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てらこや日誌

June 16, 2016

The value of a man should be seen in what he gives and not in what he is able to receive.

人の価値は、その人が何を与えられるかにあり、何を手にすることができるかにあるのではない。



アインシュタインの言葉です。

昨日は、数学や物理にわからないことがある・・・と
言っていた高校1年生の英語の授業を今日に振り替えて
理学部物理専攻の大学4年生の卒業生にお願いして
少し、物理を見てもらうことにしました。

大学4年生君が
快く引き受けてくれて、優しく教えている様子や・・・
また、高校1年生のほうも、
いろいろほかの勉強のことも聞いたりしている様子を見ながら

本当に、我が教え子たちながら、誇らしいと感じ
ますます愛おしく思いました。

その後、卒業生君とは少し話をしましたが・・・

寺子屋に通っていたころ、
しっかり受け取る姿勢を持っていた彼は、やはり
今や、きちんと自分の受け取ったものを
ほかの人に与える準備をきちんと整えて
次の世代に向かえているのだな・・・と感心

そして、見習いたいと思いました。
日ごろの反省も込めて・・・

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そして、卒業生の話の中にありましたが

大人が無意識のうちに、子どもたちをはめ込んでしまっている「枠」

取り払うためにはどうすればいいのか・・・と悩むことが多くあります。

僕は「できない」から
あの子は「できる」から の 主張は時として

今通っている学校の名前や
そこでの成績や点数に縛られていることが多いのですが

本当にそうでしょうか。

私は、進学校という学校に行ったことがありません。
(母校の先生に叱られるかもしれませんが・・・)
でも、それなりの大学には行っています。

けれど、世間知らずです。

それでも、社会でそれなりにやっていっています。
友だちも、世界中にたくさんいる方だと思います。

それは・・・周囲の大人が、「勉強をする」ことは当たり前のことで
それができるということは、ただそれだけのことであることを
私の鼻が伸びる前に、厳しく、でも優しく知らせてくれていたからのような気がします。

昨日、卒業生がしたというスピーチの内容を聞いて

『何かをしたい者は手段を見つけ、
何もしたくない者は言い訳を見つける』

というアラビアのことわざを思い出しました。

子どもたちの「言い訳」が大人から伝授されている言い訳であることが
このところ気になります。

もちろん、誰にでも限界があります。
できないことがあることを知ることや、あきらめも肝心です。

でも、する前から自分の今いる環境を言い訳にするのは

「したくない」心の現れであること・・・

改めて、子どもたちに伝える努力を続けたいと思う朝です。

本日もどうぞよろしくお願いいたします。



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060.gif夏期講習 中学1年生対象 英語講座 

040.gif松阪市立中学1年生対象講座は、昨日が申込み締切でしたが
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072.gif小学生対象正規講座、TOEIC講座についても、お問い合わせください。

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ご紹介での入学を随時受入れさせていただいていますが、
木曜日はご希望を受けられない状態です。(夏期講習からの8月入学の中学1年生は除く)

*小学生クラスは、金曜日17時以降は、飽和状態で、ご希望を受けられない場合がございます。

ご了承ください。


(Y.K)
by terakoya21 | 2016-06-16 10:33 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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