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Sideline (てらこや新聞129号 かめいのコーナーより)

*「てらこや新聞」129号は、2015年12月15日に発行されました。

“Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not stop questioning.”
「過去から学び、今日を生き、未来に希望を持つ。重要なことは疑問を持つことを辞めないこと。」


アルバート・アインシュタインの言葉です。2015年8月号「てらこや新聞」125号のまえがきに使いました。

今年は・・・
1月号 118号に Laugh and be fat. (笑う門に福来る)

2月号 119 号に Art is long, life is short. (少年老い易く 学成り難し)

3月・4月合併号 120-121号に Boys, be ambitious! (少年よ、大志を抱け)

5月号 122号に Every cloud has a silver lining. (待てば海路の日和あり)

6月号 123号に Despair makes cowards courageous. (窮鼠猫を噛む)

7月号 124号に When one door shuts, another opens. (捨てる神あれば拾う神あり)

9月号 126号に It is no use crying over spilt milk. (覆水盆に返らず)

10月号 127号に Where there is a will, there is a way. (為せば成る)

11月号 128号に We understand things through experience. (馬には乗ってみよ 人には添うてみよ)

12月号 129号に Love the life you live. Live the life you love. (自分の生きる人生を愛し、自分の愛する人生を生きろ)

を使いました。

全て、その月、その月に考えたことから、思いついた言葉や、その月に出会った言葉たちです。

8月号のまえがきにとりあげたアインシュタインの言葉は、高校1年生の教科書に出てきます。

昨日から学ぶこと
今日を生きること
そして、明日に希望を持つこと
そして、疑問をもつことをやめないこと。

セットで、学びにつながっていくはず。「今を楽しく生きること」は大切なことだけれど、今を楽しく生きることをずっと続けるためには、「過去から学ぶこと」「未来への希望」のために今努力すること―そして、疑問を持ちながら生活することが必要だということ―

最近、私たち大人たちが忘れていませんか。

今年の反省を新しい年につなげていきたいと思います(^_^)v

(Y.K)
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by terakoya21 | 2016-01-09 09:56 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞127号 かめいのコーナーより)

“Experience never gets old.”

「経験は決して古くならない」
  (訳亀井好絵)

先日、少し時間を見つけて観に行った映画のパンフレットの表紙にあった言葉です。

映画の邦題は「マイ・インターン」(原題 The Intern)。30代で、あれよあれよという間に、200人以上の従業員を持つ会社の社長になったジュールズ・オースティンは、既婚で1児の母。すべてを手に入れているかのように見える彼女だけれど、経験と、自分を理解してサポートしてくれるパートナーがなかった。そこに現れたのが70歳のシニア・インターンとして雇われたベン・ウィテカー。経験と優しさを持ってジュールズを助けていく―物語。

「若さ」がまるで、「老い」に勝るかのような扱いを受ける現代ですが、「若さ」は「未熟さ」でもあります。そして、「老い」は経験を伴う「熟練」の表れでもあります。

お互いが自分の弱さを受け入れ、相手の良さ、優れたところを認められる関係が、年齢を問わず大切であること、また、理解しようと努力することがどんなに人に優しく、また人を思いやることであるかを再認識する映画でした。

10月10日に公開されたばかりの映画です。是非、みなさん、観てみてください。
(Y.K)

*てらこや新聞127号は、2015年10月15日に発行されました。
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by terakoya21 | 2015-11-09 08:53 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞96号 かめいのコーナーより)

“What can you do to promote world peace?  Go home and love your family.”
― Mother Teresa


「あなたが世界平和を推進するためにできることですか?家に帰って、家族に愛を注ぎなさい」
―マザー・テレサ (訳亀井好絵)

中学生の英語の教科書にも登場するマザー・テレサは、キリスト教の修道女で、1997年に87才で亡くなるまでインドで貧しい人々を助ける活動をされていました。マザー・テレサが来日されたときに、おっしゃったという言葉―英語のものがわからないのですが―が私の人生には大きな影響を与えています。

それは…

マザー・テレサのお話に感動した学生たちが、カルカッタにボランティアとしていきたいと申し出たときのマザーの返事です。

「わざわざカルカッタまで来なくても、あなたがたの『周囲のカルカッタ』で働く人になってください」

(「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」 マザー・テレサ 渡辺和子訳より)

