まえがき(てらこや新聞79号より)
2011年 10月 20日
10月も半ばに差しかかり、近頃ようやく秋らしくなりましたね。通学路の木々もちらほら色づき始め、通りは日毎にあざやかになってきています。真っ赤なもみじも素敵だけれど、紅葉していく様子を見守るのも、なかなかに楽しいものです。わたしは駅から学校までの道を歩いて登校しているので、そういった変化を日々感じられます。空の色、草花の匂い、虫や鳥の声。どれもわたしを癒し、励ましてもくれます。
急いでいるときなど、自転車やバスで通り過ぎる友人の姿を見ると、うらやましく感じることもありますが、わたしにとって学校までの20分間は、一日のうちの大切なひとときとなっています。
忙しい現代社会を生きるみなさんですが、たまにはゆっくり歩きながら、身の回りの風景を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(H.F)