カテゴリ:まえがき( 114 )

まえがき (てらこや新聞140号より)

~ Sometimes the right path is not the easiest one.
正しい道はときどき、一番簡単な道ではない ~


*ディズニー映画「ポカホンタス」で柳の木のおばあさんがいうセリフです。

ポカホンタスとジョン・スミスに波紋が広がっていく様子を見せながら、彼女は語ります。

―最初は小さい波紋もだんだんと広がっていく。でも、誰かが始めなければならない―と。

この秋、いろいろな人と話しながら、改めて気が付いたことがあります。現代の日本に、その「始める誰か」にはなりたくないだけではなくて、誰かによって始められたことが正しかったり、よいものであっても、それが 少しは自分にかかわりがあっても、「面倒」だと手伝うことを避けたり、手伝うことになってしまった人を手伝うのではなく、その人の気持ちをなえさせるようなことを平気で言う人が多くいること―。

その一方で、文句と正しさは、主張したい―そんな人に出会うことが増えているように思います。正しいことは、基準にするもの、その人それぞれの信念でも違うものです。

―最初は小さい波紋もだんだん大きくなっていく。でも、誰かが始めなければならない。忘れたくない言葉 です。                       

*映画ポカホンタス(1995年 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)
(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-12-11 08:30 | まえがき

まえがき (てらこや新聞138-139号より)

~ The more noble, the more humble. 実るほど頭を垂れる稲穂かな。 ~

子どもたちの夏休みが終わり、私たちも5日ほど秋休みをいただきました。5日ともお天気が悪く、家でのんびりと過ごす休暇を楽しみながら、この夏がいつになく精神的に過酷であったわけを考えてみました。

子どもたちが、どんどん謙虚さを失っていく―それが、学びを妨げていると感じることが増えています。それは、大人たちの言動の影響によるところが大きいと感じます。

簡単に、わかりやすく思える言葉で、物事を断定的に論じ、他の意見を認めず、対話ではなく、議論ばかりする大人たち―謙虚に、控えめに「学ぶ姿勢」を整えることが、大人たちにも必要だなと感じる夏でした。

秋―らしくない気候から始まった9月が終わり、10月半ば・・・「謙虚であること」を心がけたいと改めて思っています。
(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-10-30 08:30 | まえがき

まえがき (てらこや新聞137号より)

*てらこや新聞137号は2016年8月20日に発行されています

~ The morning sun never lasts a day. 驕る平家は久しからず ~


夏休みも終盤― 17年目の夏は、なんだか忙しなさばかりが目立つ夏になっています。子どもたちの様子の中にも、大人たちの主張にも、刹那的な要素がいっぱいなのに、今、この状況がずっと続くという仮定のもとのおごりを感じる―そんな日々が続き、その中でもがき続けているような・・・。暑さのせいでしょうか(笑)。

自分のいらだちを、社会のせいにし、自分たちの不満を政治家のせいにし、自分たちの言動や努力を省みない―。都合のいいときだけ、「ひとはひと、じぶんはじぶん」でも、突然、不平不満のはけ口は「ひと」のせい―。なんだか、やるせない気分になります。

他人や社会が、自分の行く手を阻むように見える時、自分にできることは何か、今、自らがすべきことは何かを考えて行動できる子どもたちが1人でも多く育ってくれることを願っています。(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-09-04 08:30 | まえがき

まえがき (てらこや新聞136号 より)

*てらこや新聞136号は、2016年7月15日に発行されました。

~ All work and no play makes Jack a dull boy. よく学び、よく遊べ ~


夏休みが始まります。このところ、子どもたちを見ていると、そして、その周囲の大人たちを見ていると、余裕がないなと感じることが増えています。

学校の勉強とクラブの両立は、「よく学び よく遊べ」とは、意味が違います。そして、子どもたちの余裕を奪っていることが多くあります。多くの「学び」は自分の時間を自分で計画して使うことから始まります。そのことを忘れている大人が多いと感じます。子どもたちは、それを教えられずにきています。

この夏休み、少しでも自分の時間を有意義に使う方法を子どもたちが自ら考える力をつける長期休みとなることを願っています。
(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-08-08 08:08 | まえがき

まえがき (てらこや新聞135号 より)

~ One’s man’s fault is another’s lesson. 反面教師 ~

先日会った卒業生の口から出てきた四字熟語です。「人の振り見て我がふり直せ」とも言いますが、周囲の人や社会に憤る前に、または、感心した後に・・・人の振り見て、自らを点検、反省する姿勢と余裕を持ち続けたいと願います。

6月―定期試験リレーが中間試験から期末試験へと移行・・・そして、それが終わるとあっという間に夏休みが近づいてきます。「確認」をし、「反省」をして次に進む―そしてときどき休憩をして・・・子どもたちと過ごす日々は、その繰り返し―。

