カテゴリ:世界の街角から( 51 )

世界の街角から ~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞94号 木下さんのコーナーより)

海外に住む日本人がよく「大変」というのが美容院や床屋。自分が望む微妙なニュアンスを伝える言葉の能力の問題もありますが、日本と海外では髪型の流行りも違うし、日本人と外国人の髪の質も違うからです。外国人の美容師・理容師は日本人のような硬い髪にはあまり慣れていないようです。

特に、言葉ができない人だと、(失礼ですが)本当に変な髪型にされている方もよくいます。笑いをこらえるのが大変なくらい・・。ブラジルでよくあるのは前髪がぱっつんと直線に切られてしまうこと。インディオとかサザエさんのワカメちゃんみたいな感じです。私も、理容師が言って(自分に質問して)いることが理解できない時代は、理容師もどうしていいのか分からず、自分の望まない髪型にされていた時代もあります。

また、ブラジルの場合は、髪を切る前には入念に洗髪するのですが、髪を切った後に洗髪をしない床屋が多く、床屋に行った後に、顔や肩に切った髪が散らばっている人もよく見かけ、「あぁ、あの人、床屋に行ったばかりだな。」と分かります。なぜなんでしょうね。通常は、髪を切る前は洗髪しなくても、髪を切った後には洗髪して欲しいと思うのですけどね。これも文化なのでしょうか・・。
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by terakoya21 | 2013-02-07 10:26 | 世界の街角から

世界の街角から ~ Da Esquina Do Mundo ~ (てらこや新聞93号 木下さんのコーナーより)

ブラジルと言えばサッカー。

よくブラジル人が、「サッカーはブラジルより大きい」と言うことがあり、何かなと思っていたのですが、その意味が最近判明。数名のブラジル人に、「もしあなたが好きでないブラジルのクラブ・チームが、クラブカップの南米代表に選ばれ、日本で試合をすることになったら、あなたはブラジル人としてそのチームを応援するか」と質問したら、なんと全員はっきりと「ノー」。それもかなり自信を持って「ノー」。おそらく日本人だったら、自分がファンでないチームでも、アジア代表に選ばれたら、日本人としてそのチームを応援すると思うんだけど・・。

つまり、自分のファンのチームはブラジルと言う国より優先されるということ。同じブラジルのサッカーチームでも、ファンでなければ、その試合に出ている唯一のブラジル・チームでも絶対に応援しない。

ブラジルのサッカー熱はスゴイと改めて感じさせられた瞬間でした。

12月には日本でクラブワールドカップ(トヨタ杯)が開催され、私がファンのコリンチャンスが出場。皆さんも日本のチームの次にはコリンチャンスを応援してください!!

(てらこや新聞93号は 12月15日発行のものです。)
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by terakoya21 | 2012-12-24 18:32 | 世界の街角から

世界の街角から ~Da Esquina do Mundo ~ (てらこや新聞91号 木下さんのコーナーより)

ブラジルで10月7日に市長・市議会議員選挙がありました。約5500都市の市長と市議会議員を選ぶものです。

ブラジルは日本の23倍の面積があり、アマゾンの奥地のように船で何日も行かないといけない場所にインディオなども住んでいます。これらの人々の識字率が高くないこともあり、ブラジルでは、90年代から電子投票の方式を採用しています。候補者に番号がついていて、その番号を押すと、その候補者の写真が現れ、あとは「はい」のボタンを押せば終わり。一人にかかる時間は1分未満のようです。この 電子投票の何がいいって、とにかく集計が早い!通常の「投票用紙」方式であれば、僻地から都市に何日もかけて投票用紙を運び、そこで開票し、結果発表までおそらく何週間もかかるのでしょうが、今は2、3時間で結果が分かります。今回も、夜10時くらいには、ほとんどの都市で「開票率100%」でした。今回の選挙からは投票前の本人証明にバイオメトリクス方式(指紋認証)も採用され、さらに効率化が図られています。

日本は技術国ですし、日本人は結構せっかちだと思うんですが、どうして 電子投票方式を採用しないんでしょうね?情報漏れ等の危険があるのでしょうか・・。まぁ、日本の場合は、国が小さいし、開票も結構速いですから、必要ないといえば、ないかもしれませんが。
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by terakoya21 | 2012-11-01 13:44 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~ (てらこや新聞89-90合併特大号 木下さんのコーナーより)

日本って、お金の払い方とお釣りの返し方はスゴイと思います。海外(特に欧米はそうだと思います。)で生活された方は頷いてくれるのではないかと思います。

海外はお釣りの計算方法が異なります。たとえば、ブラジル通貨で、28レアル25センターボの買い物をしたとすると、日本人だったら、できるだけ小銭を少なくすべく30レアル25センターボを支払い、2レアルのお釣りをもらうと思うんです。でも、海外の思考回路は、まずは75センターボを返して29レアルにして、1へアルを返して30レアルにするという「逆算」方式なので、30レアル25センターボを支払うとカウンターの人が混乱することがあります。日本人にはこんな簡単な計算を!と思うことを、わざわざ計算機を取り出したりします。

