てらこや日誌
2014年 08月 21日
昨日は、受験生から相談が2つありました。(^_^;)
夏休みももうすぐ終わる…
だんだんと焦ることもあるのでしょう。
私が受験生に繰り返し伝えることは
「焦らず、おごらず、怠らず」
ですが…焦り、おごり、怠る生徒たちが増えています。(^_^;)
学習は、不安があった方が進みます。
習得は、自信があった方が速いでしょう。
そして、生活は余裕があった方がいいのです。
けれど、それらは度を越すと不安は「焦り」に、自信は「驕り」に、そして余裕は「怠け心」になります。
何事もほどほどがいいのでしょう。
そして、それをほどほどに保つためには、自分を知る必要があります。
・・・と言っても、それは…「自分探しの旅」に出るような類の「自分を知る」ではありません。
集中力が続かないなら…
集中力が続かないからと勉強をやめたり
「仕方ない」とあきらめるのではなく
続かないなりにできる勉強を先にする…
たとえば、長文を読むのに、集中して読めないのなら、
まずは、知らない単語探しをするためにざっと目を通す
そして、知らない単語にアンダーラインを引く…
次は、その単語を1つずつノートに書きだしていく
意味を調べる…
そうしているうちに、集中していき…
「集中力が続かない」は…おそらく言い訳だったことに気が付くことの方が多いと思います。
また、だらだらと時間を使ってしまうなら…
入試の試験時間などに慣れるために
中学生なら40分~50分程度でどれくらいの勉強をこなしたいか、
こなすべきなのかの目標をまず立て
その時間でアラームを設定して
どれくらい残るのかを認識する
それを繰り返している間に、体も頭も慣れていくものです。
自分を知る―とは自分の傾向、弱点や長所を知ることです。
私は、学生時代、試験期間が近づくと勉強をする気が失せるので
できるだけ早く―遅くとも試験期間2週間前から準備を始めました。
そうすると、みんなが焦りだす1週間前からは、試験期間までに進んだところと
2順目の復習をすれば良いだけだったので…
9時に寝るという自分の生活の基盤を崩す必要もなく
その基盤を崩すと出たかもしれない、焦りも、おごりも、怠け心も
出ないまま、試験に臨めました。
それは、受験でも同じ…自分の気力が続かないときは…
単語帳づくりや、好きな科目の勉強を…
そして、気分の乗っているときには、苦手科目克服
嫌なことを先に済ます…
これは…自分を知っていたからできたことだと
今、振り返るとよくわかります。
・・・
昨日の相談は…どちらも、勉強しなければと思っている生徒たちの相談に応えたものなのですが…
よく親御さんから相談を受ける・・・
本人さんに勉強する気がなかったり・・・
もしくは、
テストの結果が悪くても、自分ではできているつもり…
という生徒への対応は…
さて…どうしましょうかねぇ~(>_<)
勉強は、本来・・・
「成績が良くなくてはいけない」とか
「できなくてはいけない」わけではないけれど…
学生なら…「しなければならないもの」、「するもの」なのです。
そこをどうやって伝えるかが大人たちの課題なのでしょう。(*^_^*)
「しなければならない」「するもの」と思っている生徒たちの相談は誠意をもって応えたいと思っています(*^_^*)
さて、今日もびっしりと授業が詰まっていますが…
甲子園へ応援に駆け付けるという三重中、三重高生たちの振替にしばらく頭を悩ませることになりそうです。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
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(Y.K)