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てらこや日誌

お昼つき、宿題勉強会について・・・続報?

いろいろな保護者の方のご意見を聞き、
またお問い合わせもいただき・・・

このブログを読んでくださっている方が
いることにも感激016.gif

そして、期待がある!というのは実感し、また
必要性も感じているので、

前向きに検討をさせていただいているのですが・・・

どれくらいの料金を期待されているのかが少しわかりづらく
悩んでいるところです。

ただ、学童保育のように助成があるわけでもなく、
非営利でもないので・・・
少数で、塾ならではの宿題を見る+αを取り入れるのか、
それとも人数が多くて、とにかく、大人の目がある状態を望まれるのか
によっても、変わってくることなのですが・・・

そんなご希望もお知らせいただき、ご協力いただけると助かります。

(Y.K)
# by terakoya21 | 2010-07-07 18:55 | 開講クラス紹介

あとがき (てらこや新聞62号 亀井先生のコーナーより)

今月も発行にこぎつけた「てらこや新聞」ですが、私はBall Parkの原稿を今回は書けませんでした。「トロント」の特集で、私が訪れたことのあるNBA、MLBのフランチャイズが存在する都市の特集が終わってしまったために、ピンとくる題材を探せぬまま時間が過ぎてしまったためです。すみません。今年中には、題材を考え再開したいと思っています。と、私がさぼっている間も、連載の皆さんは原稿をしっかり送って下さいました。ありがとうございます。そして、読者の方々から届くメッセージは、私たちの支えです。ありがとうございます。皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、一昨年から3年連続で5月は、私の大切な人の訃報が届く月になってしまいました。一昨年は、最後の伯父が、昨年は寺子屋の校舎を 建てて下さった会社の社長さんが、そして、今年、私が松阪で最も尊敬する方の1人が79歳で5月5日に亡くなられました。

私はその方と11年前、アメリカから帰国したばかりの頃働いていた県議会議員事務所で出会いました。松阪市の元助役で、当時は後援会の会長さんでしたが、「好絵ちゃん、好絵ちゃん」と気さくに話しかけ、いろいろと社会や人生についての話を聞かせて下さいました。また、大阪出身で、生粋の阪神ファン…私も阪神ファンなので、一緒に甲子園球場に連れて行っていただいたこともあります。40歳の年の差を感じさせないほど、様々な話をし、私たちを魅了する素敵な、ときにお茶目な方でした。

5月8日土曜日、仕事を少し抜け、お通夜に参列し、人格者だった会長さんの人柄を改めて思い知りました。お通夜に参列する方々の列が、いつまで経っても短くならず、砂糖に群がる蟻のように、次から次へと葬儀会場に人が集まってくるのです。そして、皆、口々に、「○○さんの人柄が知れるな」「本当にいい人やったもんな、○○さんは」とおっしゃっていました。それ以来、私は…このような方に出会い、彼から教わったものをどのように後に伝えていけばいいのだろうか…と考えさせられています。

そのお通夜の前日、松阪市の市議さんとお話をする機会がありました。そのとき既に私たちの元には訃報が届いていたので、「今の松阪市について、彼はなんと思っていたのだろうか」とその市議さんとも話をしたのですが、ここ数年、お体の調子が良くないとお聞きしていて、何度かお会いしたいと思いながら、なかなかお宅を訪問しなかったことが今となっては悔やまれます。

一方、この訃報と共に、私には今、しなければならないこと、したいことの輪郭が以前より鮮やかになり、再生してきたように思います。「アイディアいっぱいの好絵ちゃん、頑張って!」と私の大好きな字で書かれた年賀状を私は、真っ先に思い出しました。私の活躍を聞きつけて下さった次の年の年賀状にも激励の言葉が並んでいました。男性上位の田舎の政治家の事務所で、私の実力を信じ、励まし続けて下さったほとんど唯一の方でした。

そして、今の我が故郷、我が母国について思うのです。会長さんと私の父は、1歳違いの戦中派です。日本の今の豊かさを築きあげて来た人々です。この人々に感謝し、彼らの思いを汲もうと、この国のどれだけの人々がしているのかと…ときどきやるせなくなることが あります。戦争という暗い時代が、彼らにいろいろなものを強引に伝えることを憚らせた大きな理由だと私は思います。それでも、彼らはいろいろな方法で、私たちに語りかけて下さっています。それを、多くの人々が聞く余裕を持たないほど豊かになりすぎたことが、私はこの国の不幸の始まりだと感じます。

古いことや時代遅れであることも、しがらみも決して悪いことばかりではなく、そこから学び、工夫し、人間は文化を作り出してきたはずなのに…人生の先輩方の英知や、自分の力の及ばないところに存在するものや人に思いを馳せ、古きを学ぶ、謙虚な姿勢がだんだんと人々の姿から消えていく、そんな風に感じ、危機感を覚えます。そんな中、会長さんの葬儀に集まった老若男女の姿に、救われた気分にもなりました。

そして、まだまだ若輩者の私が取り組まなければならないことが目の前に横たわっていることを、改めて知らされたように思います。あちらで、会長さんに再会したとき叱られないように、しっかりアイディアを出し、取り組んでいきたいと思います。

(Y.K)
# by terakoya21 | 2010-07-07 17:55 | あとがき

I LOVE BOOKS (てらこや新聞62号 竹川のコーナーより)

BOOK26: 「あの人の庭から
みんなが憧れる、12人のとっておきの庭。」
(エフジー武蔵)


