まえがき (てらこや新聞30号 竹川のコーナーより)
2007年 09月 21日
名月を とってくれろと 泣く子かな
小林一茶の一句ですね。
中秋の名月とは秋の真ん中に出る満月のことで、現在用いられている新暦では9月7日から10月8日の間に訪れる満月をいうそうです。(日本文化いろは事典 http://iroha-japan.net/ より) また、秋分の日を境にだんだんと夜が長くなっていきます。
普段、月と言えば… 寺子屋からの帰り道、車窓から眺めることが時折あるくらいですが、それでも時々、はっとするくらいきれいなお月様を見ることがあります。
地球温暖化の影響なのか、近年、秋が短いと言われます。今年の秋はどうでしょうか。
私は季節の中で秋が一番好きです。移ろう季節を感じられるのが秋の楽しみでもあります。また季節を表す美しい日本の言葉も大切にしたい。月を眺めて、あなたは何を思いますか。
(K.T.)