私は、この言葉と、私が高校留学時に学んだことから、私は、日本にいて、松阪にいて、初めて「世界平和のためにできることがある」と信じています。

今、日本では、地に足がついていない夢を―いつまでも目標にかえられない夢を持ち続け、現実を見つめ、自分が今いる場所で、自分のできることから始めていくことができず、途方にくれている若者に出くわします。

そんな若者に、言いたい…

目の前の現実を見つめ、そこから始めよう…足元から歩を進めよう。

周囲のカルカッタ…皆さんの周りにもあるのですから。遠くを見ていても、最初の一歩が踏み出せないのなら、それは、方向が違っているのだと私は思います。足元、身近な周囲から一歩を踏み出してみてください。
そして、「世界平和のためにできること」は、まず「家族に愛を注ぐこと」から…また…

「真の愛は痛みを生む原因となります。
イエスは、ご自分の愛のあかしとして十字架上で死なれました。
母親も、一人の子供を産むためには、苦しまなければなりません。
もしあなた方が本当に多大に愛し合っているなら、犠牲を厭うことはできないはずです。」


(「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」 マザー・テレサ 渡辺和子訳より)

周囲を見回してみてください。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2013-03-30 14:30 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞89-90合併特大号 かめいのコーナーより)

~ あれから11年 ~

また9月がやってきました。9月は、いろいろな意味で大切な月ですが、11年前の9月は、私の人生観を大きく変えました。

9・11-今年の11年目の記念日…日本の報道のあまりの小ささに愕然としながらも、生徒たちに「今日は何の日?」と聞くと…高校3年生諸君は、一応…「アメリカ同時多発テロのあった日」と答えてくれました(ただ、ツインタワーに2機飛行機が突っ込んだだけで、『同時多発』だと思っていたらしいけれど…)。

そこで、その前から9・11について何かを書く気でいたので、報道の小ささに思いたち、発売当時に購入し、つらくて、全部見られなかったDVDを見きり、紹介することにしました。

「11’09”01 SEPTEMBER 11」

監督:ショーン・ペン(アメリカ)・ケン・ローチ(イギリス)・今村昌平(日本)・ダニス・タノヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)・アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(メキシコ)・クロード・ルルーシュ(フランス)・アモス・ギダイ(イスラエル)・サミラ・マフマルバフ(イラン)・ミラ・ナイール(インド)・ユーセフ・シャヒーン(エジプト)・イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ)(2002年 フランス)

11ヶ国、11人の映画監督が製作した9月11日の事件に対する自分たちのメッセージを込めた【11分9秒1フレーム】の映画集です。

どの短編映画も考えさせられるもので、必ず、その中のセリフや映像が心に残ります。

最初のイラン人監督サミラ・マフマルバフの作品では、無邪気な子どもたちの表情と子どもたちが見上げる煙突から出る煙、※ブルキナファソ人監督の作品の中の子どもたちの表情…

ショーン・ペンによる作品の老人の住む暗い家が、WTC(ワールド・トレード・センター)ビルの崩壊により明るくなるシーン…花が咲くことを喜ぶ老人も、その光により妻の死をようやく実感する…。

インド人監督ミラ・ナイールの作品では、アメリカ在住のイスラム教徒のパキスタン人で、たまたまそこにいたから、救助に駆けつけ犠牲になったのに、WTCにいる予定ではなかった人で、イスラム教徒だというだけで、テロリストの仲間ではないかと実名で報じられ、その後、救助に駆け付け、亡くなったことがわかるとヒーローとして扱われた青年の実話をもとに、葬儀で母親が語ったスピーチを取り上げています。

「もし、当たり前のように人を助ける優しい子に育てなければ、この子はまだ生きていたかもしれない」―私の育て方が間違っていたのか…。

―テロリスト扱いされたと思ったら、次はヒーロー扱いという世の中のあり方に疑問を呈し、また、それでも、愛する人を失った人々は―特に親は―自分に何の非がなくても、自分を責めていく―親の心を思い知る場面です。

そして、メキシコ人監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは、真っ黒な映像の合間に、ビルから落ちる人々の映像を入れ…最後に光の映像とともに、私たちに問いかけます。

― Does God’s light guide us or blind us?―
― 「神の光は私たちを導くのか、それとも目をくらませるのか。」―

今年の9月11日は、同時多発テロの11年目の記念日(2001/9/11)であるとともに、多くの犠牲者を出した、チリのクーデター(1973/9/11)から39年目の記念日でした。そして、東日本大震災(2011/3/11)から1年半、またボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニツァの虐殺(1995/7/11)から17年と2か月です。

