てらこや日誌
2010年 01月 30日
昨日は実力テスト真近の高校1年生が授業前から勉強に来ていました。
彼女たちが勉強していたのは、数学・・・
1人は5時前から勉強をしていて・・・もう1人は、7時前に来ました。
ちょうど高校3年生の理系の大学を目指す生徒がいたので
「わからんだら、彼に聞きな、わかるはずやで」
と声をかけると、高校3年生は焦りだし・・・
というのも、彼は工業高校生なので、進学校とは教えられ方が違い・・・
「無理無理」と言っていたのですが、
私は、人に教えることによって自分がわからないところを発見することが
学習には大切だと思っているので、放っておきました。
するとしばらくして、1年生の子が悩んでいる様子
私が、高3生に「ちょっと、出番!」と声をかけ
助けてもらうことに・・・
・・・あぁでもない、こぉでもないと3人で
考えたり、教えあったりしながら時間が経っていったのですが
結局、彼女が問題を勘違いしていたと判明・・・
ということで、彼女は恐縮・・・
その後、高校3年生は帰宅して、
高校1年生たちは英語の授業へ・・・
授業後、玄関口でその高1の女の子に私が声をかけられました。
「あの、高3の人に、本当に申し訳なかったと伝えて下さい。」
・・・「それから、受験も頑張って下さいと」
そのときの彼女の言い方と表情が本当にかわいらしく・・・
また、寺子屋コミュニティーの暖かさを感じた気がして
嬉しくなりました。
(Y.K)