My Flower Arrangement (てらこや新聞48号 竹川のコーナーより)

Flower27 「桃の節句」
 
3月3日は雛祭り、桃の節句ですね。皆さんのお宅では、お雛様を飾りましたか?寺子屋では毎年、桃の節句の1ヶ月ほど前から、亀井先生のお雛様が玄関に飾られます。

私のお雛様は、母方の祖母が買ってくれた7段飾りのものでした。本来は嫁入り道具として持っていくのでしょうけれど、実家においたままです…。今では7段飾りにはしないものの、実家で母が毎年そのお雛様を並べて飾っています。私自身は、以前にフラワーアレンジで使ったお内裏様とお雛様の土鈴を自宅の玄関に飾っています。

桃は古くから邪や鬼を祓う神聖な植物とされていたそうです。桃の実の中にある固い核が子宮の形に似ていることから、女性を象徴する花とも言われているとか…。

ただ、新暦の3月には自然の桃は咲いていないので、この時期に出回る桃の花はほとんどがハウス栽培のものだそうです。

さて、今回のアレンジは、その「桃」がメインです。アレンジしたのがちょうど桃の節句の前でした。桃を使ってパラレルのアレンジにしました。パラレル(parallel)とは「平行」という意味で、ほとんどの花材をまっすぐ立てて挿していくアレンジ方法です。私の好きなアレンジ方法です(*^_^*)。

まず、一本の桃を枝分かれしているところで、長めのものと短めのものになるように切り分けます。それらを後方・前方それぞれにまっすぐ挿していきます。

その桃に添わせるように、私の好きな花・ニゲラを、くねくねした茎の線を生かして高さを出してあしらいました。このニゲラ、細い緑の苞(ほう)に包まれた花が野性的で、野の花の雰囲気を醸し出します。爽やかなブルーの色が、このアレンジの中でピリリと効いています。

そして、春の花・ストック。今回使ったのは スプレータイプ(枝分かれしている)のもので、枝分かれしている部分で切り分け、少し高さを出したり、低くあしらったりしています。溶けてしまいそうな薄いピンク色がはかなげですが、その芳香は部屋中に充満するほどで、香りのインパクトは大です。

クリームイエローの小輪スプレーカーネーションを、高低をつけてあしらいます。それまで使っている色が、桃色・水色・薄ピンク・クリームイエローとパステル系の色ばかりなので、足もとに濃ピンクのバラを低くあしらって、全体を引き締めました。そして、レモンリーフ・レザーファン・ゲーラックスというグリーンやモス(苔)で残りの足元を埋めていきます。
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パッと花開いた桃の花と柔らかな雰囲気が桃の節句にぴったりなアレンジとなりました。お花で桃の節句をお祝いするというのも素敵なものです。

(K.T.)
(参照:岩崎眞美子・サイトウトモミ著「しあわせを呼ぶ 和ごよみ」(学習研究社))
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by terakoya21 | 2009-04-11 20:29 | Flower Arrangement

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