てらこや日誌
2010年 09月 25日
教育の永遠のテーマなのか???と思えるほど
このところ、このことを子どもたちに伝えることの難しさを感じています。
もう中学生にもなったら、私たちは、
「勉強は誰のためにするのか」を知っていたように思います。
知っているから、する人と、しない人に分かれていく・・・
そして、「なぜ勉強するのか」は自分自身の永遠のテーマで・・・
人に聞いて答えが出るものではないことを
大人は知っているものだと私は、信じていました。
が・・・現代は違うようです。
なぜ勉強するのかは、先生や親、他人に教えてもらう質問でも問題でもありません。
自分で考え、見つけていく課題です。
そして、誰のために勉強するのかは、もちろん
「自分のため」です。
現代の子どもたち、経験、体験が少なく、
学力低下の原因のひとつがそこにあるというようなことが
言われていますが・・・確かにそうだと思います。
今日、小学三年生の生徒が割り算の意味がわからず悩んでいたので・・・
9人に分けてみよう!と実際に割り算の意味をわかってもらうために
40本の色鉛筆を渡しました。
かなり長い間呆然と立っていて・・・彼は
適当に数本ずつとって、分けはじめました。
が・・・なかなかうまくいきません・・・
(割り算の問題があまりのでるものだったので・・・
余計にわからなくなっていたのでしょう)
・・・なんとか、4本ずつわけ、4本あまることにたどり着きました。
20分ほどかかったでしょうか。
私は、1本ずつ9箇所に分けていくと思っていたので
待ちながら・・・彼の苦悩の原因が算数以前の問題にあることに
気がつき、今日は、対策を早く打つためにできることを考えています。
先週は、世界史の勉強会で、歴史や英語の教科書に出てくる話や人に関連した映画上映会をしたほうがいいかねぇ~と高校生とは話していたのですが・・・
TEA Time...というクラスを土曜日などに開けたらなぁ~と
考え中です。皆さん、案があったら、どんどんメールでお知らせください。
といってももちろん、有料クラスです・・
email:terakoya@poppy.ocn.ne.jp
(Y.K)