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あとがき (てらこや新聞141-142号 より)

「てらこや新聞」141-142号の発行です。合併号ですが、新春特大号とは言えない量になってしまいました。まずは、忘れず原稿を送ってくださる連載のみなさんに感謝いたします。ありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、「てらこや新聞」は、文章を書くことがこれほど苦痛になる時が来るとは、思ってもいなかった12年ほど前、中学生、高校生の親御さんに読んでいただき、家庭での会話のネタに 少しでも上がればと願って、28歳で「寺子屋かめい」を設立し、33歳になって5周年を迎えた節目の年に、スタッフの協力を得て、発行し始めました。

今から考えれば若かった私は、溢れんばかりの理想と哲学に燃えていたように思います。

それから12年、仕事への思いが変わったわけではありません。そして、子どもたちを取り巻く環境が改善されたわけではありません。むしろ、彼らを取り巻く現状は過酷になっているようにさえ見えます。

ただ、40代半ばになった私には、現状を取り巻く環境と人々の言動に、自らの経験が加わり、迷い、戸惑うことが多すぎるのです。

Give a man a fish andyou feed him for a day. Show him how tocatch fish and you feed him for a life time.

―ある人に魚を与えたら、その日の彼のお腹を満たすことができるかもしれない。彼に、魚の取り方を教えたら、一生彼はお腹を空かせることがないだろう。

老子の言葉だといわれる言葉です。

教育は、彼らが社会で生きる術となりうることを教えること―でも、世の中は、その場しのぎを与えることに必死になっているように見える―

そう感じる度に迷うのです。その場しのぎの楽さに慣れている子どもたちにただ苦しみを与えているのではないかと・・・。

そんな迷いに出会うたび、卒業生が現れます。その苦しみは将来の「楽」を保証するものであることを信じて、今、嫌われることは、あとで憎まれることよりずっと良いことを思い出させてくれるのです。

まさに「継続は力」です。そして、教育は百年の計―

子どもたちは私たちの鏡、そして宝であること忘れず、今年も精進したいと思います。   
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

(Y.K)


by terakoya21 | 2017-03-14 10:06 | あとがき

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