てらこや日誌
2016年 04月 02日
昨日、寺子屋の新学期が始まりました。
それと同時に教室の注意書きが新しくなりました(^^)/
寺子屋かめいは、「英語教室」です!
と何度も宣言しなければならないのは、ちょっとどうなの?とは思うのですが
「英語を学ぶこと」は「外国語を学ぶこと」です。
言葉は文化を運びます。
そして、文化には、立ち居振る舞い、相手との距離の取り方
生活におけるいろいろなことを含みます。
それは、同じ国、同じ言葉を話している人々の間でも変わります。
学校は、その文化を学び、社会で自立していくために行く場所です。
だから、子どもがいない私のような人が払った税金も使われているわけです(笑)。
そんな基本的なことを、今、私たちの社会は忘れているな・・・と思うことがあります。
そして、びっくりするような行動をとる生徒たちがいます。
今、注意されなければ、あとあと彼らが困ることです。
学習態度・学習姿勢は
子どもたちの学力に影響を与えます。
学力は、勉強ができるできない、成績が良いかわるいかだけで判断するものではありません。
そして、いつか・・・
成績が良かったことや勉強ができたことなど過去の栄光となります。
「学力」とは、与えられたことを適切に処理できることだけではなく、
今ここでしていいことと悪いことが自分で理解できること
自分が、今できること、すべきことを自分で判断できることを含みます。
そして、その判断基準や理解の水準には、子どものころできたかどうかではなく
言われたことがあるかどうか・・・
知っているかどうかが大きく影響するはずです。
若い時に言われていないことを大人になってから修正することは難しいものです。
寺子屋では・・・子どもたちに、しっかりと社会で自立をして
その上で、英語を彼らの選択肢を広げるために使ってほしいと願っています。
When you have to make a choice and don't make it, that is in itself a choice.アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームスの言葉です。
あなたが選択をしなければならないときに何も選ばないとすれば、それ自体があなたの選択となる。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
(Y.K)