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2010年 09月 23日 ( 1 )

稲佐山通信 (てらこや新聞65号 寺子屋生の投稿より)

夏休みの初日、僕はオープンキャンパスに参加するという名目でとある町を訪れた。

船に乗り、飛行機に乗り、電車に乗り、バスに乗ってようやくたどり着いたその町は、幕末の動乱をブーツで駆け抜けた英雄が愛し、ギター片手に広い世界へと旅立っていった少年が過ごした場所、長崎である。

五回目となる今回は、そんな二人の思いが交錯する町、長崎の魅力に迫ります。
“よろしくどーぞ!!”

※「夏の歌」を特集するつもりでしたが、忘れないうちに書いておきたかったので今回は許してください。

現在、大河ドラマでその一生を描かれている男、坂本龍馬はこのを「墓、坂、馬鹿」つまり墓と坂ばかりで、人は馬鹿がつくほどのお人よしだと言ったらしい。確かに、道を歩けばすぐに坂道へと変わるし、彼を中心に組織された日本初の商社と言われる「亀山社中」も周囲が墓に囲まれていて、もし彼らがそこで寝泊まりしていたとしたら、かなり怖い思いをしただろうと思われる。

地元の人に道を尋ねたらすぐに答えてもらったし、タクシーの運転手にジュースをおごってもらったりした。

今回、僕が寺町(日本最古の唐寺「興福寺」や大河ドラマのロケにも使われた「祟福寺」など、寺院が立ち並ぶ)を散策したのが「龍馬伝」の舞台が長崎へと移り変わる前日であったためか、夕方であるにもかかわらず、たくさんの人が「亀山社中」や、その少し下にある「龍馬のぶーつ像」そして、風頭山の山頂にある「風頭公園」で坂本龍馬の足跡をたどっていた。

特に印象に残ったのが、その公園に立った時。そこからは長崎の町並が一望できると同時に、福山雅治さんが語ったことと同じ現象が起こっていた。

彼の10枚目のアルバム「残響」には同じ題名の詩が書いてある。それはもともと、彼の写真展のために作られた詩であるが、その詩を読むと、彼は思い出を映像だけではなく、音とともに記憶しているのが分かる。

夕焼けに染まる町並、そのどこかノスタルジーあふれる街の雰囲気は、海からすぐ地面がせり上がる、長崎独特の地形によって、反響し残響をまとう音とともに醸し出されるものであると理解できたのだ。

今回、長崎を訪れて、福山さんの故郷に対する思いや、龍馬がこの町を愛した理由が分かった気がする。この町に閉塞感を感じていた 福山さんも、外国への大きな期待を抱いた坂本龍馬も、長崎という町に導かれて、広い世界へと旅立っていったのだ。

今回も変則的な感じとなってしまいましたが、次回は彼の役者としての代表作「ガリレオ」について特集します。
次回を“震えて待て!!”
by terakoya21 | 2010-09-23 21:39 | その他の記事

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