「物事」にはいろいろな視点があり、世界中の国々にいろいろな事情がある―世界的に唯一無二の善悪の基準や正誤の判断があるわけではなく―それでも、人の命が、失われ、愛する者たちが苦しむということには、皆心を痛め、そこから何かを学ぼうとしている―という共通点がある。…また、この事件は、世界を大きく変えてしまったということは間違いない。

「毎日、人は何かを喪失し、それには哀しみが伴う。どのように今日という一日を平和に過ごすのか、どうすればよりよい明日が訪れると信じることができるのか、それが常に問題なのである。」(ショーン・ペン)

起こったことやこれから起こることを憂い、哀しみながらも、そんな希望と勇気が持てる一枚です。よろしければ、皆さんもご覧下さい。

最後に―イギリスのケン・ローチ監督による作品の中に、あった言葉を紹介します。

―“Hope has two beautiful daughters. Their names are anger and courage; anger at the way things are, and courage to see that they do not remain the way they are.” (by St. Augustine)

―希望には、2人の美しい娘がいる。彼女らの名前は「怒り」と「勇気」:現状に対する怒りと、その現状がいつまでもそのままはないと気が付く勇気 (聖アウグスティヌス)(訳:亀井 好絵)

私は、その美しい娘たちをいつも心に持っていたいと思っています。

(Y.K)
※ ブルキナファソ:西アフリカにある共和国

注:てらこや新聞89-90合併特大号は…2012年9月15日に発行されたものです。
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by terakoya21 | 2012-10-11 07:00 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞86号 かめいのコーナーより)

“Watch your thoughts, for they become words.
Watch your words, for they become actions.
Watch your actions, for they become habits.
Watch your habits, for they become character.
Watch your character, for it become your destiny.
What we think, we become.”


「自分の考えに気をつけなさい、なぜなら、それは言葉になるから。
自分の言葉に気をつけなさい、なぜなら、それは行動になるから。
自分の行動に気をつけなさい、なぜなら、それは癖になるから。
自分の癖に気をつけなさい、なぜなら、それは、人柄になるから。
自分の人柄に気をつけなさい、なぜなら、それは、あなたの運命になるから。
私たちの考えが、私たちを作るのです。」

(映画 The Iron Lady ~鉄の女の涙~より 訳:亀井好絵)

鉄の女と呼ばれ、私の幼い頃の憧れの人-マーガレット・サッチャーを採り上げた映画「The Iron Lady ~鉄の女の涙~」を4月に見に行きました。DVDが出たら手に入れたいと思うとても良い映画でした。マーガレット・サッチャーは、1979年から1990年・・・私が小学生の頃から高校3年生まで・・・の間、イギリスの首相を務められた女性です。女性初のイギリス首相です。物心ついてからずっとイギリスの首相だったという感じで、私にとっては、本当に印象深い人物です。

彼女は、現在87歳、認知症を患っていることを2008年に娘さんが回顧録で公表しています。そして、映画も認知症を患い、既に他界している夫と朝食をとりながら「牛乳の値段」について語り合うシーンから始まります。なかなか夫の遺品を片付けることができず、幻想を抱いている彼女に、娘さんが定期健診まで待たずに、医者に見てもらうように薦め、予約をとります。

そして、診察室のシーンで・・・お医者様が第一声に

“How’s your feeling?” (気分はいかがですか) と尋ねると彼女は・・・最近は、みんな「気持ち」を聞きすぎる・・・「感情」で行動をしすぎる・・・とぼやき始め・・・先生に発する言葉が上のものです。そして、「私には、「考え」を聞いてほしい」と続けます。

いや、病院の先生はまず「気分」を聞くだろう…と、思わず、噴出してしまったのですが・・・それでも、やっぱり素晴らしい含蓄のある言葉だと感心しました。私も、全面的に同意できる言葉だと思います。

世界的風潮なのかもしれないけれど、特に、「考える」ことをないがしろにしすぎていると感じる現代の日本社会で、「考える」ことの大切さ・・・これからも伝えていかなければならないと思いを強くしました。

そして、映画のパンフレットの冒頭にある言葉に、私が幼い頃、この女性に憧れていたのはただ単に「鉄の女」と言われる「強い意志を持つ」女性だったからではないのだなぁ~と感じました。

“All I wanted was a nice house and some pretty shoes.”
“All I wanted was to make a difference in the world.”


