前向きなシングルクリスマスの過ごし方
前向きなシングルクリスマスの過ごし方(エキニュー恋愛総研) - エキサイトニュース
クリスマスの思い出と言われて、
私がまず思い出すのは、大学1回生の時のクリスマスです。
確かクリスマスと言えば、
もう大学の講義が終了していたと思うのですが・・・
年末年始、実家にいつ帰ろうかとか、
冷蔵庫の中身を空っぽにしておかなくては・・・とか、
帰省中の新聞配達を断っておかなくては・・・とか、
それなりにいろいろと考え事があって・・・
大学1回生のクリスマスのその時期、
私には付き合っている彼はいなくて・・・
だからと言って、
決して負け惜しみなどではなく、
一人なら一人で、
私には、クリスマスと言っても、
いつもの一日と変わりなく・・・
いつもどおりに夕飯を作り、食べ、
夜にはテレビを見て過ごし・・・
と思っていたところへ、
ぴんぽーん
誰?と思いながら、確認すると、
同級生の女の子でした。
ドアを開けると、
「ひとり?」と聞くので、
「そうだけど・・・」と言うと、
その彼女・・・
「さみしいよね~
一緒に過ごさん?」
と言いながら入ってきました。
さみしい・・・ことは、ないな・・・
と思ったものの、
せっかく来てくれたのだし・・・と
部屋にあがってもらったら、
彼女が取り出したものは・・・
「クロスワードパズルでもしよ!」
なんでクロスワードパズル!?
女の子二人で、クロスワードパズルをしているほうが、
なんだかさみしいような気もするけれど・・・
と思いながらも、
言われるままにクロスワードパズルをしたのでした・・・。
どれくらいの時間がたったのか忘れてしまいましたが、
その後、また、
ぴんぽーん
誰よ!?と思いながら、確認すると、
もう一人、同級生の女の子が立っていました。
ドアを開けると・・・
彼女の手には、真っ赤な数十本ものバラの花束があり・・・
どうしたの?と思ったら・・・
「これ、もらったんだけど、
まだ、このあと、違うところへ行かなくちゃいけないから、
悪いんだけど、この花、預かってもらえない?」
綺麗な深紅の花束を預かり、
私と先の同級生は、またクロスワードパズルをして過ごしたのでした・・・。
・・・というクリスマスを、
私は、いつも思い出します
大学3回生のときのクリスマスをどう過ごしたかは覚えているけれど、
2回生、4回生のクリスマスに関しては・・・
記憶にない・・・(^^ゞ
それほど、1回生の時の、このクリスマスは印象に残っています。
私は、特にクリスマスを恋人通しで過ごそうなんて思っていなかったけれど
(一緒に過ごしてくれる彼もいなかった・・・と言う方が正しいのですが・・・)
よくよく考えると、
どちらの同級生も、
きっと(確実に?)
私が家にいるということをわかっていたということか!?と思うと、
なんだか複雑な気分になったクリスマスだった・・・と
今では懐かしく、
それはそれで、
面白い大学時代の思い出のひとつだと思っています。
けれど・・・
クリスマスだからって
別にシングルならシングルで、カップルならカップルで、
過ごし方はそれぞれ・・・
「前向きに過ごす方法」なんて
一生懸命、考えることではないかな・・・
今の私は
クリスマスの飾りを
部屋に少し飾って楽しんではいるけれど、
クリスマスの日の過ごし方なんて、
人それぞれでいいのでは?と思っています。
(K.T.)