人気ブログランキング |

世界の街角から ~Da Esquina do Mundo~ (てらこや新聞43号 木下さんのコーナーより)

ブラジルという国(2)

ブラジルに100年前から日本人が移住をはじめ、現在約150万人の日系人がブラジル社会を構成しています。日本人は子供の教育に力を注ぎましたので、多くの日系人が弁護士や医者等の知識を必要とする職業に就いています。ブラジルの最高学府といわれるサンパウロ大学の学生の15%は日系人といわれ、「入試に受かりたいなら、日系人を殺せ。そうすればブラジル人が入学出来る」なんていう物騒な冗談まで飛び交っています。

最初の移住者達は言葉も、文化も、気候も全く違う未開の地で大変な苦労をされましたが、一生懸命に働きました。現在、ブラジルの日系人の皆さんは「信頼できる」「誠実」と非常に尊敬されており、「日系人がいる会社なら安心」とブラジル人がよく言いますが、これはまさに移住者達が真面目に働いたからこそです。これら高い評価を確立した移住者・日系人のおかげで、人口的には約0.1%に過ぎませんが、その存在感は大きなものがあります。現在では、日系6世も誕生しています。国会議員や政府高官にも多くの日系人がおり、さらに、最近では、ブラジルの芸能人、スポーツ選手にも「サトウ」さんや「スズキ」さんが出てきました。日本で活躍する歌手のマルシアさんやサッカー選手のトゥリオ選手なんかも日系人ですね。

移住者や日系人のブラジルに対する貢献で農業を忘れてはいけません。ブラジルは日本人が入植するまでは野菜をほとんど食べていませんでしたが、日本人が農業を持ち込み、現在ではブラジル人も普通に野菜を食べるようになりました。日本人がブラジルに移住していなかったら、レタス、キャベツ、トマト、きゅうり、なす等や多くの果物は今でもブラジルにはなかったかもしれません。本当に日本人は偉大な業績を残したのです。
by terakoya21 | 2008-10-22 19:48 | 世界の街角から

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る