てらこや日誌
2014年 06月 06日
Slow and/but steady wins the race!
「ゆっくり、着実に」が勝負に勝つ!=急がば回れ!
という意味のことわざです(#^.^#)
寺子屋かめいの方針でもあります。
「単語ってどうやったら覚えられますか?」
という質問に、私は次のように答えます。
①何度も発音しながら書く
という人もいれば・・・
②ひたすらごろ合わせを考える
という人もいるだろうし・・・
③私は、見たら覚えられる
という人もいる。
自分にどれが合っているかを自分でどれもにトライしてみるしかない・・・と。
その上、おそらく、素直にそれだけをしていては覚えられません。
実際には・・・
何度も発音しながら、書き、その中でゴロ合わせをしたり、ローマ字読みをしたりして、気が付いた点を心にメモをする・・・
そして、②の方法をとる人も、ひたすらごろ合わせをしながら、何度も書いたり、読み上げたりするかもしれないし・・・
また、私は見たら覚えられるけれど…1回、2回は書き、書いた時の感触や単語の長さ、文字の幅などを確認します。
・・・というように、誰もが・・・その自分の「方法」に一工夫を加えているのです。
いろいろな勉強方法の提案をし、生徒たちの選択肢を増やすのが私たちの仕事です。
アドバイスはできますが、生かすのは生徒たちです。
それを自分で生かそうと思えるか、思えないかが、カギとなります。
それは、勉強に限らず、何にしてもそうだと思います。
授業中、彼、または彼女が間違った問題や、解きあぐねている問題の答えを導きだすために、同じような例題をだし、これと同じように考えてみよう!
と説明していても、ときどき聞いていなかったり、その遠回りがイヤで、当てずっぽうに次から次へと答えらしきものを言い続けたり、例題の方の文章に、今解いている問題とは全く関係のないものを使おうとする生徒がいます。
先日も・・・
「いやいや、今、このお話は、今君が取り組んでいる問題を解決するための説明だから、それをヒントに解いてみよう」
と言う私の言葉に・・・
「そうなんですか?」という返事があり、がっくり。・・・
相手の意図を読む・・・それは思考回路を作っていくために大切なエクササイズです。
また、学習を「ゆっくり 着実に」が大切です。
また、「受験生は朝方に変えた方がいい」というよく言われるアドバイス・・・
そうしようとして、夜早く寝るようにはなったが…朝、起きられないことの方が多いという娘さんへのお母様のご心配の嘆き・・・
「朝方は向いていないけれど、夜は少し早めに寝るようにし、授業をしっかり聞くことから始める」
とか
「夜は自分の決めた時間分、自分の課題をし、朝、どうしても起きなくては学校で困るような宿題をする」
ようにして朝起きるという強い意志をまずつけるとか・・・
工夫はいろいろあります。
おうちの方も、できないことを叱るのではなく、工夫の仕方を一緒に考えてみて下さい。
そして、寺子屋では・・・授業のきき方、また、授業態度から少し考えてもらうための環境を改めて考えてみようと思っています。
そのために備品を増やそうかと画策中・・・まだまだ試行錯誤です(*^_^*)
そして、その試行錯誤には、おうちの方のご協力が要です。
今までのご理解に感謝するとともに、これからもご協力をお願いしたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そして、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、寺子屋のロビーでおなじみの「あいえちゃん」の新しい5冊です(*^_^*)ロビーにありますので、どうぞご自由にお読み下さい。作文のアドバイスをしろこくさんが書いてみえます(*^_^*) )
「夕刊三重」にもご案内を出させていただいていますが・・・
中学時代は英語もそこそこ、または結構できたのに・・・高校へ入学後、だんだんわからなくなってしまったり、さっぱりわからないという生徒さん
また、中学時代からあまり得意ではなかったけれど、高校に行き始めたら、マスマスわからなくなってしまったという生徒さん
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(Y.K)