まえがき (てらこや新聞32号 竹川のコーナーより)
2007年 11月 18日
光陰矢の如し-2007年も残り少なくなってきました。時間が経つのは早いですね。残り少なくなってくると、し残したことはないだろうか…と思い、周りを見て考えてみると、あれもしていない、これもしなければ…ということが見つかって(実際は、分かっているけれど目をつぶってだけなのですが…)、何故だか気持ちが急かされるような気がします。
先日、チューリップとムスカリの球根を植えました。賃貸マンション住まいの我が家には庭がないので、普段土と触れ合う機会がありません。でも、好きな花を植えたいとずっと思っていて、久しぶりに土に触れました。春に咲く花の球根は、冬の寒さにしっかり当たらないと花がつきません。芽が出て茎が伸び、花が咲くまでには、まだかなりの日数が必要です。今はプランターには土ばかりがあるだけで何の変化もないのですが、それでも、土の下ではしっかり根を張っていて、これからどんどん育っていくのでしょう。
花が咲くまで、あまり気負わず、ゆっくり待ちたいと思います。きっと、時間はあっという間に過ぎていくはず。その待つ時間を気持ちおおらかに楽しみたいと思っています。
(K.T.)