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Bonjour!(てらこや新聞81号 谷のコーナーより)

WHAT A HUMOROUS WORLD

ある夏の日、急な上り坂の途中で高校生の自転車を追い抜かした。Tシャツの袖をまくり、丸刈り頭で立ちこぎをする彼らの背中には「我武者羅」の文字。何だか妙に納得して、「ヤラレタ……」と少し笑ってしまった。
日常には、ユーモアが必要だと思う。腹の立つことや気が滅入ること、涙をこらえられないことで頭がいっぱいになっていても、ふっと力が抜けて心が軽くなる。どんな状況でも、そんな瞬間があれば、最低限のことをする気力と体力は保って過ごしていけるような気がする。

客観的にみればその場しのぎの一手にすぎないのかもしれないが、この「気がする」というのがツボなのだろう。一度ふっと笑ってしまうと、元のように怒ることも泣くこともできなくなるからだ。

「笑顔は世界共通」―今やありふれた言葉の一つだが、実際に自分の目の前にいる人を笑顔にすることは、それほど簡単なことではない。それが深刻な状況であればなおさらだろう。流行のギャグや派手なアクションは場にそぐわず、無理に笑わそうとすればするほど空回りしてしまうこともある。きっと、ユーモアを使いこなすには「ゆとり」が必要なのだろう。

そして、こんなふうに考え込んでしまっている時点で、私はそのセンスをまだまだ磨き足りないということだ。

ユーモア(humor)
人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。諧謔(かいぎゃく)。
我武者羅(がむしゃら)
[名・形動]後先を考えないで強引に事をなすこと。また、そのさま。【大辞泉】
by terakoya21 | 2012-01-16 17:57 | Bonjour

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