人気ブログランキング | 話題のタグを見る

稲佐山通信 (てらこや新聞64号 寺子屋生の投稿より)

前回、僕は「雨の歌」を特集すると書きましたが、今回どうしても書きたいことができたので「雨の歌」はまた別の機会に書きます。ご了承ください。
それでは(いきなりですが)“よろしくどーぞ!!”

四月末、塾からの帰り道、僕は駅前にあるコンビニに立ち寄った。普段ならまっすぐ家に帰るのだが、あの日だけはどうしても立ち寄る必要があったのだ。

別に腹が減っていたわけではない。ただ、情報が欲しかったのだ。

僕は他の物には目もくれず、店の書籍コーナーを目指した。

思えば前日に「福山雅治」と検索したのが悪かったのかもしれない。大体一週間に一度、彼の公式ファンサイト「ましゃまろ出版」で彼の今後の予定をチェックするのだが、その日に限って何の更新もされていなかった。なので僕は仕方なくYahoo!のニュースで彼の記事を探した。

いくつか見ていくと「高知の観光イベント『土佐・龍馬であい博』の会場に飾られていた彼のサインが盗まれた」という記事もあったのだが、そんなことはどうでもよかった。

普段ならそれに対して深い悲しみにとらわれるところだったが、サインが盗まれたことなどちっぽけなことだと思わせることが、その下に書いてあった。

最初、僕の見間違いかと思った。しかし何度見直しても、そこにはこんな見出しがあった。

「福山雅治、年内に結婚か?」


意外と自分が冷静だったことを覚えている。もしかしたら、あまりのショックに脳みそが活動を停止していたのかもしれない。すぐにその見出しをクリックして詳しい記事があるページに飛んだ。

どうやら相手は小西真奈美というらしい。そして、より詳細な記事は明日発売の「週刊ポスト」にあるということを確認して、僕は静かにパソコンの電源を消した。
 
その日は早く寝た。不思議と夢は見なかった。

翌日、僕はボンヤリとした頭のまま一日を過ごした。始終、夢の中にいるかのようにフワフワした気分だった。それでも「週刊ポスト」は忘れなかった。

――そして話は冒頭に戻る。

もしかしたらまだ届いていないかもしれない。そんな不安を感じつつ、書籍コーナーをじっくりと眺める。すると、二冊も見つかった。

その内容をざっと要約すると、こんな感じである。

四月、都内にある福山行きつけのバーに、彼が気の置けない友と訪れた。いつもならカウンター席に座るのだが、その日は奥にあるボックス席を指定した。

最初、仕事の話ばかりしていた二人だが、酒の力もあってか会話が弾み、ついにこのようなやり  取りを記者は聞く。

友 「最近、コニタンとはどうなの?」
福山「良いお付き合いをさせてもらってますよ」

その後二人はしばらく会話を続け、やがてバーを後にした。



記事を読みながら、僕は徐々に落ち着きを取り戻していた。要領を得ない記事の本文。確かに火の無い所に煙は立たないとはいえ、あまりにも証拠が少ない。考え出せばきりがないが、その記事はこう締めくくられていた。

~とはいえ、福山クラスの大物になると結婚という大きな出来事は直前まで伏せられていることが多い。~



そして、それが世に出されてからおよそ三ヶ月が経った。

彼は相変わらず忙しそうだ。この調子では、彼は今年も結婚できないだろう。


次回は八月、夏も終盤となってしまいますが、「夏の歌」を特集します。

次回を“震えて待て!!”
# by terakoya21 | 2010-08-09 19:30 | その他の記事

初めて出席

同窓会総会

今日は伊勢志摩ロイヤルホテルで、
我が母校の第9回総会&同窓会がありました。

出欠報告締め切りぎりぎりまで
出席するかどうか、亀井先生共々悩み、
今回は私たちが在校中にお世話になった先生が何人も
同窓会に出席されるということで、
懐かしの先生方にお会いしたい!と
出席することにしました。

ちょうど亀井先生のお姉さまが帰省されていて、
お子さんたちを海に連れて行こうという車に便乗させていただきました。
車2台で出発し、
ナビの言うとおりに行っていたら、
途中で亀井先生の車と、
私が乗せてもらったお姉さまの車のナビが示す行き方が異なっていて、
伊勢市内をぐるぐる・・・025.gif

