てらこや日誌
2014年 06月 11日
「学校の数学の先生の教え方が下手だ」
と先日、私たちに中学生が訴えました。
ときどき、生徒の口から出る発言ですが・・・私はいつも、疑問に思います。
「100人いて、その100人全員にとってわかりやすい説明というものはこの世に存在するのでしょうか。」
この発言が「学校の数学の先生の教え方が、私にはわかりにくい」という主張なら、一緒にわかるように考えよう!ともいえるのですが・・・
私は最初のように主張する生徒には必ず・・・
「授業をしっかりと聞く努力や、教科書を読んでから、授業に臨んだり、おうちで復習をしたり、自分で工夫をしていますか」
とたずねます。
そして、「先生の教え方が悪い」と主張する生徒のその質問への返事は、今のところ100%”No”です。
私たちの仕事は、彼、または彼女がわかるまで手を変え、品を変え、説明をしたり、工夫をすることですが・・・それでも、子どもたちが、言うとおりにしてくれなかったり、きちんと聞いてくれなかったら、わかってもらうことは難しいのです。
そして、「自分にとってわかりにくいから、『みんな』がわからないわけではないのです。」
というと・・・生徒の次の言葉は、大概
「みんな、そう言っている」
『みんな』は、マジックワードー殺し文句です。
でも・・・クラス中が?それとも学校中の生徒が? そして、テストではみんなが点数が悪いのか?
と考えていくと・・・勉強は個人の努力によるところも大きいのです。
正直なところ、先生の教え方が・・・と言いたくなる気持ちもわからなくはないこともないのです(なんて、遠回しに言っているのでしょうか・・・私(^_^;))
ですから、きついことも言いつつ・・・
生徒には、先生の教え方にはきっと、利点もあり、不利点もある・・・そして、万人にとってわかりやすい教え方などないので、「わからない」という意思表示をすること、そして、わかるまで質問する、もしくは努力することが大切であることを伝えることにしています。
「先生の教え方が下手」
とか
「あの先生は頭がいいから、できない子の気持ちがわからない」
なんて発言、不用意にしてしまったり、鵜呑みにしていませんか?
自分自身も、反省をしながら・・・子どもたちには地道に話をして、説得をしていきたいなぁ~と思う・・・
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本日も、どうぞよろしくお願いいたします。
(Y.K)