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いまどき英語教育――「How are you?」と聞かれたら? | Excite エキサイト

先生に、「調子はどうですか?」って聞かれて

「お腹すいた」って答えることが、生きた英語力なのか?

How are you?は実際、Hello.とそうかわらないあいさつ・・・
だから、熱があろうと調子が悪かろうが、

Fine, thank you. And you? で十分なはず。

友だち同士で、時間があるという前提や
学校の先生に、授業を休むから体調が悪いことを
伝えておかなければならないとかいう状況でない限り、
How are you?に実際の体調や今言いたいことを
そのときの状況で答えることなど必要ないのです。

逆に、I'm hungryなんて、答えたら、バカじゃないかと思われる。
「こどもたちだから・・・」というかもしれないけれど、
そのまま続けて、中学、高校の授業がつまらなすぎて、
英語が嫌いになる子を多くみてきた私としては、
こういう教え方を「生きた英語教育」とする主張は本当に許せない!

型にはまった言い方であろうが、それをしっかり覚え、そこから崩すか、
文法と繰り返し学習をしない限り
週1回や月2回の授業や、毎日使わない英語で、身につくはずがない。

そんなに生きた英語が必要なら、
毎日使える環境が必要になるはず。
そして、生徒たちの意気込みの問題があり、
「楽しく、面白く」なんていう教え方をずっと続けることなんて不可能なのだから、
よく考えて欲しい。

ちなみに、私は、This is a pen.から教わった世代だけれど、
アメリカに3年ほど住み、現地の大学院をそれなりの成績で卒業している。
そして、さまざまな国々の人々と友人関係を今でもずっと持ち続けている。

皆さんは、内容のない会話をぺらぺらしゃべり、得意がる人間と、
物静かで謙虚に内容のある話のできる人間のどちらを信頼しますか?

今の小学生対象の「英会話」教育は、前者を大量生産しようとしている気がします。

英語も日本語と同じ、言葉なのです。

「生かす」か「殺す」かは、本人の教養次第。
そして、「コミュニケーション」は口だけでとるものではありません。

(Y.K)
by terakoya21 | 2010-06-05 16:19 | 意見

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