると、考えているのだろうか。

案の定、中学の情報量の少ない、文化的背景もわからない、ほとんど文法を説明しない英語の教科書で授業やテストを受け、成績優秀だった生徒たちが、高校英語についていけなくて苦しんでいる。彼らにとって、教科書の中の情報は、現実味がなく、心に響かなくなっている。

でも、高校の英語の教科書は、興味深く、面白い話にあふれている。進路を決める上で興味のある分野を探すのにもとても有効な素晴らしい教科書が多い。自分で選んだ本ならば、こんなに情報は得られないというほど、様々な分野のいろいろな話がある。原爆の子の像のモデルである佐々木禎子さんの話や、「モッタイナイ」という言葉を世界に広めたワンガリ・マータイ氏、カラハリ砂漠のライオンの話、シード・バンク、国境なき医師団、モナリザの謎、生物の進化、男女の脳の違い・・・戸田奈津子氏…ビルゲイツ氏・・・ロベルト・クレメンテ氏・・・出てくる人物も話題も豊富だ。私が普段子どもたちに面白おかしく話をするネタの8割が今まで読んだ教科書の英文から来ていると言ってもいいほどである。

私は、自分の教科書にあった話の多くを覚えている。イソップ童話の「すっぱいぶどう」にはじまり、リンカーンのゲティスバーグの演説、オーヘンリーの「賢者の贈り物」、「最後の一葉」、ポカホンタス、ウェストミンスター寺院や「ひき逃げ」のお話・・・などなど。それらの多くが、私の英語力だけではなく、学力の源だった。

そう考えると、まともに英語と向き合うはずの最初の教科書が本当に心もとない。

が、文句を言っている間にも、子どもたちは成長していく。私たちができることは何か・・・と考えると、保護者の方々の英語に対する考えを少し改めてほしいと訴えることだと私は思う。英語は所詮、「ことば」なのだ。そして、話せるだけではダメなのだ。英語が話せることなど、かっこよくもなんともない。日本語で考えてみてほしい。話すだけでいいのなら、3歳児にだってできる。小学1年生だって立派に話をしている。つまり話すだけなら、必要に迫られ、その言語ばかりで生活していたら、人間、誰にだってできるのだ。外国人から見たら、日本語だって外国語だ。日本語を勉強する外国人が、日本語をペラペラに話す小学1年生を見てかっこいいと思うだろうか。

「ことば」は、「読み・書き・そろばん」がその言語で出来て初めて「使える」のだ。だから、日本語であれ、英語であれ、語学力に知識と教養全てがついていなければ意味がないのだ。だから、「国語」でする勉強と同じように、「英語」でも、文法も、作文も、長文読解も、内容を理解しながら取り組むことが大切なのである。

英語への偏った憧れや、会話偏重の考え方を大人たちが少し改めるだけで、子どもたちー 特に高校生-の英語への取り組み方が大きく変わり、彼らの高校生活がかなり楽しくなっていくように私は思う。実際、小学校時代から 寺子屋に長く通っている子どもたちのほうが高校の英語学習の楽しみ方を、中学や高校で途中入学してくる生徒たちより知っているのだ。中学、高校から入ってくる生徒たちにも、英語学習を出来る限り楽しく、そして、有意義にしてほしいと願っている。そのための教科書長文講座・・・いろいろな話をしながら、できるだけ楽しく行おうと改めて思っている。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-26 14:40 | 寺子屋の日々

休日日誌

土用の丑の日(1の丑)は過ぎましたが・・・

うなぎを食べてきました。昨日のランチに
(といっても夕方でしたが・・・)

最近、本当にスタミナ不足なのか、
スタミナのつくものがやたらとほしくなります。

そして、昨日は、両親とうなぎのまつもとで
うな重を・・・

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いただきました。

30歳を過ぎるまで、あまり好きではなく
できれば「うなぎ」は食べたくはなかったのですが・・・

気がついたら、結構好きになっていました。

昨日のうな重もとってもおいしかったです。

名探偵コナンに出てくる元太くんがうな重大好き少年で
やたらめったらいろいろなことを「うな重」にたとえるのですが

こんな小学生もいやだけれど、
うな重・・・食べたくなるのがようやくわかってきた私は・・・

年をとって味覚が衰えてきたのでしょうか・・・
それとも、わかる年になり、大人になったのでしょうか・・・

????

