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MY CINEMA PARADISE (てらこや新聞55号 竹川のコーナーより)

MOVIE14: ローマの休日
Roman Holiday


オードリー・ヘップバーンを嫌いな日本人はいないと思う。

そう思っていたけれど、高校生の中には「オードリー・ヘップバーン」を知らない子達もいるということに、ここ数年、毎年驚かされている。小学生にいたっては「オードリー」はお笑い芸人のコンビ名しか思い浮かばないだろう…。

1929年生まれのオードリー、今年は生誕80周年になる。私がいつ初めて彼女の名前を知ったのかは、もう定かではないけれど、1989年公開の彼女の最後の映画『オールウェイズ(原題:Always)』を映画館に見に行った時、「歳をとったなぁ」と思ったことを今も覚えている。…ということは、それ以前に彼女のことを知っていたということだ。つまり、高校生の時にはすでに彼女のことを知っていたということになる。

オードリーの出演している映画で好きな映画は?というよくある質問のほぼ1位をとるのが『ローマの休日』だろう。今更言わずとも知れたストーリーだけれど、この映画のオードリーは私も好きなうちの一つだ。『マイ・フェア・レディ』『麗しのサブリナ』『昼下がりの情事』『ティファニーで朝食を』『いつも二人で』等々…どの映画のオードリーも気品があって美しく、チャーミングで可愛らしくて、大好きだけれど、やはり『ローマの休日』のアン王女のオードリーは、とびきり透明感があって、小リスのようなくりくりした瞳が印象的で、輝きあふれる笑顔に見惚れてしまう美しさがある。

もう何度も映画を見て、ストーリーもすべて知っているというのに、何度見ても全く見飽きないのは、彼女の美しさの所以だと思う。何度も見ているのに、映画館の大きな画面でオードリーを見たいと、製作50周年記念のデジタル・ニューマスター版『ローマの休日』を母と一緒に映画館に見に行ったことさえある。

よく知られているこの映画のあらすじは 敢えてここでは紹介しない。ただ私の好きな場面を挙げておくと、一つはグレゴリー・ペック演じるジョー・ブラッドレーにもらったお金を使って、市井の暮らしに触れ、初めて街角の美容室でばっさりと長い髪を短くカットしてもらうシーン。このシーンを見るたびに、私は毎回、そのオードリーの髪型に憧れる。

そしてもう一つは、各国大使らとの面会シーンの最後、心に抱く想いを告げられないままジョーと別れる時、振り返ったオードリーが柔らかく微笑むシーン。心に抱いた声に出せない想いを抱えて、この後の人生を歩んでいくのであろうアン王女の心の強さを感じられる最後の名シーンだ。

時がどんなに経っても、人の心に印象深く残る数少ない名画だと思う。

(K.T.)

(参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
by terakoya21 | 2009-11-15 23:06 | CINEMA PARADISE

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