てらこや日誌
2008年 02月 02日
・・・先月センター入試があり、もうとっくに受験シーズンだ!と言われたら、そうですが、今年度の寺子屋の大学受験生は、推薦で昨年中にさっさと進路を決めたため・・・
1人鈴鹿高専に推薦で早々と合格し、進路を決めていますが、昨日の三重高校入試を皮切りに・・・ようやく受験シーズンに突入した感じです。
しかし・・・このところ高校受験の様子を見ていて思うことがあります。
私自身は、中高一貫の私立に行っていて・・・高校受験をした経験がないのですが・・・
現在の中学校の3年生の2学期の終わりから3学期が、まるで高校入試のための予備校の授業と化しているように思うのです。
そして・・・高校に入学してからの3年間を想像することなしに・・・入れる学校を選ぶ・・・風潮が皆にあることに危機感を覚えます。
私たちの時代は、大学受験がそうだったように思います。入学が目的で、入ってから目標を失い、遊び呆ける・・・
その状態がいま、中学校から高校への時期にあるのです。それは、決して良い兆候ではないと思います。
公立中学のその状態を考えると・・・「中学校から私立に」と考える保護者の方々の・・・気持ちがわかる気がします。
中学校は義務教育ですが、高校は違います。高校入試のために学年末試験を前倒しにし、成績を出す。そして、高校入試が済んだ生徒たちは羽目をはずし始める・・・
なんだか不思議な気がするのは・・・私だけでしょうか。
「卒業見込み」で次の進路を決めてしまう・・・
日本の教育の慣習・・・納得がいかないのは、私がアメリカナイズされているからでしょうか。
入試は、1つの通過点です。ゴールではないはずです。
(>_<)
(Y.K)