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あとがき (てらこや新聞25号より)

先日の統一地方選挙の投票日は、ジョニーの誕生日でもありました。その日が母の旅行と重なったので私は、父とジョニーとできるだけの時間を過ごしました。

投票日に母が一泊旅行に出ると知ったので、「父と2人で1日過ごす?!」という今まで余りなかった機会に少し戸惑いながら、前もって「投票一緒に行く?」なんて誘ってみました。「そうしようか」とクールに言いながらも、当日、私がいつもより少しだけ朝寝をして、ジョニーの散歩を済ませ実家に着くと、父は少し待ちくたびれた様子でした。そして、ジョニーに留守番を頼み(^_^)、投票所である私の母校の小学校へと2人で歩いて出かけました。その間、私たち2人はたわいもない話をしながら・・・春の陽気を楽しみました。投票を済ませ帰宅する途中、私のことを幼い頃から知っている近所の方と会いました。統一地方選挙投票日に、77歳の父と35歳の娘が2人で自宅の方向へ歩いているのを見た彼女は「選挙ですか? ご苦労様です。」と私たちに声をかけました。

この年齢になって親子・・・しかも、父と娘が2人で歩いていたら・・・「投票に行った」以外には考えられないのだろうと苦笑・・・そして「ご苦労さま」の言葉になんだか恥ずかしいような・・・嬉しいような気持ちになりました。

「選挙権」と言いますが、私は、選挙権は単なる権利ではなく、「投票の義務」だと思います。納税の義務と同様、この日本社会に住み、政治や行政の恩恵を受けるならば、選挙に行くことは当然だと思うからです。「投票に行ったって何も変わらない」だとか、「投票したい人がいない」などと物知り顔に言う人がいますが・・・大きな勘違いです。「投票に行かなければ何も変わらない」のが事実で、投票したい人がいないなら、自分たちがなんとかすれば良いだけだということを忘れていると思います。自分たちは何もしないで、政治家を批判することも、制度のせいにするのも筋違いです。自由社会というのは、1人1人の努力と責任と義務が伴うのです。そして、義務を果たさない人(果たせない人ではありません)に、果たす人々と同じ権利は与えられない
はずなのです。

私は、当日、とても良い天気であったことと、ジョニーと散歩に行った森林公園が花見客でにぎわっているのを見て、投票率が下がるのを予想しました。そこで、非常に微力ですが・・・20歳以上の寺子屋卒業生と職員に「投票に行かない人は、今後寺子屋に出入り禁止です」とメールを送りました。すぐに竹川先生、谷先生に加え、私がメールを送った中では最年少の寺子屋卒業生からメールがきました。「もちろんです!」・・・彼には今回が記念すべき初投票だったそうです。私は彼に次会ったとき、「ご苦労様」と声をかけたいと思いました。

彼のように希望を持って選挙権を行使する若者がいる反面、だんだんと希望を失っていく...もしくはもともと希望を持てない若者もいるようです。先に生きる大人として私たちがするべきことは何なのかを改めて考えながら・・・父や投票所から帰るときに会った近所の人のような人々に囲まれ、自分が育ったということをしみじみと嬉しく感じた日曜日でした。「もちろんです!」と元気に答えてくれた若者にも感謝しました。そして、選挙を済ませた身近な若者に、私も「ご苦労さま」と声をかけることから始めてみようと思いました。やはり、1人1人が成長する過程で、どのような人に出会うかが・・・その人たちの生活には大きな影響を与えると思うから・・・少なくとも、子供たちの先に生きる者として、もう少しいろいろな努力を続けたいと思っています。そして、それに同調して下さる方々が増えることを願っています。

ちなみに、我が母は、「期日前投票」を済ませ、旅行に出かけています。

またも、まとまりのないあとがきになりましたが、今回も連載の山岸君・・・久々のトップ記事をありがとうございました。そして、コタニさん、いつもためになるお話をありがとうございます。また、新しい1年が始まりますが・・・これからもよろしくお願いします。   (Y,K)
by terakoya21 | 2007-05-11 14:36 | あとがき

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