4の日
2014年 06月 04日
2014年6月4日です。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
先月は休日を松阪で過ごす日の方が少なく、私にしては珍しいひと月でした。
5月25日には大阪へ出かけました。
その夜は京都在住の姉宅に泊めてもらい、26日に京都市内をぷらぷらとめぐってから松阪へと帰ってきました。
今回のメインイベントは「大阪でのライブに行く!」ことでしたが、
どちらかといえば、「どこへどのように行こうか」とあれこれ考える時間は
翌日の京都散策のほうが長かったように思います。
当初の計画では
午前:京都の伝統文化を紹介している施設を訪れ、その後、お香専門店でお線香の製造過程を見学
午後:学生時代に知り合ったパン屋さんを訪れ、その後、その周辺を観光
となっていました。
そのパン屋さんは京都駅からは少し離れた場所にあります。
ずっと行きたい気持ちはあるもののなかなか足を運べずにいたので、かなり楽しみにしていました。
しかし、出発の数日前にお店のHPを確認したところ、臨時休業のお知らせが……
残念ながら次回以降のお楽しみとなってしまい、姉も仕事の休みが取れなくなったため、
急遽、午後の計画を練り直すこととなりました。
それからは、じっくりとガイドブックを見直し「ここがいいかな」と挙げた場所の詳細を確かめては、
「月曜休み」の文字を見てがっかり……の繰り返し。
京都に限ったことではないのですが、美術館や資料館などは月曜日に閉まっていることが多いのです。
しかし、日本最大の観光地の一つである京都には、たくさんのお寺や神社があります。
基本的に神社仏閣には定休日がないので、なぜか今まで行く機会のなかった「三十三間堂」を訪れることにしました。
あいにくのお天気でしたが、時間はたっぷりあったので、
道中気になったお店へふらりと立ち寄ったりしながら、のんびりと目的地へ向かいました。
13時過ぎに着いた三十三間堂では、ずらりと整列した観音様に圧倒されました。
少し前を歩く修学旅行生のグループへ向けられたガイドにこっそり耳を傾け、
外国人旅行者たちの会話にも耳を澄ませながら(……全然、落ち着いて見ていない?!)、拝観しました。
また、以前に叔母が「上越だより」で取り上げていた「大的大会(江戸時代の通し矢にちなむ大会)」の場所に立ち、そこから見たお堂の端から端までの長さ(遠さ)に驚きました。
この二日間で訪れた場所は多くありませんでしたが、バスや電車でも移動でさえ、
実際に目に触れ、肌で感じることのおもしろさと大切さを思い出すことのできた旅でした。
大阪ドーム
三十三間堂
では、みなさんもよい一日を……
次回をお楽しみに!