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まえがき (てらこや新聞64号 竹川のコーナーより)

~心に残った言葉は…~

サッカーが大好きな私にとって、ワールドカップ南アフリカ大会の1ヶ月は、世界トップレベルのサッカーを堪能できる楽しい1ヶ月でした。

今大会、私は韓国にかなり惹きつけられました。お隣の国で韓流ドラマも何本か見たことはあるけれど、私にとっては今まであまり興味のなかった国でした。韓国の第1戦目ギリシャ戦の戦いぶりが素晴らしかったので、今回はそれ以来韓国を応援していました。1次リーグは突破したものの、残念ながら決勝トーナメントの第1戦目で敗退…。それを受けて、韓国サポーターの様子を伝えているある番組を見た時のことです。もちろん、残念だったというサポーターもいましたが、ある女性がインタビューに答えていた、その言葉に私は釘づけになりました…「まだ日本の決勝トーナメントはこれからなので、ぜひ日本には勝ち上がってもらいたい」というような内容の言葉でした。

大会前のあまりの不甲斐なさと、それを覆す快進撃のギャップに、今大会の日本代表を追う日本のマスコミの報道は過熱の一途を辿ったような気がします。どこもかしこも代わり映えのしない番組に、私自身は少々辟易としていました。そして、思ったのです…もし今大会、韓国よりも日本の方が先に試合を戦っていて、韓国と同じような立場になっていたら、先程の韓国人のように「韓国には頑張ってほしい」と言える日本のファンがいたのだろうか、そして、いたとして、そのコメントを番組で放送していたのだろうか、と。

溢れかえる情報時代、情報を得る手段には事欠かない時代なのに、あまりにも世界について知らない子供たちが多くいることに、私達は日々頭を悩ませています。日本を応援したい気持ちはわかるけれど、ワールドカップと銘打つ大会、ぜひ世界の国々にも目を向けてほしいと思うのです。今大会の出場チームは日本を含め32カ国。オリンピックと比べれば少ない数。日本代表の報道にあれだけの時間が割けるなら、その同じ時間、出場国の大まかな国紹介をしてくれる懐の深い報道機関があっても良いものなのに…なんて私は思うのですが、それは私だけでしょうか。少なくとも、日本と対戦したオランダやデンマークの首都くらいは知っていてほしい、この機会に知ってみようと思う子供たちがいても良いはずなのに…と思うのです。

次のブラジル大会、日本が出場し、もし敗退したとしても、「対戦相手には勝ち上がってほしい」と言える日本人が多くいることを期待したいと思った言葉でした。

(K.T.)
by terakoya21 | 2010-08-03 17:54 | まえがき

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