「私がほしいものはただ・・・快適な家と何足かのかわいらしい靴だった」
「私はただ、世界を変えたかった」

私も、きっと同じ思いだな・・・と感じ、この映画に努力を続ける勇気と力を与えられました。皆さんも、機会があったら、どうぞご覧下さい。ただ、時代を知っていないと、少しわかりにくい映画かもしれません。(Y.K)
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by terakoya21 | 2012-05-29 14:55 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞78号 亀井のコーナーより)

“Mr. Speaker, I rise today with a heavy heart…. September 11 changed the world. Our deepest fears now haunt us. Yet I am convinced that military action will not prevent further acts of international terrorism against the United States.”
by Congresswoman Barbara Lee of California
(文英堂 Unicorn English Course II p87より)

あれから、10年。29歳だった私は、もう39歳。不惑の年に近づこうとしていま
す。あのとき選んだ道の結果には満足しながらも、あのとき経験した心の痛みは、伝
え続けたいと思っています。

2001年9月11日にテロが起こり、アメリカが戦争を行うと知ったとき、私の脳裏
に過ぎった恐怖は、真っ先に、最愛の人が戦争に行く可能性が0ではなくなったとい
うことでした。彼は、すでに30歳を越えた大学の先生だったので、この私の恐怖を
笑って否定しましたが、年齢から考えれば、おそらく限りなく可能性は低かったもの
の・・・戦争を行うということは、誰かが戦いに行き、犠牲になるということ、そして
当時の私と同じように愛する人の身を案じる人がいるということーそれが、どんなに
恐ろしいことかを私は実感しました。

そして、当時、私は、予定していた渡米を、自らの責任を考えるとき、キャンセルするしかなくなりました。

1991年、私立の第一志望だった大学の小論文試験で、始まったばかりの「湾岸戦争」についての新聞のコラムを読んで、「どうすれば人間は良心の衣を脱がずにすむか」というような内容の設問に・・・私は、「二度目の※原罪を犯さないためにも」という題名で、アダム・イブ・蛇の関係と国連(国際社会)、アメリカ、イラクの関係を結びつけ、人の信頼関係、信じる心を大切にし、責任を相手になすりつけてはいけないというようなことを書き綴りました。

その湾岸戦争開始から10年半ほど経ったころに、起こったのが9・11。湾岸戦争当時19歳の私が、29歳になっていました。

「議長、私は今日、沈んだ心で立ち上がります。9月11日が世界を変えました。大きな恐怖が私たちを今襲っています。それでも、私は軍事行動がアメリカ合衆国に対するさらなる国際テロリストたちの行動を防ぐことはないと確信しています。」 (訳 亀井好絵)

冒頭の英文は、アメリカのカリフォルニア州選出の下院議員バーバラ・リーによる、
9・11の後、大統領に報復戦争の全ての権限を与えるための決議に対する
審議中の議会演説の一部です。当時アメリカ以外の国の人々のほとんどが
同じように感じていたはずです。そして、彼女は、上下両院で唯1人、軍事
行動への議決案に反対票を投じます。その後しばらく、ボディーガードが
必要となるような生活を強いられても投じられた一票です。

このバーバラ・リーによる演説の一部は、高校2年生の教科書の「ジャネット・
ランキン」というアメリカ初の女性国会議員のお話の冒頭に出てくる一節
です。このジャネット・ランキンは ー 当時のバーバラ・リーのように ― 
唯一人、2つの世界大戦の参戦に反対票を投じたことでも有名な政治家です。



“As a woman, I can’t go to war, so I refuse to send anyone else.”
(女性だから、私は戦争に行くことはできない。だから、私は他の誰をも送ることを拒みます。(現在、アメリカ軍には女性兵士もいます)訳 亀井好絵)

と言ってランキンは、第二次世界大戦への参戦に反対します。この彼女の思慮が、国のリーダーにあれば、戦争など起こらないのに・・・と思います。「私は、実際の戦いにはいけないから、他の誰をも送らない」なんて大統領が言ってしまったら、「弱虫」扱いをされるのでしょうね。