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-25 13:14 | 日記

休日日誌

補足・・・

朝の書き込みが少々きつい書きかただったかなぁ~
なんて反省しながら、今日一日を過ごし・・・
読み返し・・・

でも、他になんと書けばよかったのだろうかと考えました。

このところ高校生たちの英語への取り組み方をみていて
英語が難しいのではなくて、英語を難しく考えすぎている
もしくは、英語以前の問題だと感じるのです。

生徒たちの授業に臨む姿勢もそうですが、
自分の立場についての認識にも
このところ首を傾げなければならないことが多くあります。

・・・いろいろと書きたいことはあるものの
書くと長くなり、また、新聞の記事に詳しく書こうかと思っていますが、

首を傾げながら、私がこのところたどり着いた答えは・・・
本人にも、周囲にもしっかり考えてもらうように
伝える・・・けれど具体的に名指しで伝えてしまうのでは
おそらく親子の言い合いで終わってしまうのではないかと思うのです。
私は、少し幅を持たせ、子どもたちと親御さんたちが話し合ってほしいと
思うのです。

若者の行動は大人の鑑です。

私たち大人が、おそらく見本であったり、
今まで許してきたことが多くあると思うのです。

私は、今の彼らではなく、5年後10年後の彼らも困らないために
今、教えるべきことを教えているつもりです。

学校のテストでの点数を目標として考えてもらっていますが
それほど厳しくは点数がとれなくても言いません。

それは、今回の間違いを次に生かしてくれるよう
子どもたちがこの反省を生かしてくれればいいからです。

親御さんにも点数のことで小言を言った後、必ず
これを忘れるな、次に生かすためにはどうすべきだと
思うかを、彼らに伝えてほしいのです。

そのために、子どもたちと、いろいろと話をしてほしいと思っています。

私たち、講師の仕事は、子どもたちが学ぶきっかけを与えること
考えるきっかけを与えること。。。そして、その学びや考えを
続ける手助けをすることだと私は思います。

結局、子どもたちの自主性と自覚がなければ…何も進んでいきません。

お小言を言いっぱなしにしたり、親子喧嘩をするのではなく、
生かしていただければと思います。


と・・・休日については明日・・・書きます。

今日は頭痛が若干あるので。。。この辺で寝る準備をしたいと思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-24 22:27 | 日記

てらこや日誌

夏期講習1週目

水曜日から夏期講習が始まっていますが・・・
私の特別授業は今のところ金曜日の6時からの高校超基礎英文法だけです。
8月からはおそらく中学2年生の数学などが増えていきますが・・・。

高校超基礎文法クラス
授業を受けた生徒たちは、皆中学3年生の夏以降に
寺子屋に通い始め、通塾期間が長くても1年2ヶ月弱、
短い子は4ヶ月という高校1年生と2年生

いかに、英語の基礎が弱いかを目の当たりにした気がしました。

品詞が言えない、文型が言えても例文がかけない。
be動詞が3文型に出てくるなど、
この状態で学校の文法のクラスが
「仮定法」まで進んでいると聞くと

普段のテストの点数に納得してしまいます。

そして、授業中のやりとりが、翌日の小学生のクラスとほとんど変わらない・・・

前途多難です。

そして、1部の生徒の学習への取り組み方が
気になります。

今回のクラスは、基本的に寺子屋で中学校の英語講座を受けていない、
もしくは、ほとんど受けていない生徒が対象です。

高校2年生に関しては、全員、基礎が弱いと私たちが実感し、
学校のテストなどの点数に限界を感じている
英語の実力に関しては同じようなレベルの生徒に
今回は声をかけました。

が・・・自分は出来ていると感じているのか、
説明の途中で、渡してあった問題集の問題を解いていたり・・・
たった5人のクラスなのに他の人のとのやりとりを聞かず
同じ間違いを繰り返したり・・・
問題を解くべき時には、うとうとしたり・・・

学校でもこうなのだろうな・・・
とがっかりしました。

このクラス、
全ての生徒が学校、もしくは学年が違う生徒の集まりですが・・・
高校の名前やコースなど、中学3年生までの勉強で分けられるだけ
高校からぐっと伸びる子もいれば、中学では成績は良くても
高校で伸び悩む子も多くいます。
・・・結局本人の自覚とやる気、集中力の差が
高校ではものを言います。
学校の名前やその学校での成績ではないのだと私は思います。

松高の理数科であれ、三重高の特進であれ、
学校の名前やコース名など、
入ったときの実力のあわられでしかないのです。

いわば、過去の栄光

そんなものにはとらわれず、同じように接するというのが
寺子屋では当たり前です。
もちろん、教材が違うものに関して、クラス分けはしていますが・・・

また、授業中、間違えることは大いに結構・・・
どんどん間違えて、どんどん恥をかきながら
しっかりと学んでほしいと思います

が・・・言葉の使い方や、自分や他の生徒の失敗からも学ぶことは大切です。

そして、授業中の質問への返事に、生徒からの単語での返事が多いこと・・・

これがおそらく、小学生とのやりとりと同じだなと思った点です。

授業中から文章で答えることや
質問に合った答え方を考えて答えること

それは、必ず学力と結びついていきます。

気をつけてほしいと思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-07-24 10:29 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21
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