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まえがき (てらこや新聞39号 竹川のコーナーより)

~苦言・提言・・・自戒?~

生徒達のある様子を見ていると、私はもやもやした気持ちを通り越して、イライラする気持ちになることがあります。

…と、いきなり何を言い出すのかと思われそうですが、これは自分自身への戒めでもあります。

私は、寺子屋での高校高学年の英文法の授業を、学校の定期試験のための勉強時間にあてることに、あまり意味を見出せなく思っています。その頃には、習う英文法はほぼ全て既に網羅されているはずで、最終目標であるはずの大学入学試験を考えると、試験に出る範囲は有って無いようなものです。試験期間は前もって分かっているはずで、週に一度、1時間強の塾での授業時間をそのための勉強にあてなくても、勉強時間は作れるはずだし、作る努力をするべきだと思うからです。…こう言いつつも、実際は、学校の定期試験一週間前にあたる英文法の授業時は、ほぼ定期試験勉強の時間と化しています。

以前、亀井先生が「寺子屋の日々」の中で時間の使い方をこのように考えてみてはどうでしょうか?という提案を書いていました。あることをするための時間を作るのに、どのようにしてその時間を作り出すかを逆算して考えてみては?という亀井先生の文章は、私にはとてもわかりやすく、実行に移しやすい提案のように思えました。しかしその後も、定期試験がいつであるのか把握できず、またそのための勉強時間を作り出す方法も見出せない生徒達もいるようです。

そこで、再度、私からの提案です。「一日に15分、それを2、3回に区切って、集中する時間として作ってみる」ということです。時間はあっという間に過ぎていきます。15分と思えば集中力もぐっとそこに凝縮されます。

これは私自身にも言えることです。家事の中でも何かと面倒くさい様々な掃除が私はあまり好きではありませんが、今日は今から15分ここに集中しようと思うと、結構物事が進み、気付けば15分以上経っていた…ということがあるからです。ポイントは、とにかく「する」と決めたら、15分間そのことにエネルギーを注ぐ、それだけです。そうすると、その時間はピリッとメリハリの効いた時間になります。面倒くさいことや嫌なことなら尚更、短い時間で全エネルギーを注ぐ方が、だらだらと時間をかけるより、はるかに効果的です。

…と偉そうに言っていますが、何度も言うように、これは私自身への戒めでもあります。掃除に取り掛かる前、私は「今から15分」と自分に言い聞かせます。一気に全部してしまおうなどと思わずに、一日に15分… それを実践して、そろそろ、結婚2周年を迎えてもまだ整理できずにいる結婚式の時の写真をアルバムに収めていこうとも思っています(^^;)。

(K.T.)
by terakoya21 | 2008-06-24 22:30 | まえがき

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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