極めつけは、小銭を少なくしようと30レアル25センターボを出しているのに、お釣りの2レアルを全部25センターボ通貨(25センターボ通貨8枚)で返してきたりして、逆に小銭が増えていることも多いです。日本で920円の買い物をして、1020円出して、お釣りの100円がすべて10円玉で返ってきたら、「??」となりますよね!「何のために俺は25センターボを出したんだ。」と言ってやりたこともありますが、ガマンガマン。そも そもレジにお金があまり入っていないのですよね。

日本は相手にできるだけ迷惑をかけたくないという文化だったり、レジにはお釣りを返せるだけのお金を入れておくという文化がありますが、こちらにはそれがありません。文化論まで持ち出すかどうかは別にして、とにかくお釣りは返せればよいという考え方。おもしろいですよね。というわけで、こちらはあまり相手のことを考えずに、きりのいい数字のお金を払うのが一番相手のためになり、自分も楽なのです!!
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by terakoya21 | 2012-10-10 07:00 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞88号 木下さんのコーナーより)

ブラジルにはofuroという言葉があります。ずばり「お風呂」!

日本人移住者が伝えたものですが、DIYのお店では、普通にバスタブが「ofuro」として売られています。

シャワーだけではなく、バスタブがある家も増えてきました。やっぱり、ゆっくり足を伸ばして、ほっとしたいと思うのは世界共通なのかもしれません。

ところで、ブラジル人はシャワーを、毎日2、3回、夏の暑い時期にはもっと浴びます。

最初、ブラジルに来た時には、ブラジル人が、何かあると「シャワー浴びてくる」と言うのに驚きました。

100年以上前に移住してきた日本人はそれほどお風呂に入らなかった(入れなかった)ため、ブラジル人から不潔と思われていたそうです。

今でも、「1日1回風呂に入る」では、ブラジル人は「少ない!」と思うかもしれませんね。

ブラジリアの近郊には温泉もあります。といっても、日本の温泉ではなく、温水プール・スパのイメージなので、情緒はありませんが・・。

あぁ、日本の温泉でゆっくりしたいな!!

(Y.K)
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by terakoya21 | 2012-08-28 09:55 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞87号 木下さんのコーナーより)

先日、テレビを見ていたら、アメリカ人やブラジル人の半分は「太り気味」という調査結果が出ていました。ブラジルでは「太っている」のは約15%。ブラジルでは、アメリカのように「わ~、すごい!」というような太り方をしている人はあまり見かけませんが、男女ともおなか周りはたっぷんたっぷんと揺れている人が目立ちます。こういう人たちが、レストランなどで、「ダイエット・コーラください!」などと注文しているのを聞くと、ちょっと笑ってしまいます。お水やオレンジジュースにしておけばいいのに・・。食事のあとのコーヒーにも、「普通の 砂糖じゃなくて、甘味料」、日本食レストランでも、ダイエット醤油・・・・意味があるんでしょうかね??その前に運動するとか、食べる量を抑えるとかあると思うんですが・・。

それに比べて日本人は痩せています。食べる量は圧倒的に違いますし、魚中心の食事だからだと思いますが、私などは日本人の中でも痩せているほうなので、アメリカなどに行くとガリガリです。もちろん、洋服もちょうどの サイズはなく、Sサイズでも腰回りはブカブカ。服屋に行くと、「その大きさだと女性ものか子供用ですね・・・。」と言われます。

日本で「痩せたい。ダイエットしなきゃ。」と思っている皆さん、皆さんは太ってなんかいませんよ!!人口の半分が太り気味の国があるんです!世界 基準では少し太っているくらいがいいんでしょうね。
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by terakoya21 | 2012-07-08 17:33 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~ (てらこや新聞86号 木下さんのコーナーより)

私の職場の大使館での重要な仕事の一つに、日本からの要人をお迎えするというのがあります。

外交は、私たち外交官の日々の情報収集・交渉などの積み重ねが重要ですが、日本から要人がお越しになり、こちらの政府の人と話していただくと、両国の関係が一気に強化されることがあります。日本も国会等があるので、なかなかブラジルまで来ていただくのは大変なのですが、正月やゴールデンウィークなどの比較的長い休みには閣僚(大臣)に来てもらえることがあります。日本国内ではGWに国会議員が外遊することには批判もあると思いますが、私たちにとっては重要な外交手段です。

