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まえがき (てらこや新聞29号 竹川のコーナーより)

~必然の出会い~

7月、四日市にある子供の本専門店「メリーゴーランド」に再び友人と出かけました。今回は「あのふたり…」というメリーゴーランド31周年特別企画を聞きに行きました。
店主の増田喜昭さんが作家・灰谷健次郎を、作家の今江祥智さんが絵本作家・長新太を語るというものでした。
以前「I LOVE BOOKS」のコーナーで書きましたが、私は灰谷さんの作品に非常に影響を受けました。だから是非とも聞きに行きたかったのです。
長新太さんについてはあまり良く知らなかったのですが、長さんについて語った今江さんのお話にとても興味深い言葉があったので、今回はそれをご紹介しようと思います。


出会いは偶然かもしれないけれど、「偶然」の出会いが「必然」となることがある… 今江さんは長さんとの縁について、そんな風に語っていました。

私は、この言葉にとても惹かれました。人との出会い、ものとの出会い、場所との出会い。私達が生きていく途上で、様々な出会いがあるわけですが、「偶然」の出会いが「必然」と呼べるようなあらゆるものとの出会いが、その人の人生を輝かしいものにしていくのだと教えられたような気がしました。
私が今、寺子屋で働いていること、そしてたまたま受け持つことになった子供たちとの出会い、この新聞を書いていることも、きっかけは「偶然」だったのかもしれないけれど、それが「必然」と呼べるものであった時、それはとても意味のあることになり、貴重なものとなるのでしょう。
また、私が出会ってきた友人や今も親交のある人とのつながりも、やはり必然だったのだろうと思えます。

「偶然」の出会いが「必然」と呼べるような出会いをこれからも探し続けたい。
そして、特に子供たちには、いろんな出会いを大切にしてほしいと思います。                             
(K.T.)
by terakoya21 | 2007-08-17 14:45 | まえがき

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