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まえがき (てらこや新聞62号 竹川のコーナーより)

~最近の授業風景から~

体験講座を経て、4月から本講座が始まった小学生クラスがあります。3人の女の子ばかりのクラスなのですが、このクラスは最も寺子屋らしいクラスかもしれません。3人ともが元気溌剌、そして好奇心に満ち溢れています。何より良いと思えるのは、お互い切磋琢磨し合っている雰囲気です。他の人に後れを取ってはいけない…という気持ちが強いのでしょうけれど、それが相乗効果となり、3人ともがやる気に満ち溢れ、活気ある授業になっています。45分間の授業は毎回、あっという間に過ぎていき、授業後は心地よい疲れと共に清々しい気持ちになるクラスです。

宿題ではない単語探しのパズルを毎回してくる2人に、もう1人の子が「いつ、どうやってパズルを解く時間を作っているのか」と尋ねる一幕が先日ありました。その問いに2人ともがそれぞれの自分なりの答えを言うのです。

学習塾ですから、もちろん英語や数学の成績に、寺子屋での授業がその一端を担うことが大切なのですが、考えてみると、小中学生に対して私が怒るのは、成績のことではなく、授業を受ける態度や物事に対する取り組みの姿勢に関してのことがほとんどです。「寺子屋で一番怖いのは竹川先生だ」とよく言われるのですが、特に生徒たちの「ムリ」という言葉には敏感に反応しているかもしれません。何かを学ぼうとする時、また何かやり遂げたいことがある時、「ムリ」という一言で片づけてしまう、その一言で出来る努力をせずに終わらせてしまう、その姿勢が私を苛立たせます。やってみて結局出来なかった…ということはあるけれど、何もしない前から「ムリ」と言ってしまうのは、する努力をしてみようとしない自分に楽な言い訳を付けているだけだからです。

それぞれが向上心を持ち続け、たまたま同じクラスになった仲間たちとも交流を図りつつ、お互いを高め合う…少し大げさな表現かもしれませんが、そういう雰囲気が前述のクラスには感じられるのです。それは…彼女たちがみんな朗らかな子供達だからなのか、小学生だからなのか、育った環境が関係しているのか…。そういった雰囲気は年齢が上がるにつれて失われていくものなのか…と、特に高校生の授業を受け持ちながら自問自答を繰り返す日々です。私自身もそれを「ムリ」と投げ出さず、見つめ続けていきたいと思っています。

(K.T.)
by terakoya21 | 2010-06-04 15:13 | まえがき

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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