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周囲を見回して・・・

少子化で特に3つの改革を 舛添厚生労働大臣

Excite エキサイト : 政治ニュース

あたりを見回してみると・・・少なくとも、私の友人の子供や塾に来ている生徒たちの中でも、一人っ子は少ないのですが・・・。2、3人兄弟が多いと思います。

そして、一人っ子の子が経済的理由でという話は聞きません。私の義姉は、体が小さく、病弱なので、甥は一人っ子ですが、経済的に恵まれていないことよりもむしろ、自分の体の問題が理由。そして、友人たちの話を聞いても、タイミングの問題だったり、ほしくてもできないってことだったり・・・。

また、周囲の一人っ子たち、中学から私立に入れていたり、早くから塾に通っていたり、習いもの三昧だったり・・・あまり経済的に2人目がもてないという人・・・少なくとも、私の周りでは聞かないし、出会いません。ま、3人は産まないと少子化だといいますし、田舎だからかもしれませんが・・・。

そして、いつも私が疑問に思うのは・・・「経済的に助けてくれる人や制度があれば子どもを産んでもいい」という発想をする親がいるとして、その人たちが支援を受けることで子ども産んだとして・・・その子どもたちは、しっかりと成長し、日本の社会を担う人材になるのでしょうか。そんな親御さんが、ちゃんと子育てをしてくれるのでしょうか。

職場の制度の改革や、子育て支援のあり方・・・考える余地はあるし、教育の改革ーーー必要だと思いますが、「費用がかかる」か「かからない」かという観点ではなく、しっかり自分で考える力、創造する力がつく教育制度への改革をしてほしいと切実に感じます。

また、少子化の問題は、子どもを複数人もちたいのに、1人しかという方々よりもむしろ、私たちのような結婚しない、子どもを産まない独身の人たちがなぜ、結婚しなくて、なぜ子どもを持たないのかを考えることが重要なのではないかと思います。

・・・私は・・・結婚をしたくないわけでも、しないと決めているわけでもありませんが、多分しないだろうし、子どもも産まないと思います。

それは、30歳を越えるまでは、経済的な理由や職場環境、育児への不安というよりは、社会全体への不安と不満からでした。そして、35歳までは、それなりに努力をしてみましたが・・・やはり、今一歩踏み切れなかったのは・・・自分の将来への不安と社会への不満。そして今はその2つに自分の健康問題がのしかかり・・・

人にはそれぞれの悩みや問題、課題があります。けれど、今、社会に不安を感じている人は多くいると思います。「希望」が一番足りない世の中で、どうやって子どもを産めというのでしょうか。

・・・今の私には、社会に希望があるとしたら、毎日塾にやってくる子どもたち・・・。だけれど・・・その希望は、自分の子を持ちたいと思うにいたるまでの希望になり、産まねばと思うまでに時間がかかりすぎて、気がついたら年をとっていた。まだまだ、「37才なら大丈夫」なんて無責任なことを言う人も多くいるけれど・・・私にはそうは思えない。今どれだけ頑張っても、老後を保障されていない社会で・・・自分が母の年齢になったときの子どもの年齢を考え、そのときの子どもの苦労を考えずに・・・今の自分の行動を起こすことは・・・少なくとも私には無責任に見える。

少子化問題・・・経済的理由・・・なんてことが言われて、もう長い年月が経っていますが・・・何も変わっていないのに、不況にもかかわらず、ここ2・3年、30代での出産が増え、出生率は増えてきていたはず。一時的なものだという分析らしいけれど・・・

経済的な理由というよりは、人間関係の希薄化、働き方や学校のあり方、高齢化の方が問題で、そちらの方に目を向けた対策の方が、効果がある気がするのだけれど・・・

気のせいかしら・・・

200年住宅の優遇措置の方が・・・いつまでも経済的な理由だといい続けて、借金だらけの財政状況で、育児手当だ、医療費無料だとかわけのわからないばら撒き少子化対策より効果あると私は思います。

(Y.K)
by terakoya21 | 2009-06-09 15:06 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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