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My Flower Arrangement (てらこや新聞47号 竹川のコーナーより)

Flower26 「カラーをたっぷりと使う!!」

今回のアレンジは「カラーを生ける」というのがテーマです。そんなに安価な花ではないのですが、今回は、お花の先生がお手頃な値段で大量入荷したらしく、1本の値段が普段の値段の3分の1くらいとのことでした。それで、なかなかカラーだけを大量に使うアレンジなどは普段はできないので、今回はメリットを生かして(?)、カラーをたっぷり10本も使いました!!

ちなみに、カラーという花…花に見えている部分は実際には「花」ではありません。その部分は「庖(ほう)」と 呼ばれ、その庖の中にある棒状の芯が花とされています。すっと伸びる茎の線が美しく、シンプルなフォルムが大人っぽく、すっきりと清楚でもあり、生け方によっては大胆で情熱的にも見せてくれる不思議な魅力を持った花で、私の好きな花の一つです。私の母は「カラー」と言う代わりに「海芋(かいう)」と呼んでいます。白色のカラーがポピュラーですが、今回使ったような色つきのものも多く出回っていて、黄色やピンクなどのニュアンスのある色のものから、黒色のものまであります。それぞれに醸し出す雰囲気が違って、アレンジするときワクワクさせてくれる花です。


さて、今回は「こんなふうに…」というテーマがなく、ただ「カラーを活かして」とだけ言われたので、アレンジする前に、他にどんな花材を合わせるか、どんな形にするのかを考えなければなりません。自由に設定する…私の苦手なところです。けれど、今回は、その時あった花材を見て、どれを選ぶか、どんな形にするか、私の中のイメージはすぐに出来上がりました(^.^)。

まず使うグリーンを選びました。切れ込みが入った大きな面のグリーン・モンステラ2本と、くすんだ銀灰色が印象的で、今回のものは葉っぱの大きい立派なユーカリを1本、そしてゲーラックスを3枚使いました。右側 後方に上に伸びるようにユーカリを挿し、同じ挿し口から左側に伸びるようにモンステラの葉を挿し、足元にはゲーラックスをまとめて挿します。それで出来上がる大まかな形が「Lの逆シェイプ」です。そんなわけで、今回のアレンジの形は「逆Lシェイプ」とすぐに決まりました。

それから、その「逆L」の形に沿って、花をあしらっていきます。上に伸びるようにあしらっているのは、朱色のカーネーション2本、足元には小さめの真紅のバラを2本あしらい、それらをつなぎ合わせるようにカラーをあしらっていきます。カラーは、そのまっすぐ伸びる茎が美しく、モンステラの2枚の葉の間からも伸びるように3本挿し、真紅のバラの周りには、花首辺りで短く切ったカラーを上に向けたり斜めに向けたりしながら固めてあしらいました。1本でも茎の美しさが際立つ花ですが、固めて挿すととてもドラマチックな雰囲気を出してくれます。今回使ったカラーは、オレンジ色のものですが、そのオレンジ色の中に黄色やグリーン、赤や茶色が 混ざる、とてもニュアンスのあるカラーです。けれど、その複雑な色味が、ちょうどバラの真紅やカーネーションの朱色と混じり合う色で、全体的に「朱・オレンジ」のグラデーションを作っています。
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さて、今回はお値段の話から始まったので、普段は公開していないアレンジのお値段を今回はご紹介しちゃいましょう(^_^;)。カラー10本、カーネーション2本、バラ2本、モンステラ2本、ユーカリ1本、ゲーラックス3枚…これらの花材で、今回は3,000円を切っています。いつもより3分の1程度のお値段だったカラーだからこそ出来たアレンジでしょう。通常の値段なら、10本使う勇気は、私にはちょっとありません(^^ゞ。

(K.T.)
by terakoya21 | 2009-03-18 14:16 | Flower Arrangement

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