てらこや日誌
2019年 04月 26日
Do what you feel in your heart to be right -
for you'll be criticized anyway.
自分の心が正しいと感じることをしなさいー
どのみち批判はされるのだから。
エレノア・ルーズベルトの言葉です。
4月から・・・新しいアシスタント君たちが3名来てくれています。
(見習い期間を入れると 2月または3月からですが)
3人とも寺子屋卒業生で 優秀な若者たちです。
1人は小学5年生から 2人は中学入学直前に寺子屋に入塾してきてくれて以来の
付き合いで・・・今年の大学1年生は みな 仲良しで
お互いに話をしながら 楽しく通ってくれています。
中でも 小学5年生のときから通ってくれている卒業生君は
大掃除も大学受験直前の昨年を除き皆出席ということもあり、
生徒たちの中に大ファンがいるほどほとんどの生徒に
本当に好かれているのだけれど
なぜだか、小学生1人だけ「大嫌いだ」と言われています。 (;^ω^)
とても頭の回転の速い彼はー
何度か同じ間違いをしたり 計算に苦労していたり
私たちや自分たちがなんどか説明をした問題を
それぞれに覚えていて
ちょっとした隙間を狙って 1人、1人に質問をします。
ー2と3と4の最小公倍数は?
ー18+11は?
ー光合成に必要な条件は?
即答を求めているわけではないので
私たちからすれば すっと考えるなり ノートに書きだしてみるなりして
答えればよいことで たいていの生徒が
え? は? いややぁ~!!!と言いながらも
笑いながら、苦笑しながら 答えるのですが・・・
その小学生だけは・・・
「苦手」だと 頭で拒否反応を起こしてしまいー
その拒否反応が彼に対するものになっているために
なんで、私ばっか?
なんで、そんなこと聞くの?
勉強の邪魔してくるから答えやんことにした
ーと、言い出して・・・悪循環(;^ω^)
大概の生徒を笑顔にしてくれる彼のことなので
嫌い嫌いも好きのうちー小学生女子という微妙な心理もあるんだろうなぁと
思っていたら、、、ちょっと様子が違うので
このところ 事務所でもちょくちょく話(私が出すのかな?)が出ている一方で
ちょうど 彼の大学の授業の時間割と その小学生ちゃんが来る曜日が
あまり重ならないので・・・ いろいろ生徒から話を聞いたり
様子を見ることにしました。
ー小学生授業もほぼ満席の今年度 算数・数学・国語の添削や助っ人に
アシスタントの力を借りないわけにはいかないのでーーーー
そして、、、
先週 彼女と苦手なことや勉強の話をしてみて
そして ほかの生徒の様子を見ていて
「間違いたくない」という気持ちがキーではないかという話が出ました。
学校でも 練習問題でも 塾でも
間違うのが、子どもたちの仕事ーというか学びの一番大切な過程です。
間違いたくないーだから、答えない
自分になされた質問を無視するー
それが、プライベートな聞かれたくない質問ではなく
勉強の一部・・・(;^ω^)
そしてー
その質問をする人を「嫌い」になる・・・
それは、、、、別の課題を投げかけているような気が、私にはするのです。
現代っ子たち 聞き取った質問を 自分の中で復唱し
メモを取り、処理することが苦手な子が増えているので
このアシスタント君の質問の仕方は よいExerciseだと
これからも寺子屋では少しずつ広げていきたいと思っているのですが
このトラウマのようになってしまった状況の打開も 丁寧に
そして、根気よく考えたいと思っています。
必要なら 目標や効果を説明しながら
おうちの方のご協力も得ていきたいと思っています。
さぁ、金曜日です。
GW休暇まであと今日を入れて2日です。
気を引き締めて臨みます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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♡ 社会人講座のご案内です 次回は5月13日です ♡
(Y.K)