反省を一緒に生かしていけるように努力を続けたいと思います。
(Y.K)

*「てらこや新聞」135号は、2016年6月15日に発行されました。
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by terakoya21 | 2016-07-11 08:30 | まえがき

まえがき (てらこや新聞134号より)

~ Information is not knowledge. 情報は知識ではない ~

アインシュタインの言葉です。このところ、言われたことはそれなりにできるけれど、それ以上に考えが及ばない―という人が増えているように思います。私のように考えすぎて横道にそれすぎるのも決して褒められたことではありませんが・・・。

「知ること」と「理解すること」には大きな差があり、知識は、広義には、「知る」という活動すべてを含みますが、狭義には「理解していること」をいいます。情報は、知識になる前のものです。でも、その情報を持っていることで、安心したり、驕ったり・・・ということが、このところ多くの若者の行動、言動に現れていることに不安を覚えます。

そして、“Science is organized knowledge. Wisdom is organized life.” (「科学は、体系化された知識である。知恵は、整理された生活のことである」。)とカントは言っています。自分たちの足元を確認しながら・・・自分の驕りや自分本位な考えを見直す姿勢を改めて大切にしたいと思います。    
(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-06-04 13:49 | まえがき

まえがき (てらこや新聞132-133号 より)

~ Never put off till tomorrow what you can do today. 思い立ったが吉日 ~

春です。新学期が始まり、新しい学校へ入学する生徒もいます。そして、初めて社会に出る若者たちも・・・また、新しい環境で4月を迎えた大人もたくさんいることでしょう。

私は、春が嫌いです。毎年、あまり体調がよくない日が多いからです。主治医の先生にお伺いするとこの時期、目まいなどの症状を訴える人は多いそうです。季節の移り変わりに体が順応するのと同時に、心も社会に合わせていかなければならないからかもしれません。五月病などにならぬよう、体調管理もしながら、嫌いな春を乗り切る努力をしたいと思っています。

2015年に15周年を迎え、16年目を充電期間として過ごましたが、今年は「思い立ったが吉日」をモットーに、チャレンジを続けていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-05-01 10:44 | まえがき

まえがき (てらこや新聞131号より)

*「てらこや新聞」131号は2016年2月15日に発行されています。

~ A Friend in Need is a Friend Indeed. 刎頸の交わり ~

新しい年が開け、もうすでに1ヵ月半が経ちました。

このところ、生徒たちの悩みや報告を聞いていると、「友だち関係」のあり方が大きく変わってきているのだな・・・と感じます。そして、大人たちに目を向けても、ときどき首を傾げたくなります。
私が、子どもたちが「みんな仲良く」という言葉に苦しめられていると感じるのは、自分の経験も大きく影響しているのかもしれません。でも、小学生の頃、両親が私たちに再三説いていた「よそはよそ、うちはうち」の考え方が―私自身、思春期を、そして、今、苦境を乗り越えるのに、どんなに役に立っているかを考えると、子どもたちの息詰まるような思春期の悩みは、大人たちが見方や接し方を少し変えるだけで少し軽くなるのではないかと…感じることが増えています。

危急のときの友こそ本当の友であることを、そして、我が生徒たちにそんな友だちが1人でいいからいてくれることを願っています。
(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-03-19 13:42 | まえがき

まえがき (てらこや新聞130号 より)

~ Faith will move mountains. 一念天に通ず ~

新しい年の幕開けです。

昨年3月に15周年を迎え、1年準備期間と称して、時代の流れや生徒たちの様子を見ながら、次へのステップを考え続けてきました。15年の経験をふまえ、その上で、その経験と思いを貫いていけるかどうか、今年は勝負の1年です。

その1年に向けての意気込みを「一念天に通ず」に込めました。信仰は山をも動かす―と英訳がついていました。山を動かす覚悟で、今年1年、努力を続けたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

(Y.K)

*てらこや新聞130号は2016年1月20日に発行されました。
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by terakoya21 | 2016-02-07 13:18 | まえがき

まえがき (てらこや新聞129号)

~ Love the life you live. Live the life you love.
自分の生きる人生を愛し、自分の愛する人生を生きろ ~


レゲエの神様と言われるボブ・マーリーのフレーズだそうです。2015年を締めくくる言葉に選んでみました。

今年は、3月に15周年を迎え、次の15年への準備期間と位置づけ、個人的には充電期間として過ごしてきました。そんな中、再会した友人が、自分の選んだ職業について、「自分には合っているんだろうな」と振り返っていたときの、清々しい表情に、思い出した言葉です。

自分の生きる人生を愛し、自分の愛する人生を生きる― 愛する人生を生きるために、自分の生きる人生を愛すること、難しいけれど、大切なことだと感じる年の瀬です。    
(Y.K)
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by terakoya21 | 2015-12-28 07:22 | まえがき

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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