でも、キリストは「右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出せ」と、そして、アラーは「慈悲」はめぐり巡ることを教えているはず。また、日本という国は、戦うための武器を持たない。ということは、どんな衝撃的なことが起ころうとも、右の頬を打たれたことは、参戦への理由にはならないはずで、憎しみと不信の連鎖はどこかで止めないと決して止まらない・・・と、10代の私は、湾岸戦争に反対し、20代の私は、アメリカの国民の気持ちを痛いほど理解しながら、アフガン戦争に反対しました。

それでも、私がアメリカを愛しているのは、この2人の女性による「反対」の
たった一票のような勇敢な行動が・・・アメリカの希望であり、偉大さだと思う
からです。

10年前の9月、私は、アメリカという国の人々の多くに冷静になり、
戦争の犠牲になるのは、ワールドトレードセンターで亡くなった人々と同じ、
力なき小さな人々であることに思いを馳せてほしいと強く願いました。

そして、同時に私自身、力なき小市民として、できることを精一杯する
ことを誓いました。2001年9月11日という日は、私から大切なものを
多く奪ったけれど、一番大切なものは私のもとに残り、また、多くのものに
気付かせてくれたように思います。

私も、バーバラ・リーやジャネット・ランキンのように強い意志を持った優しい女性である努力をこれからも続けたいと思っています。

あれから10年目の記念日に寄せて・・・

2011年9月11日

(Y.K)
※ 原罪:キリスト教で、人類が最初に犯した罪。アダムとイブが禁断の木の実を口にし、神の命令に背いた罪。アダムの子孫である人類はこの罪を負うとされる。(大辞泉)
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by terakoya21 | 2011-10-04 14:54 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞75号 亀井のコーナーより)

“Inside each and every one of us is our one true authentic swing.
Something that’s ours and ours alone.
Something that can’t be learned
Something that’s got to be remembered.”
by Bagger Vance


「私たち一人一人の中に唯一の本物のスイングがある
私たち自身のものであり、私たちだけのものが
教わることはできない、思い出さなければならないものが」
                   バガー・ヴァンス
(from the movie “The Legend of Bagger Vance” on road in 2000 in US, 2001 in Japan)

私の大好きなマット・デイモンがこれまた大好きなウィル・スミスと共演している映画「バガーヴァンスの伝説」の中のセリフです。

ゴルフをテーマにした映画の中なので「Swing(スイング)」を使っていますが、このスイングが意味する   ところは、「生まれもった何か」であり、ウィル・スミスはそれが「幸せ」や「幸せに通ずるもの」だとインタビューで言っています。そうです。「私たちの幸せは、私たちの中にあり、それに気がつき、思い出さなければならない」という意味の台詞です。

始まりは、大恐慌前夜の1928年、場所はアメリカ南部ジョージア州、サヴァンナ。天才ゴルファーで地元のヒーローだったラナルフ・ジュナは、第一次世界大戦に出征・・・その経験が元で、恋人も捨て、世捨て人のように荒れた生活を送っていた。

その中で、不況が全米に襲い掛かっていく。

恋人のアデールは、ジュナに捨てられたばかりか、大富豪だった父親は負債のために自殺・・・それでも、女性は強い!(のか、男性が弱いのか?(~_~;))父親の残してくれたものを守ろうとゴルフコースでエキシビション・マッチを企画・・・世界ゴルフ殿堂の実在のゴルファーでもある・・・ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーゲンによるマッチを考えて、2人に参加を受諾してもらう。地元の名士たちが、「地元の選手」も出場することを要望したために、ジュナに白羽の矢がたつことになっていく・・・。
と、ゴルフを再び始めたジュナが、キャディーを買って出たバガー・ヴァンスや幼いけれど熱烈なジュナのファンであるハーディーとともに、ゴルフコースを回りながら、自分を取り戻していくこのお話・・・ロバート・レッドフォード 監督らしく、映像の中の自然がとても綺麗です。そして、マット・デイモンだけでなく全ての登場男性の色っぽさと、シャーリズ・セロンの美しさも必見です。

 が、私が一番好きなのは・・・ハーディーに「大人になれ」とハッパをかけるジュナの台詞。大恐慌になっても「プライド」を重視して、多くの大人が甘んじて失業している中、恐慌の前はお店を構えて、従業員も雇っていた父親が、プライドを捨て掃除夫に成り下がっていることが恥ずかしいと 思っているハーディーの愚痴に・・・ジュナが厳しい口調で告げます。

“Your daddy is out sweeping streets because he took every last dime he had, and used it to pay up every man and woman he owed and every business who worked for him, instead of declaring bankruptcy like everyone else in town, including your best friend Wilbur Charles' dad, Raymond, which is why he's able to sit around all day long on his dignity! You're daddy stared adversity in the eye, Hardy. And he beat it back with a broom.”

