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てらこや日誌

やはり今年も・・・

生徒の言葉に傷つき悩み、
生徒の言葉に救われる1年になるのだなぁ~
と実感する年明け1週間でした。

火曜日の3時間目からお小言を言い始め、
水曜日は平穏だったものの・・・
木曜日、金曜日とまたお小言・・・

金曜日のお小言は・・・助言のつもりですが・・・
精神的に疲れるものでした。

・・・このところ、中学、高校が予備校化し、我が塾だけではなく、個人塾が
学校化、家庭化しているように思うことが多かったのですが
ここ数年の高校3年生たちの力がここ(センター寸前)に来ても
伸び悩んでいる原因が、高校の予備校化にあるとはっきりと思い知ったからです。

自分の経験からも、センター前の冬休みを越えたとき、
冬休みを自分なりに計画を立て、充実して過ごせた高校3年生の若い脳の
実力は自分でもびっくりするほど伸びているはずなのに
彼らの勉強の仕方は、何度「基本を」と呼びかけても
「点数を取る」「大学に入る」「受験戦争に勝つ」から離れられないために
伸び悩むのです。

進学校と言われる学校には・・・確かに大学に行くために行くのですが・・・

あくまでこれは、「大学に行く」ためであり「大学に入る」ためにいくわけではありません。

それを履き違えている学校が多くあり・・・
多くの保護者の方々もそう勘違いされているのではないかと思います。

その被害を受けているのが子どもたちです。
受験のあり方よりも、受験に対する考え方を変えないと
「ゆとり」も「脱ゆとり」も・・・役に立たないのではないかと思います。

私の経験では・・・高校で学んだことは大学で学んだことよりも海外で役に立ちました。
今でも、高校までで学んだことは、生活の基本です。

だから、在学中、あんなに嫌いだった母校が、
今となっては私にとってかけがえのない
大切な帰る場所の1つなのです。

つまり、人間として社会に出るために必要な「教養」の基礎を
高校までに身に着けたということです。
だから、高校時代の友人と時を共にすることが今でも楽しいと思えるのです。

高校までに学ぶことの多くは、一生自分がつきあっていくものだと私は思うのです。

それが、予備校化して、センター入試でいかに点数をとるか、
大学入試にいかに合格するか・・・を教えていて、
勉強ができる、できないで、態度を変える
大人(先生)と子どもたち(生徒)の集まりでは
日本の次の世代は決して育ちません。

センター入試一週間前に私が言い出したお小言は、彼らにとって
きついものだったと思いますが・・・

あと一週間、しっかりと基本を見直すきっかけになってくれればと
願います。難関校を狙う生徒がほとんどの今年の寺子屋の高校3年生諸君

7割と8割、8割と9割、9割と満点
この差は、その「基本」を見直す「おごりのない心」です。

そして、竹川先生とは違い、眠れぬ金曜日の夜を過ごした私は
昨日の世界史勉強会の高校3年生と
お手伝いに来てくれていた高校1年生の言葉に救われました。

まず、高校3年生・・・世界史勉強会の前に恒例になってしまった
お茶会のとき、前日の私のお小言の1部をとりあげ

「勉強を楽しむ」ってどんな風にすればいいですか?

私は、英文を読むと短文でも長文でも、自分でコメントを入れたり、
生徒に要約や感想を尋ねます。

金曜日のお小言の始まりは・・・
小話の要約を5人が5人ともできなかったことです。
その問題が、「発音」を問うために使われた小話だったので、
意味をとらずに読んだ結果でしょう・・・

そして、長文の問題も、彼らが毎回、要約を苦手とするわけが分かったのです。

彼らは長文の問題は、設問にあわせて読み、
通して一度も読まないらしいのです・・・
私は、不覚にも(?)長文が要約できないのは、日本語の表現力がないだけで
そんなことをしているとは今まで気づかなかったのです。

