上越だより (てらこや新聞44号下西さんのコーナーより)

キーワードは地産地消!

10月22日、「朝市」に行って来ました。場所は、上越市大町。住宅街の一方通行の道路の両側に露天が並びます。「朝市」では、テント張りのお店は、八百屋さんを中心に、魚屋さん、花屋さん、金物屋さん、靴屋さん、小判焼き(小型の今川焼)のお店まであります。また、自家製の野菜などを販売する人の多くは、ビーチパラソルを日よけにして、商品を出しています。この大町通りでは、「2・7(に・ひち)の市」と「4・9(し・く)の市」が開かれます。2・7とは、2日・7日・12日・17日・22日・27日の各日です。
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22日は、晴天に恵まれ10月にしては暖かい陽気でした。テント張りの店が30店ほど、そして、ビーチパラソルが50店くらいでしょうか。平日ですが、買い物客が行き交っています。幼稚園児のお散歩のコースにもなっているらしく、かわいい団体さんも通ります。

私は「朝市」に行くと必ず立ち寄る馬場さんに、インタビューしてみました。
「45歳くらいから、出ています。もう、30年になるかね。自分で作った野菜のほかに、お餅や漬け物も売ってる。月に18日は市に出ているから、ここに住んでいるようなものだね。ボケ防止ですよ、市に出るのは。」

馬場さんのこの日の商品は、水菜・チンゲンサイ・十全なす(マルナス)・アスパラ菜・タマネギ・ゴーヤ・梅干し・切り餅などでした。数年前から、加工品を売るためには、講習会で講義を受け、自宅に作業所(工房)を作ったとか。雨の日も、雪の日も、酷暑の日も「朝市」は開かれます。そして、タフなおばさんたちの姿がそこにあります。

「朝市」で有名な輪島や高山を訪れたことがあります。観光での「朝市」は、旅情をそそられるものがありますが、地元の「朝市」は、安心して買い物できる場であるとともに、情報の交換の場でもあります。「元気かねー」「久しぶりー」「もっと安くしてー」「二つ買ってくれたら、安くするかね」「食べ方は……?」の言葉が飛び交っています。

私が卒業した中学は、戦後、新しくできたものですが、少子化によって在校生が減り、1985年廃校になりました。その母校の跡地に、JAの農産物直売所ができました。「ウエストパーク ゆらら」です。野菜や農産物、加工品、手工芸品などのほかに、松阪牛の販売や、食堂もできました。中学校には、あまりいい思い出はありませんが、母校がなくなるのは、複雑な心境です。この辺りは、体育館だったかな……と思いながら、「ゆらら」で焼き肉を食べたものでした。(今は、「ウエストパーク」も「ゆらら」も当初とは内容が変わったようです。)
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上越市でもJAの農産物直売所が、平成18年にオープンしました。「あるるん畑」と名付けられたこの施設は、新鮮な野菜や、スーパーでは見かけない珍しい野菜もあります。地元の人による、地元の材料で作った加工品もあり、豆腐やこんにゃく、漬け物などイチオシです。

私が中学校で教えたミヤザワ君が、大学を卒業して、4月からここで働き始めました。

「農家の収入が少しでも増えることを願っています。地元で採れない野菜などを、市場に買い付けに行ったり……、明日から他県の直売所に視察に行くのです。」
と、今の仕事を語ってくれました。新鮮な野菜と、大人になった彼と、「あるるん畑」での私の楽しみが二つになりました。(ちなみに、上越市が発行する農産物・直売所マップによると、このような施設は朝市も含めて34ヵ所もあるそうです。)

最近の「時代のキーワード」は、地球温暖化懸念、CO2削減、食料の自給率アップでしょうか。それを、台所から挑戦するには、地産池消を薦めることと考えています。

「三里四方の野菜を食べろ」という言葉に出会いました。
「三里」とはいかないまでも、市内・県内あるいは隣県から、さまざまな海の幸・山の幸が得られる、この地に住めて幸せだなー!
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by terakoya21 | 2008-12-12 16:10 | 上越だより

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