「君の父親は、破産を宣言し、そのおかげで今働かないというプライドを誇示している人々とちがって、自分の店のために働いてくれていた従業員や取引先、皆に支払いをしたから、今、通りを掃いているんだ。彼は、しっかりと「苦境」を見据え、「ほうき」をもって戦っているんだよ。」と・・・。

今の日本にもこのように子どもたちに語りかけてくれるヒーローが地元に、そして、身近にいてくれたら・・・と思いながら、5回目の視聴を終えました。
          
(Y.K)
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by terakoya21 | 2011-07-08 15:00 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞72号 亀井先生のコーナーより)

3月は6周年特別記念号、そして年度末、卒業の季節ということで、いくつか私の好きな言葉を紹介します。まずは、寺子屋設立当初・・・というより私の座右の銘とも言うべき・・・モットーです。

“Think globally, act locally.”
「世界規模で考え、足元から始める」

私は、いつからか、このモットーの下で活動を続けています。友人の中には、海外を飛び回り、いろいろなことを世界でしているけれど・・・私には、とにかく、ここ日本が・・・この松阪が・・・発想と活動の原点・・・けれど、広い視野を持って、世界へと向かう・・・・そんな思いをずっと持ち、温めながら生活しています。

そして、躓きそうになったとき、思い出すのが・・・
“Heaven helps those who help themselves.”
「天は、自らを助くる者を助く」

神様は、自ら努力をしている人を助ける。正直者が馬鹿を見るような世の中になりつつあるものの・・・努力すると、その分は必ず自分の下に戻ってくる・・・。今40歳を目前(と言っても年末ですが(~_~;))にして、本当に、努力は報われると感じることが多くあります。「自らを助ける人」とは・・・自ら努力する人で、自分に甘い人ではありません。

そして、最近出会った本「超訳 ニーチェの言葉」(フリードリヒ・ニーチェ 白取春彦編訳)より

「自分の行為は世界に響いている」

自分のどんな行為も、他の行為や考え、決断などの誘因になっている、もしくは、大きな影響を与えている。その行為がまったく何にも影響を及ぼしていないことはない。

自分の行為によっていったん起きた事柄は、いつもなんらかの仕方で次に起きる事柄としっかりと結びついているのだ。遠い過去の昔の人々の行為でさえ、現在の事柄と強く弱く関連している。

すべての行為や運動は不死なのだ。そして、どんな人間のどんな小さな行為も不死だと言えるのだ。つまり、実は私たちは、永遠に行き続けているのだ。

『人間的な、あまりに人間的な」
忘れがちだけれど、覚えていたい。自分の行為が他の人に与える影響を・・・。小さくても大きくても必ずやあることを。3月6日に寺子屋の12年目が始まりました。しっかり気持ちを引き締めて、12年目に臨みたいと思っています。

(Y.K)
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by terakoya21 | 2011-05-06 13:58 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞70号 亀井先生のコーナーより)

The more I learn the more I realize I don't know. The more I realize I don't know the more I want to learn.
(by Albert Einstein 英語のことわざ・名言・格言よりwww7b.biglobe.co.jp/~maihobby/english/index.html)

学べば学ぶほど、自分が知らないことにますます気がつく。知らないと気がつけばつくほど、より学びたくなる。
(byアルバート・アインシュタイン 英語のことわざ・名言・格言より)

昨年末、友人との旅行でも話題になったのですが、このところ、「知らないということはなんと無防備で幸せなんだろう」と思うことが多くあります。子どもが大胆であるのも、世の中のいろいろなことをまだ未経験であるからで・・・大人になっても、「知らない」なら、考えなくてもいい、不安や悩みは多くあると思います。

私は、それでも、多くを知りたいと思います。分からないことは分かるようになりたい。知らないことは、知りたいと思う。・・・その気持ちを表した言葉をアインシュタインが発している・・・ということが私にはとても嬉しく感じられました。皆さんはいかがですか?