というのも・・・彼らは、最近のセンター入試問題なら
解答としては、ボロボロだったことはあまりなく・・・間違っても1、2問・・・
1990年代前半の問題は苦手でも・・・訳などを散々やっていっても、
少しの助言でなんとか訳してくれていたので・・・
そんな解き方をしているということには、夢にも思っていませんでした。

そして、金曜日、小話を改めて音読してからの要約も、
的外れだったり、言葉足らずだったり、表現力がなかったりしたのに私は愕然としたのです。

そして、出てきたのが、上のような解き方をしているという報告・・・

そして問うたのです。

「英語は何のために勉強するのか?」

点数や大学に入るためだとするとさぞかし面白くないだろうと・・・

そして、彼らは大学に入っても英語を使えなければ役に立たない
時代にいるということ

何を勉強するにも楽しさを自分で見つけることが
勉強を身に着ける、そして長続きさせる秘訣だ・・・

と続けました。

だから、それを受け止めてくれた生徒が・・・
翌日、そう聞いてきたことが、私には、とても嬉しいことでした。

その人によるだろうけれど・・・
私は、英文は意味をとり、自分で考えながら読むことが楽しいと思うのです。
そして、その内容には、生物や、政治経済、歴史についても学べるものが
たくさんあるのです。

そう思って、日本語の本を読むのと同じように読む・・・
そして、他の科目も同じです。テレビを見るときも同じです。
「あ、これ、この間、先生が言っていたこと」「あ、これ、この前教科書に書いてあった」

・・・この発見が楽しくなれば、勉強などそれほど苦痛なものではなくなるはずなのです。

そして、生活の中で発見することと学校で学ぶことが直接リンクするのは、高校までの方が断然多く
身近な発見も多いのです。

・・・小学生の頃から、ずっと彼らにはそれを伝え続けてきたつもりだったのですが・・・007.gif

また、昨日はお手伝いに来てくれていた高校1年生の男の子ともそのような話をしていたのですが・・・

授業に来ていた高校1年生の女の子が
「オーストラリアっていい国ですか」
という質問をしてきたので

私は、オーストラリアはなぜだか足が遠のいていて、
行きたいと思ったことのない国で・・・
行こうとも思ったことがないので・・・
よくわからないのだけれど・・・
いいという人は多いということを伝えた上で
大学時代のアルバイトの話から
オージーイングリッシュのなまりの話をしました。

私は大学時代NHKでアルバイトをしていて、
アメリカ、イギリス、オーストラリアの報道特集番組の入ったテープを
送られてきたまま見て、そのテープにはどのような内容のものが入っているかを
日本語で要約してファイルするという仕事をしていました。

その話を聞き、授業の横で座っていた男の子が・・・

「そんな仕事って、時給高いんやろ?」

・・・当時「1000円」で、残業だと25%増だったから・・・
仕事の質の割には、高くはなかったけれど
英語の勉強も出来て、その上お金をもらえるという点では
メリット大きかったと伝えると・・・

「やっぱりいい大学行くと、バイトの質も違うんですね・・・
僕もやっぱり、頑張っていい大学目指そ・・・」

と言ってくれたのです。

そうです、私が「一流大学」といわれる大学に行ってよかったと思うのは、
人脈とチャンスの幅の違いです。

その一方で、一流大学に来ている人も同じ「大学生」なのです。
誰にだって、意志とちょっとした運と最大限の努力で、なれるものなのです。

自分の目指す分野での「一流大学」を・・・
目指すことをやはり高校1年生、2年生には薦めたいと
私が思うのは、自分の経験からです。

まぁ・・・高校3年生になったら、ある程度地に足つけることも大切でしょうが・・・。

私の話を高校1年生が、励みにしてくれたということが私には、
週の最後を飾る、生徒からの救いの言葉として、響き、
気分よく週を終えることができました。

そして、昨日はぐっすりと・・・
今朝も目覚めよくはじめられました!!!

やっぱり、小言より「ありがとう」という気持ちで終わることって大切です。

(Y.K)
by terakoya21 | 2011-01-09 13:07 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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