てらこや日誌
2015年 03月 14日
このところ高校2年生のクラスは授業後
「近況報告会」のようなことをしてから帰る形になっていて・・・
今日のホワイトデーを前に
昨日は1人だけいる男の子が生チョコなどを作ってきてくれて
大いに盛り上がりました(*^_^*)
以前、「女子力がぁ~」んて言っていた女の子たち・・・
あまりのおいしさに恐縮していましたが・・・(*^_^*)
「春」を感じる楽しいひとときとなりました。 ありがとう(*^_^*)
さて・・・その報告会の前に保護者の方とちょっとお話をする時間があり・・・
前回、中学1年生の娘さんから、私に
「なぜ生きるのですか?」
というような哲学的な質問があり・・・
そのときのお話になりました。
私は、子どもたちのこのような「なぜ」には・・・
「その『理由』を自分で見つけるため」
と応えます。私の人生も44年目に突入して3か月がたちましたが
「なぜ生きるのか」はわかりません。
・・・「なぜだかわからないけど、『生かされている』から生きていこう」
というのが本音でしょうか。
前回その話になったときに、お母様が・・・
「先生にはこの塾があるから」
というようなことをおっしゃったのですが、そのことがお母様の気がかりになっていたようです。
私はそれほど気にしていなくて
その上、この塾が私の生きがいであることは確かです。(*^_^*)
ただ、私は・・・人は、いろいろな場面で、さまざまな役を演じていると考えています。
だから、塾の先生は、1つの私の役割であり、その時々、場所によって娘でもあれば、妹でもあり、
友人であったり、恋人であったり・・・するわけです。その各場所に、大切な人がいるのです。
だから、「生きる」わけではなくても、「生きていられる」のだとも思います。
私の居場所は、1つではなく、複数あり、その1つ1つが大切で、また、そこで
大切にされていると実感があるからです。(*^_^*)
・・・
そして、・・・今、世の中の息苦しさを感じるとき
「人のために生きている」と考えられると楽になるのではないか・・・
なんて話になりました。
今、自分のために生きている人が多すぎて、息苦しいと感じます。
それは、自分のために生きる生活は、何かの壁にぶつかったときや
嫌になったとき、疲れたとき・・・投げやりになってしまえるから・・・
のような気がするのです。
たとえば、思春期には、誰でも大概、「死にたい」と
もちろん、重大な、本当に深刻な理由でも思うのでしょうが・・・
大人になって振り返れば、笑ってしまいそうなささいなこと、小さな理由でも
思ったりするわけです・・・。
そのとき、お母さんやお父さんの顔、兄弟姉妹やおじいちゃん、おばあちゃん、
恋人や友だち、近所のおばさん、おじさん、学校の先生など
大切な人の悲しむ顔を思い浮かべて
思いとどまる・・・そういうのも含めて「人のために生きる」
と思えることが大切なのかもしれませんねぇ~というような話になりました。
そんな風に、金曜日の夜に、哲学してみました(*^_^*)。
子どもたちを取り巻く環境は複雑で、時々怪奇的にも見えるようになってきています。
けれど、私たちの大人は、時代が違っても、その世代を潜り抜けて来ています。
そして、その経験から・・・子どもたちの危うさを知っているはずです。
人は成長すると、大切なものが増えていきます。
大人がずるく見えるのは、「守るべきもの」をたくさん持っているから・・・。
子どもたちの「大切なもの」が増えていく様子を、
できるだけ長く見守れる場所にいる大人でありたいなぁ~と思う
土曜日の朝です(*^_^*)
さて、今週最後の授業日は・・・
ホワイトデーのおかげで・・・今週は、卒業生の顔もチラホラ見られて
特に幸せな一週間が続いています。
今日は、冷たい雨が降っていますが・・・
春らしさがあちらこちらにみえています。
来週の水曜日が終わると、もう来年度の準備は本格化・・・
今日も気持ちを引き締めて臨みます。
どうぞよろしくお願いいたします。
<春期講習>
新中学3年生 受験生スタートダッシュ英語講座 (現中学2年生)
新高校1年生 入学準備英語講座
<4月開講英語クラス>
2015年開講クラス
社会人英会話クラス
(Y.K)