今回ご紹介する本は、雑誌「ガーデン&ガーデン」の特集を再編集したものです。私は…この雑誌を購入したことはありませんが、フラワーアレンジを習っているので花には興味があり、本屋さんで見つけたこの本を購入しました。12人の方のうち、何人かを知っていることもあり、その方たちのお庭がどんなふうなのか見てみたい…という好奇心がありました。

現在、我が家は賃貸マンション住まいなので、お庭はありませんが、小さなベランダに所狭しとプランターを並べ、少しですが、お花を育てて楽しんでいます。

昨年は、ミニトマトに加え、私の大好きな野菜・ズッキーニを育ててみたのですが、日当たり加減と場所の狭さもあって、なかなか育てるのは困難でした。が、それでも、毎日、苗の様子を観察し、昨日よりも今日はこんなに成長した…とか、花がついた…とか、日ごとの様子を観察するのは、本当に楽しい作業でした。今年は、中玉トマトを一つだけ植えたのですが、庭があれば、もっとたくさん野菜を育てたり、花を育てたり、木を植えたりしてみたい…と、夢は尽きません。

この本の中に、私の好きな料理研究家の浜内千波さんが登場しています。彼女の言葉をご紹介しましょう。

「家庭って家と庭って書きますでしょ?庭先で自給自足の暮らしをして、そのお野菜を主婦が愛情を持って料理し、家族がそれをいただく-。この言葉には、まさにそんな家庭のあり方の原点が集約されていると思うんです。きっと、そんな原点に近い環境で育った子供は、自ずと両親に対する感謝の気持ちを持てるようになるのでしょう。」

私も、自分自身の経験から、家族で食卓を囲むことの温かさを知っています。お互いを思いやったり労わったりする心は、やはり向き合って食事をする場とその場における家族との他愛無い会話から生まれてくるのだと思います。

12人の方のお庭は、それぞれ趣向が異なっていて、どれもが素敵です。12人のお家にちょっとお邪魔して、お庭を覗かせてもらった…そんな気分になれる本です。

それぞれの庭は、その人の人生を物語っているかのようです。私も、いつか私の人生に寄り添ってくれる庭が持てれば…と願っています。

(K.T.)
# by terakoya21 | 2010-07-06 14:38 | I Love Books

休日日誌

ホームベーカリー&・・・

昨日は昼くらいに母とパナソニックのお店に行き・・・
ホームベーカリーを買ってきました。

左手の靱帯損傷が全治3週間ということで・・・
まだまだ試作品を作ってはいませんが、
近いうちに、母と作ろう!と意気込んでいます。

そして、今日は、野暮用で津に・・・
ドトールで、食べた期間限定のミラノサンド
タイ風ということで、結構おいしかったです。

最初は一瞬エ"!と思うのですが、味わっていくと
おいしいやん!というような感じです(どんな感じ?)。

今日は久々の月曜日もお休みという週末(?)で・・・
ちょっとホッとしていますが・・・

明日からに備えて、夜もゆっくり過ごしたいと思っています。

ただ、昨日世界史と英語の夏休み日捲りを作って受験生にプレゼントしようかと思いつき・・・
参考書や問題集を買ってきました。
そして、小学生から高校生の課題図書も何冊か・・・
読んで研究もしたいと思っています。

貧乏暇なしというのか、貧乏性というのか・・・
自分で次から次へと仕事を思いつくのも・・・
ちょっと考えものかもしれません・・・。

ホームベーカリーの研究をしているほうが、
有意義な休みかもしれませんね。

(Y.K)
# by terakoya21 | 2010-07-05 17:47 | 日記

BROADアイ (てらこや新聞62号 小野さんのコーナーより)

凸と凹

5月の今の時期、テレビ局内では、4月にスタートした番組のあれがいいとかこれが悪いとか、テコ入れだナンだというのが会議の議題になる。どんな人気番組も初めは必ず不具合があるもので、それを改善して育てていく。

ならばいっそのこと、端から「非の打ちどころのない番組」を作ってみたらどうなるだろうって、たまに思う。古今東西で最も視聴率が高かったあらゆるジャンルの番組を分析、ウケた要素を抽出してくまなく盛り込んだバラエティーで、出演者はデーター上、好感度1位の司会者とタレントで固め、脚本もBGMも一流、そして最も視聴率を稼いできたプロデューサーと演出家が手がけるのである。でも答えは…きっとコケる。目に見えている。

これはかつてのジャイアンツが、各球団のスター選手を引き抜いて最強の布陣をしいたが低迷したのと同じである。優れたものだけを集めりゃいいってもんじゃない。何事にも凸と凹の「組み合わせの妙」というのがあるのだ。

テレビでも、どこか間の抜けている企画が人気を博したり、無名のプロデューサーと大御所の出演者とが意気投合して番組の勢いにつながったりすることがある。スポーツの試合で弱小チームが突然、爆発して強豪チームを脅かすのもドラマだけの話ではない。芸術もそう。例えば鮮やかなオレンジで夕焼けを描いた油絵。近づいてよく見るとオレンジの中にグレーやら茶やらの地味な色も使われていて、これで深みのある夕焼けになっている。映画もそう。「息つく暇もない」という宣伝はウソで、実際には息つぎの間があるから、つまりは緩急の変化があるから息つく暇もないほど面白く観られるのである…わかるかな。

でもこうした凸と凹との絶妙な組み合わせというのは、人だろうがモノだろうが理屈で作れるものじゃない。だから難しい。チームの監督、会社の人事部長、クラス替えを決める先生、芸術家…皆、悩む。皆さんもそういう立場になったら、せいぜい悩んでください。
# by terakoya21 | 2010-07-05 16:34 | Broadアイ

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21