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寺子屋の日々 ~ Days in Terakoya ~ (てらこや新聞93号 亀井のコーナーより)

~ よく食べ、よく話し、よく笑う… ~

今年は、気が付いたら12月になっていた…というほど、あっという間に時間が過ぎてしまった。いろいろなことをいっぱい考えたけれど、何も煮詰めることができずに過ごした1年間だったかもしれない。そんな1年の締めくくりの今年最後の「てらこや新聞」に何を書こうかと考えているときに、3人の卒業生と会う機会があった。そして、大学生アシスタントと就職について少し真面目に話す機会にも恵まれた。

そして、思いついたのが、上のタイトル…「よく食べ、よく話し、よく笑う」

最近の子どもたち―若者のコミュニケーション力のなさを見ていると、おそらく家庭や学校、そして、地域でのこの3つが足らないのではないかと思う。ここでの「よく」は「たくさん」という意味ではなく、「適当な量を、適切な形で」という意味で私は使っている。

「会話が足りない」―内容のある会話の絶対量が足りないと思う。

一方、うちの卒業生たち―戻ってきてくれる若者―はよく話す…私が一方的に話しているようで、そうではないなぁ~と今回卒業生と話をして思った。そして、うちの卒業生は人の話をよく聞くなぁ~と感心させてもらった。そして、よく話し、よく聞く人は、必ず、自分の意見を持っていく。

ここでの「自分の意見」とは、人を説得する努力ができる、中身のある「意見」である。他人やメディアからの受け売りではなくて、「自分自身の」意見である。それを持っているかどうかが、社会での成功の鍵だと私は思っている。

そのような「意見」はどのように育まれるのか…私は、年上の人と、しっかりと内容のある話をすることによって育まれると信じている。だから、私は、子どもたちに思いの丈考えの幅をしっかりと伝えるようにしている。私たちの思いや考えをそっくりそのまま納得、賛同してほしくて伝えるわけではない。世の中にはこう考える人がいる、そして自分たちのことを思ってくれる人がいる。―だから、自分は今何をすべきで、何をしたいのかを考える土台やきっかけにしてほしいのだ。そして、彼らの思いや考えは、私たちが納得できるかどうかは別として、聞くようにする。…

だから、最近、「なかなか言うこと聞いてくれなくて…」だとか「家では、言い合いばかりになります」という親御さんには、できるだけ、「勉強しろ」というのではなく、一緒にテレビ(なるべく内容のあるもの)を見たり、新聞を読んだり、一緒に食事をしながら、いろいろな世の中の話や身近な話をしてほしいと伝えている。

私は、両親とバカみたいな話から、難しい話までたくさんして、成長した。ほかの兄姉と比べて、部屋にこもることも、週末に友人と出かけることも少なかったように思う。そして、その度合いと比例するように、私は学校での勉強についての苦労も少なかった。だから、私は、日常的な事象や生活の知恵により、思考回路がつながっていくことが子どもたちの学力向上にはとても大切だと思う。

先日来、再会を果たしている卒業生たち、寺子屋でも比較的いろいろなことを話す子だったり、とても印象的な行動(言動)をしていたり…寺子屋での学習も楽しく、そして、他の人との交流もそれなりにして、勉強も自分らしくこなし…今もなお輝きを失わない社会的にも順調に成長をしている若者たちだ。…私から見ると皆、「共通項」は「親御さんの顔が見える」だ。イコール…親子の健全な会話があるということが話の端々から伺える若者たちである。(*^。^*)

年末年始… お休みも多いことと思う。ぜひ、「よく食べ、よく話し、よく笑う」をご家庭でも、お友だち同士でも 実行してほしいと思う。

(Y.K)
by terakoya21 | 2012-12-27 13:50 | 寺子屋の日々

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