無事に合流でき、
伊勢道路に入るトンネルで、
対向側から救急車がやってきて・・・
間もなく、渋滞に突入・・・

途中で事故があり、私たちが向かう車線がふさがっていて
片道になっていたための渋滞でしたが、
何とか時間に間に合って会場に着くことができました。

見知らぬ人(私)が乗った車内、
子どもたちはとってもおとなしかったです026.gif

同窓会総会・・・
初めて出席しました。
こんなふうなんだ~と思いながら、
拍手をしていただけですが、
とても良い経験でした。

時間ぎりぎりで会場入りした私たちでしたが、
すぐに同期生たちが座っている場所が分かり、
また、具合良く後ろの席が空いていたので、
同期生たちがかたまって座ることができました。

総会後にあったjammin' Zebの記念コンサート、
とてもよかったです!
素晴らしいハーモニーで、聞き惚れてしまいました016.gif
私自身は、
男の人の素敵な低音の声に非常に弱いので、
最低音を担当されていたシモンさんのソロパートをもっと聞きたい!
なんて良い声なんだ~016.gifとメロメロになってしまいました(~_~;)

その後、昼食会があり、
久しぶりに再会した友人たちと会食。
結局、私の同期で集まったのは、
昨年、同じような時期にプチ同窓会と銘して集まった友人たちだけでしたが、
かえって、それが、
今年も昨年と同じメンバーでプチ同窓会の再現のようになり、
また、
亀井先生の卒業年度の方たちともお話できて、
とても楽しいひとときになりました。

知らない間にすっかり時間が経ってしまった・・・といった感じでした。

懐かしの先生方は・・・
私たちが教えていただいていた高校生のころから、
ほとんどお変わりがないように見え、
まるで年齢が止まっているのでは?と思えるほどでした(^_^;)

11時から15時までという時間、
最初は長いかな~と思っていたけれど、
あっという間に過ぎ去ってしまった感じがします。
とても楽しい一日になりました。

参加しようかどうか迷いに迷っていたのですが、
参加して本当に良かった!と思える一日でした。

それぞれに今、違う生活を送っているけれど、
いっとき同じ学校で同じ時間を過ごした仲間がいるということが
とても貴重なことだと感じた一日になりました。


帰りも、
海に行ってきた亀井先生のお姉さまの車に乗せていただきました。
子どもたちは・・・
苦しくないのか!? と思えるような格好で、
ぐっすり熟睡でした(~_~;)


「また来年ね~」と
友人たちと別れましたが、
また来年、プチ同窓会が開かれるでしょうか?

(K.T.)
# by terakoya21 | 2010-08-08 22:37 | 日記

てらこや日誌

復帰1週間

復帰した今週、
私にとってはあっという間に過ぎた1週間でした。

いくつか考えるべき課題はあるものの、
久々の授業、
私自身はとても楽しんで取り組めた気がします。

けれど、
やはり3週間お休みをいただいた後の仕事復帰だったからか、
水曜日、木曜日は
帰宅後かなりぐったり疲れていたようで、
「ただいま・・」と自宅のリビングに入ると、
「顔から疲れがにじみ出ている・・・」と
だんなさんに言われるほど、
表情が疲れ切っていたようです。


昨日の、元気な女の子ばかりの小学5年生のクラスで・・・
お休みを貰う前に、
「来週からしばらく・・・3週間ほど、亀井先生にかわります」と宣言したら、
「先生、なんで?旅行に行くの?」と
無邪気に質問されたのですが・・・

昨日授業を始めようと教室に入って行った瞬間、
ある女の子が
「先生もどった!」

なんという言われようだろう・・・(-_-;) と思いつつ、
こういう元気な女の子のクラスだったと
その一言に、一気に現実に引き戻されたような気もしました(~_~;)

もう一人の女の子が、
そぅっと小さな声で、
「せんせい、お母さんに聞いたんやけど・・・
せんせい、旅行じゃなくて、入院してたん?」
と聞いてくれました。
「そうよ」と
軽く答えると、
「なんで?」と
これまた心配そうな表情で聞いてきた、
その表情を見て・・・
なんてかわいらしい女の子だろう・・・と
こちらは愛しい気持ちにもなりました。

