てらこや日誌
2012年 06月 21日
今日(6月20日)の小学5年生の算数の授業で・・・
分数の計算をしました。
通分をして足し算をする問題なのですが・・・
なかなか通分が難しい様子(^_^;)
分数は、どんな子にとっても、たいてい
躓かなくても、少し困難を感じるところ…
けれど、多くは、繰り返し学習の減少により
数字の感覚が、鈍くなっていることが大きな原因のように感じます。
繰り返し学習が詰め込み学習とイコールのように考えられ
ドリルなどが減らされる期間が長く続きました。
その影響は、英語の単語を覚えたり、
構文を覚えたりという学習にも、感じられます。
今年からの指導要綱の変更で
少し変わるのかもしれないけれど・・・
小学高学年まで、それに慣らされた子どもたちには
急にカリキュラムを増やしたとて・・・
戸惑い、困るだけ・・・(-_-;)
ゆっくりと、おうちでも繰り返し対応していただけたらと思います。
たとえば、ピザやホールケーキを分けるとき、
分数が意識できるようにする・・・
何かを分けるとき・・・割り算を使う・・・
何かの計算をするとき、競争してみる
私は、3の倍数探しに奔走しました(*^_^*)
今でも、車を走らせながら、前の車のナンバープレートの番号が
3の倍数だと少し、今日はいいことがあるのではないかと
嬉しくなります。
数字に慣れること
繰り返し、何かに触れること
子どもたちが勉強にも生かせるきっかけ作りはご家庭でも
始められます。
勉強と普段の生活の知恵を切り離しすぎているのも、
現代の子どもたちの学力低下の一因だと私は思います。
是非、みなさん、ご協力をお願いします。
(Y.K)