(Y.K)
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by terakoya21 | 2011-02-22 15:59 | Sideline

On the Sideline (てらこや新聞68号 亀井先生のコーナーより)

“That’s my life and I deal with it.”
“All you see is every negative thing ten miles down the road.”
“You are bound by nothing.”
“What do you want to do?”
(all lines are in the movie “GOOD Will Hunting” on road in 1997 in US, 1998 in Japan)

私の大好きな映画「グッド・ウィル・ハンティング」の中のお気に入りのセリフたちです。

“All you see is every negative thing ten miles down the road.”
映画の中で、精神分析医のショーンが主人公のウィルに言う言葉です。・・・「あなたは否定的なことばかりしか見えていない。」とでも訳すのでしょうか。直訳すると「あなたが見ているものは、10マイル離れたところの否定的なものだ」となり、英語独特のten miles down the roadという表現が私は好きですが、それよりも、このところ・・・この言葉をそのまま 使ってやりたいと思う人に、出会うことが多くあり・・・印象的です。

そして、まるで自分が一番不幸で、正しいと言わんばかりの人には、ウィルの恋人スカイラーのセリフ・・・
“That’s my life and I deal with it.”を言いたいと思います。

天才的な数学的頭脳を持って生まれたけれど、心に傷を持ち、心を開くことの苦手な20歳の青年ウィル・ハンティングは、自分の生い立ちを引きずり、天才的頭脳をもてあましています。そして、自分とは正反対の生い立ちを持つように見えるお金持ちのスカイラーとお互いほとんど一目ぼれで恋に落ちるのに、彼女を「愛している」ということが不安で彼女を傷つけてしまう・・・

そんな彼に彼女は言います。
「私が13歳のとき、父が亡くなり、私は遺産を相続した。」

「毎朝、目覚めたとき、父とあと1日だけ余分に一緒に過ごすことが できるなら、すぐにでもお金を返したいと思う。けれどそれはできない。」

“That’s my life and I deal with it!”
「それが私の運命で、私はそれを受け止めている。」

それでも、ウィルはスカイラーと別れる決心をする。なのに、自分の進路が決められないウィルにショーンが・・・。

“You are bound by nothing.”
「あなたは何にも縛られてはいない。」
だから、
“What do you want to do?”
「何がしたいのですか?」と尋ねる。

ウィルは、物事をよくわかる人並み外れた能力を持っているのに、批判、文句ばかり言い、自分が次なる一歩を踏み出すための自信も、言葉も見つけられない。

今の日本に、そんな人多いと思いませんか。・・・気のせいかしら?!?

そんなウィルに「そんな簡単な質問に答えられないような君と過ごす時間は僕にはない。」と言い、追い出すショーン・・・。すでに信頼関係が成り立っていることを 確信していたのだと思います。


この映画は、ともすれば、同情や、「こんなに大変な人もいるんだ(だから、自分は頑張らなければ)」というような発想で、薄幸の主人公を描くことの多い日本の作品に比べ、同情ではなく、ウィルを受け入れ、伝えるべきことを伝える人々を描く本物の愛情を描いた心に響く作品です。ウィルに拒否をされても、ただ「I love you.」と伝えるスカイラーも、寂しくてもウィルが自分たちの世界から飛び立って、自分の能力を生かせる世界へと向かうことを願う幼馴染のチャッキーも・・・厳しい愛情に満ち溢れています。

soul mate(ソウルメート/心の友): あなたを刺激し、心の目を開かせ、新しい世界へと旅立たせてくれる人物を言います。あなたには、そんな人がいますか。

そして、 “What do you want to do?” 「あなたは何がしたいのですか。」というシンプルな質問に答えられますか。

周囲を見て、何か問題を見つけたら、否定的な批評ばかりをしていませんか。そんなとき、「だから、自分は何がしたいのか」、「そして自分は何ができるのか」を考える人が増えれば、世の中って良くなっていくものだと思います。

そして、幸せそうに見える人々も、人間なら必ず、何か悩みや問題を抱えている・・・もしくはそれらを乗り越えて今があるのです。他人を批判する前に、どうして今の状況があるのかを冷静に考えてみませんか。そして、自分のできることを・・・考えて、実行してみませんか。

“You are bound by nothing!”

ちなみに、この映画は脚本を私の大好きな俳優であるマット・デイモンと彼の親友でもある俳優ベン・アフレックが手がけ、アカデミー賞で、脚本賞を2人が、ショーン役のロビン・ウィリアムズが最優秀助演男優賞をとった作品です。よろしければ・・・ご覧あそばせ☆彡

(Y.K)
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by terakoya21 | 2010-12-09 18:28 | Sideline

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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