てらこや日誌
2010年 08月 12日
竹川先生の書き込みにもあるように、明日から4日間
寺子屋はお盆休みに入ります。
今日は、その前の最後の授業でしたが・・・
私のクラスは、様々な理由から人数が少なく、
まったりと、ゆったりとしたペースのクラスばかりでした。
しかし、今年度の最初から私を悩ませている子どもたちの様子が
今日も続き・・・ちょっとブルーです。
誰のための勉強なのか・・・
と考え込んでしまうのです。
勉強はなぜするのか、英語はどうして勉強しなければならないのか
そんな質問が、検索ワードによく出ていますが・・・
勉強は、なぜするのか。英語はなぜ勉強するのか。
という疑問・・・他人にする質問としては、根本的に、間違っていると私は思います。
勉強は、なぜするのか。英語はなぜ勉強するのか。
それを見つけるために個々人が努力を重ねるのです。
だから、勉強は、自分のためにするのです。
その人によって違う目的があり、その目的を探すために
人間は学習を続けるのです。
それなのに・・・その努力をもう、幼いころから怠っていたり、
あきらめている子どもたちが
現代にはいかに多いか・・・に愕然とすることが多くあります。
こちらの説明を聞かずに、その説明に従わずに問題を解き始め、
間違った答えを出し、その間違いを指摘すると不機嫌になる・・・
そんな生徒が増えつつあります。
そして、私たちは、そんな生徒からの「何が違うの?」という挑戦的な言葉に
面食らいます。
何かが違うから、○をしてもらえない・・・。
それを見つけるヒントを私たちは書き加えたり、指摘したりするにもかかわらず・・・
そこから得るヒントを考えようともしない態度に・・・
憤りを覚えます。
一方で、この子どもたちの態度・・・
私は日常生活で、テレビや周囲の大人たちにも同じものを見つけます。
そうすると・・・
子どもたちのこの態度は、私たち大人のせいで、
私たちは、
子どもたちに対しては、気長に、繰り返し伝える努力が必要だと
感じ、反省し、いろいろな手を考える・・・・
でも、それはなかなか、ぶ厚く、高い壁であると・・・
途方にくれることも増えています。
このお休みも、明日、あさっては姪っ子たちの相手をしながら
この壁への対応を考えることになりそうです。
彼女たちにとっての叔母さんは、
だんだん怖いおばさんになっていくのでしょう。
(Y.K)