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Howdy (てらこや新聞92号 竹川のコーナーより)

~ 追悼~

亀井芳雄先生が亡くなられて、先日四十九日をすまされたとfacebookで知った。ご家族の皆さんにはあっという間の日々だっただろう。何かと忙しなく、悲しみに浸る間もなかったかもしれない。

私の父が亡くなった時も、そうだった。ひょいっと 元気に「ただいま」と帰ってきそうな気がするほど、亡くなったという実感がわかなかった。その父が亡くなって、今年で13年になる。

今でも父を想うと涙が出る時もあるけれど、父の面影はそこここに感じられるようになってきたのも事実だ。例えば、実家にある 収納棚。日曜大工が得意だった父の「作品」は、実家のいたる所で今も現役で頑張っている。また例えば、金木犀。父が亡くなる数年前、実家の庭に父は金木犀を植えた。父が生きている間に花は一輪も咲くことはなかったが、父が亡くなった後は毎年、花を咲かせるようになった。秋になり、芳しい香りがどこからともなく漂い始めると、私は必ず父のことを想い出す。そして例えば、何の変哲もない普通の道でさえ、父を想う 小道具になる。この道を一緒にドライブしたとか、父はこの道は知らないんだとか・・・。

私が芳雄先生を思い出すとき真っ先に浮かぶのが、小学生で出会い英語を教えていただいた時の光景だ。その中でも特に印象的なのが「M」と「N」の発音。「エッンム」「エッンヌ」と、強調して発音されていたのだろうが、その通る大きな声から浮かぶのは 小文字ではなく大文字のMとNだ(^_^;)。

また、私が寺子屋で教えるようになってからは、ほぼ毎日、芳しい香りの美味しいコーヒーを淹れて下さっていた。元気なお姿を拝見できる機会でもあり、コーヒーとともに毎日楽しみな時間だった。今後、芳醇な香りの美味しいコーヒーをいただく度に、私はきっと芳雄先生のことを思い出すだろう。

人は必ずいつかお別れを迎える。それは悲しいことだけれど、その人との思い出はそこかしこに永遠に生き続けるものだと思う。
(K.T.)
by terakoya21 | 2012-12-06 10:45 | Howdy

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