My Flower Arrangement (てらこや新聞60号 竹川のコーナーより)

番外編 お気に入り春の花

春の訪れと共に、花屋さんの店先に並ぶ花の種類も増えてきます。一年で一番花の種類が多い時期かもしれません。今回は番外編として、私のお気に入りの春の花をご紹介します。お家で活けるときのご参考に!!

まず、春の球根花の代表選手チューリップ。冬から春まで、様々な種類のチューリップが出回ります。花の咲き方も一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、花びらに切れ込みの入るフリンジ咲きやパロット咲きなど様々、色も様々です。ピンクや黄色など、パステル調の色を選べば優しい雰囲気に、同じ色でも明るい原色を選べばポップにもなります。私自身は、濃紫や深紅など濃い色目のチューリップがお気に入りです。我が家のプランターには、限りなく黒に近いチューリップ「ブラックチャーム」の球根が植わっています。徐々に葉が伸びてきています。開花が楽しみ♪ちなみに、チューリップの原産地はトルコ。今では「チューリップ=オランダ」というイメージですね。
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球根花を続けてご紹介しましょう。春の訪れと共に、フラワーアレンジで使いたくなる花の一つ、それがラナンキュラスです。小さなつぼみから、ほろほろと薄い花びらがほどけるように大きく丸く開く様が、とてもドラマチックな花です。薄紙のような花びらは一体何枚あるのだろう…と思えるほどです。花占いをしたら、最後の一枚になるまでかなり時間がかかりそう(^_^;)。茎が折れやすいので、扱う時は丁寧に。

同じく球根花のアネモネも、春の訪れを告げる花の代表です。赤や白も素敵ですが、私のお気に入りは紫。花によってはビロードのような質感になる紫色は、アレンジを大人っぽく仕上げてくれます。薄い花びらは、日中は大きく開花しますが、光や温度の変化で、開閉します。くしゅくしゅした葉っぱも可愛らしい雰囲気。

球根花の中でも、私の特にお気に入りは、ぶどうの房のような形をした小花が十数輪下向きに咲く可愛いムスカリ。私の好きな色は決して「紫」ではないのですが、このムスカリも、やはり青い色や紫系の色が好き。フラワーアレンジの中に、清涼感あるこの青紫色が加わると、良いアクセントになります。

球根花で芳香を楽しみたいなら、スイセンがオススメです。園芸品種は2万種類もあるそうです。私は、豪華な八重咲きや数輪固まって咲く房咲きよりも、すっきりした美しさ、楚々とした佇まいの日本水仙が好きです。

芳香をもっと楽しむなら、フリージアストックヒヤシンスがオススメです。フリージアは細い茎に咲く可憐な花で、私は黄色のフリージアが好きです。ストックは穂状に花が咲き、スプレータイプのものもあります。私は薄ピンクのストックがお気に入りです。かなり香りが強いので、鼻が弱い人には不向きかもしれません。ヒヤシンスは鈴なりに咲く星型の小花が豪華な雰囲気。咲き進むとかなり花部分が重くなるので、茎がしっかりしたものを選びます。

春の庭を賑わせてくれる草花もご紹介しましょう。春の花壇を彩る代表選手はパンジービオラでしょう。デージーネメシアもおススメです。皆さんご存知のパンジーは、この季節、庭を彩ってくれる花ですね。花びらに入る模様で、可憐にも大人っぽくも見える親しみやすい花です。私は、パンジーを一回り小さくしたビオラの方が好きで、今、我が家のプランターには5種類のビオラが植わっています。暖かくなるにつれて、次々に蕾をつけ花を咲かせます。花が終わった花がら摘みをすると、次々に蕾が増えます。この花がら摘みが、花に話しかけて育てる楽しさの一つになっています。水揚げが良いので、苗で植えたものでも切り取って、ガラスのコップなどに挿すと可憐で可愛い雰囲気です。デージーは花びらが細くてびっしり。白やピンク、紅色ですが、中心は黄色。ヒナギクとも呼ばれる花です。ネメシアは細かく分かれた茎の先に小花が集まって咲くと、小さなボール状になります。我が家のプランターにも植わっています。鼻を近づけると芳香があるものも…。とっても可愛らしい花で、私は大好き。ちなみに、我が家のプランターに植わっているビオラとネメシアを見てみると…5種植わっているビオラのうち3種が紫系、ネメシアは薄紫色です(~_~;)。先ほども書きましたが、私が好きな色は決して「紫」ではないのですが、何故か紫系の色が多いですね。どういうことなんでしょうか?(~_~;)
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バラやユリなどのように、それ一つで豪華な花も好きですが、素朴な雰囲気の花も好きです。例えばスイートピーでも、私は宿根スイートピーの方が好き。一般的なスイートピーよりも花が小粒で清楚な雰囲気。巻きひげが付いているものもあり、豆の花といった雰囲気が可愛い。野の花の趣が感じられるニゲラミヤコワスレスカビオサなども好き。いずれも紫系が多い花です(~_~;)。

花木で春を告げるものもあります。モモモクレンミモザも素敵です。私のお気に入りはミモザ。黄色いポンポンのような小さな花が咲き、その黄色い色が明るい気分にさせてくれます。葉の緑とのコントラストも目を引きます。また、白い小花が可憐なコデマリユキヤナギも大好き。白い小花が房状に咲くコデマリは、枝ものには珍しく茎が細くて垂れるので、その曲線や流れの美しさを愛でたい花です。ユキヤナギもびっしり無数に花が枝なりにつくので、雪が降り積もったように見えて素敵♪

お家で気軽に花を楽しむには、「花を活けよう」と肩肘張らないことです。花器は花瓶だけとは限りません。ガラスのコップに投げ入れるように活けても良いし、ジャムなどの空き瓶を利用しても素敵になります。外国製の缶詰の空き缶に小さなコップを落としに入れて活けてみたり、大小の皿を重ね、その皿の隙間に細い茎の花なら挿すことができます。ティーポットやピッチャー、片口なども素敵に活けられます。とにかくキッチンにある食器のどんなものでも花器に変身します。

花を扱うときの注意点を少しご紹介しましょう。球根花は基本的に水揚げが良く、また、水に浸かると茎が腐りやすくなるので、水は浅めにします。草花は、水に浸かった部分の茎にぬめりが出てきたら、水で洗い流して切り戻すと長持ちします。花木は、根元に縦に切り込みを入れておくと水もちがよくなります。いずれも、水を吸い上げる断面を大きくするため、切り口は斜めにカットするのがコツです。

花が豊富になる、これからの季節。気軽に花を楽しんでみて下さい。

(K.T.)
参照:角川マガジンズ「花時間」付録 春の花図鑑 春の花コレクション100種)
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by terakoya21 | 2010-04-24 21:21 | Flower Arrangement

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