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あとがき (てらこや新聞127号より)

10周年記念号が発行されてから、後手後手の状態で進んでいる「てらこや新聞」の編集と発行ですが、連載の執筆者の皆さんの原稿が号令となり、なんとか発行にこぎつけています。連載の皆さん、いつも お忙しいなか原稿をありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

10月11日に、「寺子屋かめい」15周年のお祝いの食事会を、卒業生や教え子たちと行いました。私の24年前の教え子から、今年の春、大学生になった生徒までの総勢20名の宴会となりました。

袖振りあうも多生の縁

同じ塾で 学んだとか、同じ先生に英語を習ったというだけの縁で集まった人たちが、楽しく談笑する姿に、自分の15年 以上にわたる仕事に対する特上のご褒美をもらったように 感じました。

その後、目の前にいる在塾生の数年後の姿を想像してみました。

15年以上が経ち、当時より、子どもたちが 「言葉」を失っています。また、想像力と興味を著しく失っていると感じることがあります。

もちろん、これは、若者や子どもたちに限ったことではありません。大人が、「言葉」を忘れ、目の前のことしか気を配らず、少し先のことを想像してみる努力を怠っている姿を日常的に 見ている子どもたちが、言葉を失い、想像力や興味を失くすのは仕方のないことなのかもしれません。

教育は、百年の計です。

今、うまくいっていないように見えることも、今、努力を重ねておけば、気がつけば、いつのまにか、形になっていたり、何かの結果を残してくれているということがたくさんあります。今、目の前ばかりにとらわれると、長期目標や全体の青写真を見失います。

今回の食事会は、改めて、教育と、自分たちの足元から努力を続けることの大切さを改めて感じ、また、気を引き締めるひとときとなりました。

参加してくれた皆さんに感謝致します。

次は20周年・・・という声からあと30年、40年・・・などのお声をいただきました。

まずは、16年目が無事終わり、次につなげていけるように精進したいと思っております。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(Y.K)
by terakoya21 | 2015-11-11 13:30 | あとがき

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


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