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アメリカ研修日誌 No.4 part 1 (てらこや新聞97号 大学生のコーナーより)

4日目

ヤナチェック家の奥さんの名前はチャーリーンさんらしい。初対面のときはあっという間に紹介がすんでいて、お子さんたちの名前しかわからなかった。その後、先生が奥さんのことを呼んだり、彼女とのエピソードについて話してくれたりするのを聞いて判明した。この日はチャーリーンさんの双子の妹であるダーリーンさんのお宅にお邪魔することになっていた。

チェイス、シャーロット、チャーリーンさん、先生、私の5人で向かう。

ダーリーンさん宅の敷地にヤナチェック家の車が止まり、まず目に留まったのはやはり動物たちだ。あれは何だろうとチェイスに続いて柵に近づいてみると、日本でも見たことのあるヤギだった。

庭から室内に入ると、キッチンとダイニングルームが広がっている。キッチンに立っている女性がダーリーンさんに違いない。だがあまりチャーリーンさんに似ていない。あとになって気づいてみれば、チャーリーンさんはお父さん似で、ダーリーンさんはお母さん似だった。彼女のお子さんたち(2男2女)を紹介してもらう時間はなかったような気がする。気づいた時にはもう、子どもたちの遊びが始まっていた。

ヤナチェック家では最年少のチェイスが、ここでは2人のお兄さんだ。ここでの彼の表情や態度は、自宅で見せていたものとは少し違った。弟分ができてうれしいのだろう。まだ幼い(がお兄ちゃんと同じことが自分もできると思っている年頃の)次男くんの面倒を、一生懸命みていた。そして一緒になって遊び、楽しんでいた。
チェイスは年齢の近い長男くんと遊びつつも、次男くんを気にかけ、一緒に楽しめることを考えてやっているようにみえた。これは彼だけに限らず、ヤナチェック姉弟全員にいえることだが、彼らは年下の子の面倒を非常によくみる。自分と同じ年齢の子たちが集まって遊んでいても、そこに自分よりも小さな子がいたら、常にその子を気にしながら遊んでいるのだ。「そんなこと当たり前じゃないか」と思われるかもしれないが、自分自身も遊びたい盛りという年頃の子どもたちにとって、それは簡単なことではないはずだ。

彼らの姿にわたしはその後何度も驚かされ、感動し、考えさせられるのだった。わたしは彼らぐらいの頃、同じようにできていただろうか。自分のことだけに夢中に ならず、年下の子を気づかって動けていただろうか。今はどうだろう。周りのことを考えて行動できているだろうか。

また、同じ状況に置かれた時、今の日本の子どもたちならどうだろうか、とも考えた。身近な子どもたちの様子を思い浮かべると、少し不安になった。だが時間が経って 改めて考えてみると、私が感動した子どもたちというのは、テキサスの子どもたちだからどうこうというのではなくて、国を問わず、田舎の子どもたちの姿なのだろうかと思う。兄弟・姉妹が多かったり、親戚が集まる機会の多いところで育つ子どもたちは、きっと 彼らのようになる。一昔前の子どもたち、とも言えるかもしれない。

もちろん、田舎で育つ子どもたちすべてがそのようになるわけではないし、都会の子どもたちだからといって年下の子を気遣えないわけでは決してない。ただ、そこ(田舎・都会)には、普通に生活しているだけでそうなっていきやすい要素があるのだろうと思う。

part 2へ続く
by terakoya21 | 2013-05-05 09:44 | アメリカ研修日誌

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