・・・が、
いったん授業が始まってみると、
お休みを貰う前の授業に一気に引き戻され・・・

書き取りで間違っているところがあり、
「これ、違ってるよ」とノートを返すと、
「うそ~!」
「いや・・・うそじゃないから・・・」
「うそ~!」
というやりとりが・・・(-_-;)

英作文をするときには
「めんどくさい!!8月生まれって!8月なんてどうでもええやん」などと
ぶつぶつ、いちいちコメントを挟みつつの授業展開に、
このクラスの賑やかさを思い出しました(~_~;)


3週間のお休みをいただいて復帰し、
大変だけれど、この仕事、やはりとてもやりがいがある・・・と
実感した復帰1週間となりました。

(K.T.)
# by terakoya21 | 2010-08-07 21:27 | 日記

夏の恒例行事だった

いまの子どもたちって、ラジオ体操に行くの?

いまの子どもたちって、ラジオ体操に行くの?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース

小学生のころは、
毎日のラジオ体操は夏休みの恒例行事でした。

毎朝早起きして、
寝ぼけ眼でラジオ体操をしに行き、
ラジオ体操をしている間に、だんだんと目が覚めてきて、
ラジオ体操が終わった後、
参加のはんこを押してもらうのが楽しみでした。
カードにはんこが増えていくのを見ると、
なんだか達成感を感じ、いい気分になったりしたのも
懐かしい思い出です。

子どもがいないので、
住んでいるところの子供会などで、
今ラジオ体操をしているのかどうかはわかりません。

長い夏休み、
規則正しい生活を送るためにも、
早起きして、体を動かすというのは、良い習慣だと思うのですが・・・


今日、私の住む地域では資源ごみの回収がありました。
新聞や雑誌・雑紙、ダンボール、プラスチックごみを出しに行くのですが、
車を出すような距離でもなく、
また、すぐ近くの小学校の
集団登校の子どもたちが集まっている場所を通らなければいけないので、
狭い道、ますます車を出す気にはなれず、
毎回、キャリーと手持ちで、えっちらおっちら出しに行くのですが・・・

毎年、夏休み期間中は、
地域の子どもたちがお手伝いをしてくれているようです。

今日も、数名の子どもたちが、
大人に混じって、回収場所にいて、
ごみを出しにくる人のお手伝いで、
車などからごみを預かり、回収場所におくお手伝いをしています。

私は歩いて出しに行くので、
回収場所に近づいてくるのを見て、
2、3人の子どもたちが駆けてきて、
「これくらいなら全部持てる!」と
頼もしくごみを全部持っていってくれました。

こういうお手伝いって、良いなぁ、大切だなぁと思います。

(K.T.)
# by terakoya21 | 2010-08-06 16:04 | 日記

てらこや日誌 2

考える力をつける・・・

今年の夏は・・・というより今年度は4月からずっと
忙しなく、いろいろと対処法を考える日々が続いています。

そして、昨日発覚した高校3年生の志望校の決定方法や
このところの、中学生たちの自分のこともしっかりできない様子を見るにつけ・・・
私の悩みはまたまた深まっていきます。

同じ間違いを繰り返し、間違っていることを何度も伝え、
ヒントまで出し、逆に自分たちのミスがあるのかと何度も私たちの方が確かめて
それでも間違っていることを伝えても・・・

私たちの採点ミスがいつもあるかのように

「同じ答えになる」だとか
「わからない」を連発する中学生たち・・・

遅刻も、妹のせいで・・・(妹と同じ時間ではない日も遅刻なのに・・・)

そんな姿を見、そんな言い訳を耳にすると、生活面から、なんとかしないと勉強で培う学力だけでは
もはや対応できないと感じることが多くなっています。

今日は、出勤から時間を見つけては「工学部」の資料集めをし
受験というかなり大きな人生の岐路で考えるべきことを私なりにしたためてみました。

明日、再びやってくる受験生へ渡すつもりです。

「自分で考える」力は、勉強だけで培うものではありません。

ご家庭でも、少しずつ話をしながら、子どもたちの考えと行動の指針作りを・・・
せっかくの夏休みしてほしいなと今年はいつも以上に感じています。

寺子屋でもサポートを続けたいと思っています。

(Y.K)
# by terakoya21 | 2010-08-05 21:19 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21