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2017年 01月 29日 ( 1 )

てらこや日誌

January 29, 2017

060.gifThe world is a book and those who do not travel read only one page.

世界は一冊の書物、旅をしない人はその書物の1ページしか読んでいない。060.gif

アウグスティヌスのことばです。
現在発送準備中のてらこや新聞のまえがきに使ったフレーズです。

私は高校時代に10か月ほど、大学院時代に2年4か月ほどアメリカに住みました。
そして、大学時代は東京に・・・。毎回「帰る場所がある」期限付きの生活でした。
おそらく私は、家族や愛する人がいる場所が、自分の居場所であると思い、
どこに住んでも「住めば都」という気持ちになるほうです。

それは、でも、とにかく、「帰る場所」がある間に、
人から与えられたチャンスだったと今、改めて思います。

帰国後、19年目を迎えていますが、
確かにいまだに再順応の過程真っ只中なのではないかと思うこともある一方
今、ここにいる自分に満足をしています。

私を必要とする誰かがいること―それが一番の幸せでそれが一番の癒しです。

世界は一冊の書物。旅をしない人は、その書物を1ページしか読んでいない。

けれど、旅をしてまた、最初のページに戻ることも、また、「よし」だと私は思い続けて
今、ここにいることに満足をしているというか、少なくとも、それを、不本意だと思ったことがありません。

一方、英語学習の特別視と同様、日本では、「海外在住経験」が特別で、
偉いかのように考える人が多くいるようです。

けれど、私の19年間の再順応のための葛藤は、
どちらかというと、海外にいたこと、そして学歴をつけてきたことが
私を人としては成長させてくれ、教える上では、役に立っているけれど
社会生活においては、かなり不利に働いていると感じることが多くて・・・
なにくそ、なにくそと踏ん張った結果生じていたもの

けれど、それは、人一倍努力を続けてこられる理由だったように思います。


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そして―今も、
どんな経験をしてきた人でも、どんな経歴を持っていようとも
同じようにみんな、努力を続けていること
だから、社会が続いていることに改めて気づくたび、
自分がまだまだ若いことを実感し、反省を続ける日々なのです。

昨年のサミットに仕事で関わっていた世界を股にかけて活躍する同級生に
一昨年から数回再会してみて、私が感じていた葛藤の根っこがしっかりと見えた気がしました。

私の経験も学歴も私のものです。
けれど、同時にそれは、恵まれた環境に与えられたものです。

それぞれの環境で、自分たちができる社会貢献をすることが
今、自分たちにできることで、もう人生の後半に入りつつある私たちが
今まで周囲に与えられたものを返す唯一の方法であること―

同時に、今までの経験や努力は、どの人生の過程でも恵まれた素敵な友人たちによって
多くを報われてきたことを

同じように、性別こそ違えど、また活躍する場所がまったく違うけれど
本当は、周囲のことをとっても気にかけているのに、そうは思われないまま(笑)
独身で、奮闘する旧友に、改めて教わりました。

何かの本で、以前、すべきことではなく、「できること」を考えることは
必ず、「他」を思考に含めなければならない点で、大切なことだと読んだ記憶があります。

自分をないがしろにするわけではないけれど、
「他」を主に考えられる人でありたい―

社会に求めることは、どんどんと少なくなり
自分が、社会に求められることをありがたいと
思える40代後半を過ごしたいと
改めて思う日曜日です。

先日、寺子屋の私宛に、心のこもったお手紙をいただきました。
ありがとうございます。私の返信をこのブログの文章に込めました。
これが今の私には精一杯の返信です。

寒い日が続き、松阪の子どもたちの間にも、インフルエンザが流行ってきています。

どうぞお体には十分お気を付けください。

そして、よい日曜日を!

(Y.K)

by terakoya21 | 2017-01-29 11:42 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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