てらこや日誌
2017年 06月 04日
昨日、中学1年生の女の子が
「私、かえるとお話しできるの」と言い出したことで
そばにいた同級生と高校3年生がびっくりして口々に話をし始めました。
そして、彼女の説明を聞き、いろいろと質問をした後
高校3年生の1人が
「最近の中学生は怖い・・・」というようなことを言い出したので
「私に言わせれば、今どきの高校生もエイリアンだから。変わらない。あなたたちが中学生の頃にも高校生たちは『今の中学生は…』と言っていたしね。」と伝えると
笑っていましたが・・・
私は、結構「かえるとお話できた」というようなエピソード信じています。
一般的な基準の中での「真偽」はわからないけれど
少なくとも彼女の中では「真実」であることを信じています。
私もいくつかそういう経験があるから(笑)
どんな道を通ったって、きっとほとんどの人が
「20歳を過ぎればただの人」だという経験をしているから
子どもたちが子どもであった、もしくは子どもである証拠として
大切にしたいと思うのです。
今、子どもたちが、「大人になること」や「大人であること」を急かされます。
子どもであること を きちんと じっくりと経験することは
これからの彼ら、彼女らの人生でとっても大切なことなのに・・・。
子どもたちの権利がいつしか子どもたちの義務となり、それが
大人の責任放棄のような状態になっているように感じることが増えています。
私は、親になれなかったから・・・
誰かの子どもであるまま「大人」になる特権を与えらた者として
子どもたちとゆっくりと大人になるためのお話ができたらいいな と思っています。
What I know for sure is that what you give comes back to you.
確かなことは、自分が与えたものは自分に戻ってくるということ。
オプラ・ウィンフリーの言葉です。
忘れないでいたい言葉です。
皆さん、良い日曜日を!!!
(Y.K)