てらこや日誌
2014年 11月 30日
昨日、私立高校生たちが、口をそろえて、
今年の中学1年生との間に感じる「ジェネレーション・ギャップ」やら、
いわゆる「ゆとり世代」の人たちについて、訴えていたのですが・・・
私にとっては、彼らにも大いに「ジェネレーション・ギャップ」を感じ、
また、彼女たちの訴える「ゆとり世代」がどの世代に当たるにしても、
私たちにしてみれば、彼女たちも十分「ゆとり世代」にみえるので、思わず笑ってしまったのですが・・・
その感覚がいつの時代にもある感覚だとすると・・・
私は、少し、立ち止まって考えてみてほしいので、
少し、話を聞き、また思うことを話しました。
私は、こういう話を聞くと・・・やはり、子どもたちでも、高校生くらいになったら
言うことを聞かない後輩たちは、数年前の私たちかもしれない
ならば、自分が後輩だったとき、先輩たちには何と言われたのか・・・
そして、なぜ今、その状況が「おかしい」と感じるようになったのか・・・を・・・
考えてみてほしいと思っています
(我が家の庭の、終わりつつある『秋』です)
昨日も書きましたが、寺子屋は、今年14年目です。14年目も残すところ、あと3か月と1週間ほどです・・・(^_^;)
谷さんが、寺子屋創設年の最初の卒業生ですので、私たちは1期生と呼んでいますが・・・
彼女の時代から、私は、そんなことを言い続けているようです。(^_^;)
今は高校生と中学生、もしくは小学生、
大学生と中学生、高校生という違う段階の学校に通うから、
自分たちにはあまりかかわりのない人たちにみえるのに、
自分たちの生活の平穏を乱される気がして・・・
腹も立つんだし、呆れるけれど・・・
社会に出て、自分たちがものを覚えたころ、
新入社員として入ってくるのが彼ら、彼女らだとすると、
今、「言うことを聞いてくれない」
と腹を立て、呆れて、見放すだけで良いだろうか。
そして、今の自分たちがあるのは、先人たち・・・
身近な先輩たちや先生、親御さんたちが
口を酸っぱくして、
もしくは、優しく、繰り返し大切なことを教えてくれてきたからではないか・・・
そう考えれば・・・
今、「言ってもダメ」でも、あきらめないこと
そして、「叱ってダメ」なら、優しく問いかけてみてはどうだろうか
あなたたちが、自分のいらだちをぶつけるためや
自分の好き嫌いだけを教えつけるために言っているのではなくて、
その子のため、また人に迷惑をかけてはいけないと
伝えようとしているのなら
いつか、必ず彼女らも気が付いてくれるはず
そう思って続けてほしい・・・
もちろん、自分が疲れてしまったり、傷ついたときには、少し引いてみてかまわないし・・・
そんなに簡単なことではないけれど・・・
一人ひとりの力は小さくても、繰り返されること
続けられることで、大きな力になる―
そんなことに気が付いてくれたら・・・と願います
私が、中学高校で、繰り返し教えられ、心に留めていることは、
おそらく、父が再三言っていた
「情けは人のためならず」に通じていく・・・
「自分たちの行動が―善行も悪行も―
池に石を投げいれたときの波紋のように広がっていくということを忘れないこと」
今の世の中で、軽く使われがちな
「絆」という言葉ですが・・・
いつも一緒にいることや時間や空間を共有することだけで自然とそこにあるものではありません。
そして、絆は・・・良いことばかりでつながっていることではないと思うのです。
いずれにしろ、我が生徒たちが、人に迷惑をかける現状に気付き、何とかしたい!と思ってくれることは、嬉しい限り・・・私もできることから1つずつ頑張っていこうという気持ちをまたもらった気がします。
そして、またそんな憤りを語ってくれるのもうれしいものです。(*^_^*)
さて、今週も大変忙しくなりそうな1週間の始まりです。
夕方まで、先週できなかったこと&今週の準備に励む日曜日となりそうです。(^_^;)
みなさんは、良い日曜日を!!!
<体験講座>
現小学1年生クラス
現小学2、3年生クラス
現小学4年生クラス
現小学5年生クラス
冬期講習も ご案内中です(*^_^*)
中学3年生 受験対策英語講座
中学2年生英語講座
中学1年生対象 英語講座
小学6年生対象英語講座
(Y.K)