今年もGWにある若手の大臣がお越しになり、ブラジルの大臣等と精力的に会談していただきました。準備段階で、私たちは、ブラジルの大臣とのアポイントを取り付けるとともに(これはかなり大変です!)、旅行会社のようにホテルや車両の手配をしたり、食事をどうするかなどを東京と連絡を取りながら決めます。また、出入国の際の空港での便宜や、警備などもどのような体制で行うのか等の細かい話もあります。こういう細かい話をロジと呼んでおり、実際に大臣がお越しになると、事前に決めたロジどおりに動いていただくのですが、これさえなかなかうまくいかないことが多く、言ったとおりに動いてくれないブラジル人を恨むこともあります。この上に、サブと呼んでいる「相手の大臣と何を話すか、何をお願いするか、これを要請されたときにどういう対応をとるか。」といった中味の話もあり(これが一番重要なのですが)、精神的にはかなり疲労します。

それでも、最後に、大臣自身やブラジル政府の人から、「非常に有意義だった。」と言われると、頑張った甲斐があったなと実感。微力ではありますが、両国の関係の強化・改善にお役にたてているのかなと感じます。ブラジルは遠いのですが、日系人も多く、超親日国。多くの要人に来ていただきたいと思っています。
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by terakoya21 | 2012-05-29 15:57 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞84号 木下さんのコーナーより)

あまりにも日常になりすぎていて、最近気づいたこと。

ブラジル人はゴミを道端に平気で捨てる・・・。紙屑でも、ビール缶でも、特に日曜の朝などは、土曜の夜のわいわい騒ぎで、とにかくゴミが多く、市役所に雇われた掃除係のような人々が一生懸命掃除をしている。ブラジル人になんで捨てるの?と聞いたら、もし捨てなかったら、掃除係の人の仕事がなくなって可哀想でしょ、との回答。おいおい、ちょっと違うだろと思いましたが、実はこのフレーズ、別の機会にも聞いたことがありました。ブラジリアは道路の質がとにかく悪く、穴だらけ。どうやったらこんな穴が開くの?と思うくらいの穴が開いているのですが、これも「もっと質の高いアスファルトができないのか」とコメントしたら、「工事を行うための雇用対策」という答えが平気で返ってきました。

確かにまだまだ貧しい人は多く、それらの人々の雇用を維持することは重要ですが、人の雇用を守るためにごみを捨てるじゃ、ちょっと理屈が 崩壊してますよね。ブラジルでも環境、環境って叫ばれていて、国際会議なんかでもアマゾンを抱える環境大国として発言力が大きいのですが、一方、この国はいまだにごみの分別もなく、ビンも缶も紙も全部同じゴミ箱へ。悪循環なような気がします。2014年ワールド・カップや2016年オリンピックまでにはブラジルが綺麗になっているといいな。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2012-04-10 15:22 | 世界の街角から

世界の街角から (Da Esquina da Mundo) (てらこや新聞83号 木下さんのコーナーより)

テレビの「リアリティー・ショー」って聞いたことありますか?「Big Brother」が有名かもしれません。

素人何人かを一緒の家に住ませて(外には出られず、個人部屋もない。TVやインターネット等もない。)、その共同生活の様子をずっと放送し、週に1回、視聴者の投票で嫌いな者を一人一人排除していき、最後まで残った人が優勝!というタイプの番組。赤の他人がどのように仲良くなって、どういう会話・行動をするのかというのが面白いようで、ブラジルでも「Big Brother Brasil」(BBB)を、1年に1回ですが、2ヶ月ほど毎日放送しています。もう12年目(12回目)だそうです。今はあまりにもくだらないので私は見ていませんが、最初は「こういうタイプの番組もあるのだな」と時々見ていました。

ブラジルでは、今でも結構人気のようです。参加する素人は、会った初日から、優勝できるよう作戦を練り、お互いに喧嘩もし、うらでこそこそ悪口を言い、恋愛も始まりという自己中心的な性格の人が多いので、面白いのでしょう。以前は「日本でもやったら面白いのに。」と思っていましたが、日本人は遠慮がちで、相手(共同生活者)に気を遣う性格なので、みんないい子ちゃんになってしまって、このような番組はなかなか成立しないのでしょうね。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2012-03-03 14:32 | 世界の街角から

世界の街角から~Da Esquina do Mundo~(てらこや新聞82号 木下さんのコーナーより)

ブラジルのテレビで天気予報を見ていると、雑!と思うことがあります。日本の場合は、国土が狭いこともあり、かなり細かい地点までの天気図が放送されますが、ブラジルの国土は日本の23倍で、その国土全てが一度に画面に出るので、日本の15倍くらいの面積にあたる部分は大きく晴れマーク、あとの8倍くらいの部分は大きく雨マークというような天気図が出ます。

南部の一部の地方を除いて雪が降ることはなく、また、多少の雨が降っても傘を差さない人たちですから、晴れても、雨が降っても、あまり関係ないのでしょう。ブラジル人から「明日の天気は雨だから・・・」とか「来週から寒くなるらしいよ」なんて話はほとんど聞きません。日本では、例えばコンビニやレストランなどでも、天気によって、展示を変えたり、納品量を変えたりすると聞きますが、こちらではそんなことはないのでしょうね・・。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2012-02-01 14:47 | 世界の街角から

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