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てらこや日誌

February 8, 2016

おはようございます。

わけあって、早起きをしました。
私は、一度起きると一仕事終えないと2度寝のできない人なので
ちょっとだけ仕事をしてから、出勤前に少し寝たいと思います(^^)/


060.gifNo one learns as much about a subject as one who is forced to teach it.


教えることほど 何かについて多くを学ぶ方法はない。060.gif


経営学者ピーター・ドラッカーのことばです。


父が、しつこく言っていた"Teaching is learning."
実感することしきりです。

寺子屋では、お互いに学び合うことも大切にしています。

ちょっと年上の人に教えてもらった経験は、
自分も人に教えることを自然にして、物事の理解を深める―


11歳、6歳、4歳、2歳上の兄や姉がいる私は
日常生活で、自然にそれが行われている家庭で育ちました。

また、私は、いい意味でも、悪い意味でも
人のおせっかいを焼くことが当たり前―ということも身に着けたように思います。

てらこや日誌_c0115560_06553037.jpg

けれど、今は、少子化で兄弟姉妹も少なく
子どもたちのプライドに大人たちが過度の配慮をする傾向があり
子どもたちが、人と教えあいながら、学ぶことは、なかなか難しいようです。

教えあい、学び合うことが減り
子どもたちの教えあうは、答えを教えるということになっていたり・・・(>_<)


相手の意図が読めなかったり
すぐに、あきらめたり
説明した、次の瞬間、「学校では習っていない」と言い出したり・・・
(習っていないことは自信を持って言うけれど
習ったことは覚えていないことが多いという現象―
習ったことを覚えていないのに、習っていないことはどうやってわかるのだろうか
と不思議に思うことしきりです(笑))

学ぶことの大半は、「教わる姿勢」で決まることを―
学ぶ機会が減っているようです。

寺子屋では、ときどきお顔を見せてくれる卒業生が、
自習中の生徒たちに飛び入りで教えてくれたり
物理で困っている生徒がいると大学生に声をかけると
時間を作ってくれたり・・・

そんなことが、よくあるので

現塾生同士も、交流をして
少し声をかけると、ちょっと年下の後輩の宿題を見てあげたり
「教えて」と声をかけてたり・・・

することが再び増えています。

創設最初の頃は、そういう時間をわざわざ設けたりしていましたが
最近は、自然発生的(笑)

見ていてうれしくなります。

今年、大学院を卒業する予定の卒業生君が、
大学に入ってしばらくして、力説していたことを思い出します。

060.gif若い間に、人に教える経験をすることは大切だと思う。
教えることによって、教えることの難しさを知ることは
教えてくれる人への感謝と
教える相手への思いやりを生み出すから060.gif


―来週、高校1年生君が、受験生の中学3年生に、理科を教えてくれることになりました。

宿題が多いことで有名な(?)私立校6年制に通う生徒が
苦手な分野があるけれど・・・と言いながらも
一緒に勉強することを快く、引き受けてくれた姿に

昨日は、気分よく仕事を終えました。

英語の学習を通して、「学ぶ姿勢」を
身に着けてもらえる塾の環境づくり

これからも続けたいと思いを新たにする朝です。

本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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(Y.K)


by terakoya21 | 2017-02-08 07:02 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21